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ゴルフの資格一覧警察庁

大型特殊自動車免許

大型特殊自動車を運転できる第一種運転免許。ゴルフ場では、コース管理で使うトラクターなど大型特殊にあたる機械を公道を走らせて移動させるために必要になる(場内だけで完結する作業では免許を要しない場合がある)。

国家資格区分
コース管理・芝草系統
6,900円初期費用
87.6%2025年の合格率

受験資格と試験

年齢18歳以上
実務経験0年(不要)
受験資格「18歳以上の方」。試験場での直接受験は住所地の公安委員会で行うため、東京都の試験場で受けるには「住所が東京都内の方」であることが要る。視力等の適性基準あり。
科目適性試験、学科試験、技能試験
試験の形式適性試験・学科試験・技能試験の3本立て(他の免許を持っていると学科が免除される場合がある)。技能試験は適性試験合格後に予約する。指定教習所を卒業して受けるルートは手続きも手数料も別(本エントリは試験場で直接受験するルート)。
実施随時(予約制)
日程定期試験ではなく、運転免許試験場での予約制。**受付時間・実施体制は都道府県の公安委員会ごとに異なる。** 東京都の例では、学科試験免除者の適性試験受付が午前8時30分から午後4時00分まで。
更新必要
運転免許証としての更新制度の対象になるが、更新サイクル・更新手数料は確認したページに記載がないため入れていない。

費用

項目金額備考
受験料(東京都・試験場での直接受験) 2,800円
試験車使用料(東京都・試験場での直接受験) 1,750円
免許証交付料(東京都・試験場での直接受験) 2,350円

合計6,900円。**掲載額は東京都(警視庁)の例で、試験場で直接受験するルートのもの。** 手数料は都道府県により異なりうるほか、指定教習所を経由するルートでは教習料金が別途かかる(金額は教習所ごと)。

受験者数・合格者数

公表されている人数だけを載せています。合格率は同じ年・同じ母集団で受験者数と合格者数が揃ったときだけ算出しています。

受験者数

人数範囲注記
202555,174 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験受験者数(令和7年・暦年・全国)
202454,548 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験受験者数(令和6年・暦年・全国)
202360,855 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験受験者数(令和5年・暦年・全国)

合格者数

人数範囲注記
202548,343 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験合格者数(令和7年・暦年・全国)
202446,525 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験合格者数(令和6年・暦年・全国)
202351,988 大型特殊(第一種免許)の運転免許試験合格者数(令和5年・暦年・全国)

有資格者数

人数範囲注記
20252,496,390 各年末の運転免許現在数(第一種・大型特殊)。暦年
20242,506,018 各年末の運転免許現在数(第一種・大型特殊)。暦年
20232,512,679 各年末の運転免許現在数(第一種・大型特殊)。暦年
20222,512,938 各年末の運転免許現在数(第一種・大型特殊)。暦年
20212,506,325 各年末の運転免許現在数(第一種・大型特殊)。暦年

警察庁の運転免許統計による。holders は「運転免許現在数」で、免許の種類ごとに重複して数える集計(上位免許にまとめる「保有者数」とは定義が違う)。applicants・passers は暦年の運転免許試験実施状況。

警察庁の運転免許統計が、免許の種類別に受験者数・合格者数・合格率を毎年公表している(大型特殊第一種は令和7年で87.6%)。警視庁の案内ページには合格率の記載が無い。

制度の沿革

1960年 道路交通法(昭和35年法律第105号、昭和35年6月25日公布)にもとづく第一種運転免許の1種類。established_yearは同法の公布年であり、大型特殊という免許区分そのものがいつ設けられたかは、警察庁・e-Gov法令検索の公表資料では確認できなかった。

この資格の仕組み

大型特殊自動車免許は、ホイールローダーやトラクター、除雪車のような特殊な構造の車両で公道を走るための第一種免許である。適性試験・学科試験・技能試験の3本立てだが、すでに他の免許を持っていれば学科が免除される場合がある。受験は運転免許試験場での予約制で、定期試験ではない。

混同されやすいのが「公道を走る資格」と「作業をする資格」の違いである。この免許は公道の走行に必要なもので、作業そのものを行うには労働安全衛生法にもとづく技能講習が別に要る。免許があっても作業はできず、技能講習を修了しても公道は走れない。両方を揃えて初めて、現場と現場のあいだを自走できるようになる。

現場でどう扱われているか

ゴルフ場のコース管理では、トラクターや大型の作業機を公道で移動させる場面がこの免許の出番になる。コース内だけで使う分には公道の免許は不要なので、隣接地に練習場や資材置き場があるかどうか、公道を挟んで区画が分かれているかどうかで必要性が変わる。

警察庁が毎年公表する運転免許統計には、大型特殊の受験者数・合格者数・合格率と、年末時点の免許の数が載っている。合格率は他の免許区分と比べても高い水準で推移していて、技能試験を伴う免許のなかでは通りやすい部類に入る。年末時点の免許の数はここ数年ほぼ横ばいで、微減の傾向にある。なお統計上の「現在数」は人数ではなく免許の数であり、上位免許にまとめて数える「保有者数」とは定義が違う点に注意が要る。

この資格でできること

公式に公表されていないこと

調べたうえで「公式に記載が無い」と確認した項目です。推測では埋めていません。

  • 定期試験ではなく予約制のため年次の受験案内という文書が無く、警視庁の大型特殊免許のページに告知月の記載が無い。
  • 警視庁の大型特殊免許のページに、取得までの最短期間の記載が無い(試験場での直接受験と指定教習所経由の2ルートがあり、期間は教習所ごとに異なる)。
  • 警察庁の運転免許統計は大型特殊第一種の現在数を男女別に示すが、受験者の年齢構成・職業の内訳は公表していない。警視庁の案内ページにも記載が無い。

出典

大型特殊免許試験(直接試験場で受験される方)警視庁(2026-09-09確認)
運転免許統計(警察庁)(2026-09-15確認)
令和7年版 運転免許統計(警察庁・PDF)(2026-09-15確認)
道路交通法(昭和35年法律第105号)法令本文(e-Gov法令API)(2026-09-15確認)
運転免許統計(令和6年版・警察庁)(2026-09-17確認)

公式: 大型特殊免許試験(直接試験場で受験される方)警視庁