- Fiamma 系列・第 3 世代(初代 2014 / Fiamma2 2016/10 / Tri:Fiamma 2021/4)
- PAN 系 50t 超高弾性カーボン全長使用+ 先端 70t クロスバイアスシート
- 40 / 50 / 60 / 70g 帯 + FW 65 の DR/FW 兼用シャフト設計
Basileus Tri:Fiamma は、2014 年発売の初代 Basileus Fiamma、2016 年 10 月発売の Basileus Fiamma2 に続く第 3 世代モデル。製品名の「Tri」は社名の TRIαS(トライファス)、第 3 世代の TRI<3>、挑戦の TRY<TRY> という 3 つの意味を込めたもので、初代 Fiamma 開発から約 10 年経過した節目に登場したフラッグシップとして公式が紹介している。バシレウス独自の AB マップでは「A」分類(つかまり寄り・走り系)に位置付けられ、Tri 世代の中ではテンポ早めのアスリート向けキャラクターを担う。
主材を PAN 系 50t 超高弾性カーボンに切り替え、全長で使用。これにより前世代(80t/40t を全長フルバイアス)に対し、低トルクと心地良いしなり感の両立を実現したと公式が説明している。さらに先端には上位ライン採用の 70t クロスバイアスシートを配置し、インパクト直前の余分なトルクを抑えて方向性を高める設計。中間〜手元の剛性を上げて挙動を安定させ、先〜先中部を強く走らせる弾き系プロファイルでありながら、ハードヒッターのテンポでも左方向へのミスが出にくい構造になっている。
40 / 50 / 60 / 70g 帯の DR/FW 兼用レンジに、FW 専用の FW 65 を加えた構成。フレックスは 40 が R2/R/S、50 が R/S/X、60 が S/X、70 が S/X、FW 65 が S/X。kick_point は中間〜先中域で、重量帯が上がるほど先端剛性も上がる構成のため、軽量帯ではスインガー・テンポゆったり層、重量帯が上がるほど叩きにいける層に向くキャラクターになる。公式販売価格はドライバー用シャフト単体で税込 60,500 円。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Basileus Tri:Fiamma 40 | 40g 帯 | R2 / R / S | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Tri:Fiamma 50 | 50g 帯 | R / S / X | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Tri:Fiamma 60 | 60g 帯 | S / X | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Tri:Fiamma 70 | 70g 帯 | S / X | ドライバー | 中 |
| Basileus Tri:Fiamma FW 65 | 65g 帯 | S / X | FW(FW 専用) | 中 |
40〜70 のドライバー用は同設計シャフトを DR/FW 兼用として使い回せる構造で、組付け時のティップカット量で番手を作り分ける運用。FW 65 のみ FW 用に最適化された別系シャフトとして並走している。カラーリングはシリーズ共通でシルバー基調。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | — | — | — | — |
| S | — | — | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | — | — | — |
| X | — | — | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | — | — | — |
| X | — | — | — | — |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | — | — | — |
| X | — | — | — | — |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Tri:Fiamma 40 | 高 | ◎ | マイルド | 軽快 | ◎ | HS 38〜43m/s 帯のスインガー / シニア層に |
| Tri:Fiamma 50 | 中-高 | ○ | シャープ | しっとり | ○ | HS 42〜46m/s 帯のスタンダード |
| Tri:Fiamma 60 | 中 | ○ | シャープ | しっかり | ○ | HS 45m/s 前後のシリーズ中核 |
| Tri:Fiamma 70 | 中-低 | △ | タイト | しっかり | ○ | HS 50m/s 級のハードヒッター用 |
| Tri:Fiamma FW 65 | 中 | ○ | シャープ | しっかり | ○ | ドライバー 60g 帯と組ませる FW 専用 |
シリーズ全体で 「中間〜手元剛性 + 先〜先中部の走り」という Fiamma 系列共通のキャラを継承しつつ、第 3 世代では PAN 系 50t 主材化により低トルクと心地良いしなりのバランスを引き上げている。重量帯が上がるほど先端剛性が増してつかまりは控えめに、しなり戻りはタイト寄りに変化する構成で、Tri:Spada のようなティップ高剛性の「叩き系」とは住み分けたつかまり・走り系プロファイルになっている。
HS 38〜43m/s 帯のスインガー・テンポゆったりの中級者には Tri:Fiamma 40(特に 40-R2 / 40-R)が扱いやすい。Fiamma 系列で初の本格 40g 帯モデルで、軽量化しながら 70t クロスバイアスシートの恩恵を残し、低トルクのまま球を持ち上げやすい設計。同じ 40 シャフトを FW にも転用できるため、ドライバーと FW で番手間の流れを揃えやすい点も魅力と専門店レビューで紹介されている。
HS 42〜46m/s 帯のスタンダードな中〜上級者には Tri:Fiamma 50。50R / 50S / 50X の 3 段でフレックスを刻めるため、入力強度に合わせた合わせ込みがしやすい。「中間〜手元の剛性で挙動を安定させつつ、先〜先中の走り感でつかまえる」キャラクターが、現代の高慣性モーメント系ドライバーヘッドと相性良好だとフィッター発信のレビューで紹介されている。
HS 45m/s 前後の中堅機としてシリーズ中核を担うのが Tri:Fiamma 60。C/B 値 0.66(60/S)と公式が紹介する硬めセッティングで、手元〜中間の動きを抑えながら先〜先中を強く走らせる。HS 50m/s 級の強打者には Tri:Fiamma 70(S/X)が選択肢で、低トルクのまま叩いていけるため強弾道と方向性の両立を狙える。FW では Tri:Fiamma FW 65 がドライバー 60g 帯との組み合わせで番手間のしなり感が連続しやすい。
同じ Tri 世代内の住み分けでは、Tri:Fiamma は 「A 分類・つかまり寄りの疾走系」を担う。Tri:Spada はティップ・中間部の剛性を高めた B-Type 高剛性タイプで「歪まずヘッドにエネルギーを伝える方向性とパワー重視」の叩き系、Tri:Leggero は中間〜A 寄りで素直な挙動の万人受けフィーリング派、Tri:Zaffiro はバランス型と公式が整理しており、Tri:Fiamma は「テンポ早めのスインガーがつかまえて疾走感を出す」キャラクターとして Tri 世代内では明確に位置付けられている。
3 世代の進化軸では、初代 Fiamma(2014)が 80t/40t 高弾性繊維の先中調子型、Fiamma2(2016/10)が中調子に振った後継、Tri:Fiamma(2021/4)が PAN 系 50t 主材化と先端 70t クロスバイアス追加で低トルク化&軽量帯(40g)拡張、という流れ。新規にリシャフトを検討するなら 現行の Tri:Fiamma から検討するのが標準ルートになる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
このモデルは ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
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| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Tri:Fiamma 40 |
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| Tri:Fiamma 50 |
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| Tri:Fiamma 60 |
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| Tri:Fiamma 70 |
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| Tri:Fiamma FW 65 |
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