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我孫子ゴルフ倶楽部 画像提供:我孫子ゴルフ倶楽部
千葉県(我孫子市)

我孫子ゴルフ倶楽部

アビコゴルフクラブ
林間 会員制 ビジター可 名門トーナメント開催練習場併設クラブバスあり

利根川と手賀沼に挟まれた台地に1930年開場。「我孫子流」を生んだ赤星六郎設計の名門18ホール。

ホール
18H PAR72
全長
6,923Y
設計
赤星六郎
開場
1930

千葉県我孫子市、利根川と手賀沼に挟まれた台地に1930年10月5日にイン9ホールで仮開場し、翌1931年10月18日に18ホールが完成した倶楽部である。設計は第1回日本オープン優勝者でもある赤星六郎で、現存する数少ない赤星設計コースの一つとされる。2012年にはブライアン・シルバとカイ・ゴールビーによる10か月クローズの全面改修でワングリーン化され、2014年にゴルフマガジン社の2013年ベストインターナショナルリノベーションを受賞した。日本オープン・日本プロ・日本女子オープンなどの舞台となり、深いバンカーと小さなグリーンで小技を鍛えた「我孫子流」の呼び名を生んだコースでもある。全長6,923ヤード(ブラックティー)、パー72、コースレート72.8。

予約

料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。

コース紹介・攻略

赤星六郎が持ち帰った、ドナルド・ロスの設計思想

設計者の赤星六郎はプリンストン大学に学び、米国東海岸のクラシックコース、とりわけドナルド・ロス設計のコースに触れてその設計思想を体得したと倶楽部は説明する。その思想をもとに、利根川と手賀沼に挟まれた台地と谷地という地形を生かして引かれたのが我孫子の18ホールである。赤星がゴルフに求めたのは「明るく楽しいゴルフ」と「気概のあるゴルフ」の二つで、倶楽部はそれを自らの原点と位置づけている。

2012年改修の条件は「原設計を守ったまま新時代に通用させる」

創立100周年を見据えた2012年の大改修で、倶楽部が改修設計者ブライアン・シルバに出した要望は「赤星六郎の原設計を守り、我孫子らしさを残すことを基本条件に、新時代に通用するコースへの改修」だった。シルバはこれを受け、コース設計の基本である“自然のあるがまま”を大切にしながら、経年変化したバンカーと人工的に盛り上げられたグリーンを直し、戦略性を保ちつつ幅広い層のアベレージゴルファーにも受け入れられるコースにする、という基本コンセプトを提案した。シルバは契約にあたって二つの条件を出している。シェイパーとしてカイ・ゴールビーと契約すること、そして改修者として名前を出す際には必ずゴールビーの名前も出すことである。

ネオクラシックコースという自己規定

倶楽部は現在の姿を、ドナルド・ロス—赤星六郎—ブライアン・シルバ—カイ・ゴールビーとつながる系譜の上に立つ「ネオクラシックコース」と表現する。創立者・加藤良が掲げた「平等で自由にして民主的且つ、エチケットマナーを重んじるゴルフ倶楽部」という理念も、倶楽部理念として現在まで引き継がれている。

13番(パー3・バック184ヤード)— 防空陣地になり、桜の名所になったショートホール

第二次世界大戦で我孫子のコースは極端に荒廃した。倶楽部の沿革はその状況を「13番ショート・ホール一帯は防空陣地と化し、倶楽部閉鎖の危機に直面した」と記している。廃絶を免れたのは、創立に関わった染谷町長が海軍経理学校と一時的な賃貸契約を結び、終戦まで農業経営に委ねたためで、同じ運命をたどった他のコースが消えていった中で我孫子は残った。18ホールが再び開場したのは1948年9月である。

そして今、同じ13番は年に一度、市民に開かれる。倶楽部は「我孫子市民観桜会」として13番ホールと16番ホール周辺を開放し、満開の桜を公開しており、毎年1000人以上が訪れる。陣地が掘られた土地が、いまは千人単位の花見客を迎える場所になっている。距離はバック184ヤード、レギュラー157ヤード、レディース95ヤードとティー間の落差が大きく、同じホールが人によってまったく違う顔を見せる点でも印象に残る。

9番 — 全面改修のあとに二年続けて手を入れられたホール

2012年に18ホール全体を10か月かけて改修したにもかかわらず、倶楽部は2018年に9番と12番を、さらに翌2019年にも9番の一部を改修している。大改修の直後に二年続けて触られたのは9番だけで、上がりのミドル(バック387ヤード)に対する倶楽部のこだわりが年表に残っている。

難しさは長さではなくグリーン周りに出る

全長は6,923ヤード(ブラックティー)でパー72、コースレート72.8、スロープレートは男子バック131。数字だけ見れば現代の選手権コースとして突出して長いわけではない。それでも評価が落ちないのは、深いバンカーと小さなグリーンが効くからで、倶楽部の沿革は1967年前後の記述で「我孫子ゴルフ倶楽部名物の深いバンカーや小さなグリーンで鍛えた選手達がゴルフ界を席巻」し、その小技の上手いプレースタイルが「我孫子流」と呼ばれるようになったと書いている。2012年の改修でワングリーンになった今も、スコアの分かれ目はグリーン周りにあると考えて臨みたい。

ハンディキャップ順位が距離と一致しない

最難関はアウト6番のパー5(519ヤード)でHDCP1、続いてイン14番(374ヤード)がHDCP2、アウト2番(422ヤード)がHDCP3という並びになる。一方、バックティー437ヤードで18ホール中もっとも長いミドルであるイン17番はHDCP18、204ヤードあるアウト7番のパー3はHDCP17と、いちばん易しい側に置かれている。「長いホールが難しい」という読み方が通用しないので、スコアカードのHDCP欄は距離とは別物として見ておく必要がある。

パー3とパー5の振れ幅

アウト・インともパー36で、パー3が4つ、パー5が4つ。パー3は15番160ヤードから7番204ヤードまで、パー5は6番519ヤードから12番573ヤードまで幅がある。とくに後半は10番(537ヤード)と12番(573ヤード)にパー5が連続的に置かれ、前半とは配置のリズムが変わる。

練習場で小技を仕上げてから出る

ドライビングレンジは230ヤード超・18打席で、5〜11月には芝から直接打てる日もある。加えてピッチング用(約30ヤード)とランニング用(約20ヤード以内)という性格の違う2つのアプローチ練習場、深さの異なる2つのバンカーとグリーン1面を持つバンカー練習場がある。アプローチとバンカーの練習ボールは備え付けで、利用料は無料。小技で差がつくコースなので、スタート前にここを使うかどうかがそのままスコアに出る。

  • 1952年:井上誠一によってコースの改造修理が行われた。翌1953年6月には旧クラブハウスに代わる新クラブハウスが落成している。(井上誠一)
  • 2012年:創立100周年を見据え、10か月のクローズ期間を設けてワングリーン化を中心とする大規模改修を実施。2012年11月に仮オープン、2013年5月27・28日にグランドオープニングセレモニーを行った。2014年にゴルフマガジン社の2013年ベストインターナショナルリノベーションを受賞。(ブライアン・シルバ(改造設計)/カイ・ゴールビー(改造共同設計・シェイパー))
  • 2018年:9番ホールと12番ホールを改修。
  • 2019年:9番ホールの一部を改修。

基本情報

所在地〒270-1137 千葉県我孫子市岡発戸1110
ホール数18ホール・PAR 72・6,923ヤード
コースタイプ林間
設計赤星六郎
開場1930-10-05
運営一般社団法人我孫子ゴルフ倶楽部

会員権

種別社団法人会員制
相場 売り希望 8,400,000円 /買い希望 5,200,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会)
流動性売買スプレッド 47.1%・低い
名義書換料4,400,000円
年会費264,000円
初期取得費用の概算約13,424,800円
正会員 売り希望の推移(2026-07〜2026-09・800万〜850万円)
2026-07: 8,500,000円2026-08: 8,000,000円2026-09: 8,400,000円

→ この会員権の相場推移・入会条件・特典・独自スコアをくわしく見る

コース構成

我孫子ゴルフ倶楽部(18H・PAR72・6,923Y)

アクセス

電車天王台駅
クラブバスあり 天王台駅南口から運行。
車:首都高速6号線から常磐自動車道に入り、柏ICで降りる。その後16号線を柏方向に5.5㎞進み、左折して、国道6号線に入る。6号線を5.4㎞進み、立体交差を左に出て右折して、国道356号線に入り約2㎞でコース。
電車:JR常磐線 ・天王台駅 JR成田線 ・東我孫子駅

施設・プレースタイル

練習場あり・20打席
あり 打席数:20打席 使用球:コースボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可
キャディ全組キャディ付き。歩いてのラウンド。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。
カート自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください)
風呂なし
レストランなし
ドレスコードクラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる
定休日毎週月曜日 12月31日 1月1日
電話04-7182-0111
通常 7:30~

よくある質問

ビジターでもプレーできますか?

メンバーのご紹介が必要です。平日に限り、メンバー1名につき8名までのゲストを紹介によりお受けしています(混雑が予想される時期には制限があります)。お申し込みはプレー日の属する月の3か月前から、お電話で受け付けています。

誰が設計したコースですか?

第1回日本オープン優勝者でもある赤星六郎の設計です。2012年に、米国の設計家ブライアン・シルバとシェイパー兼共同設計者のカイ・ゴールビーによって、ワングリーン化を中心とする大規模改修が行われました。

キャディは付きますか?カートは使えますか?

全組キャディ付きで、歩いてのラウンドです。自走式の乗用カートもあり、コース状況によってはフェアウェイへの乗り入れもできますが、降雨などのコンディションによって利用を中止する日があります。

電車で行けますか?

行けます。JR常磐線・天王台駅南口から倶楽部バスを運行しており、所要は約5分です。上野駅から天王台駅までは常磐線快速で約40分。JR成田線・東我孫子駅も最寄り駅です。

練習場はどのくらい充実していますか?

230ヤード超・18打席のドライビングレンジ(1箱24球、5〜11月は芝から直接打てる日もあります)に加え、ピッチング用とランニング用の2つのアプローチ練習場、2つのバンカーとグリーン1面のバンカー練習場、クラブハウス前のパッティンググリーンがあります。アプローチ・バンカー練習場のボールは備え付けで無料です。

どんな大会が開かれてきたコースですか?

1933年の関東プロゴルフ選手権を皮切りに、日本オープン(1950年)、日本プロ(1949・1950・1953年)、日本アマ、日本女子アマ、日本シニアオープン(2002年)、日本女子オープン(2009年・2017年)などが開かれてきました。2030年の日本女子オープンの開催コースにも決まっています。

公式情報

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データ出典

最終確認日:2026-09-08