https://golfscale.jp/course/hirakata-cc
画像提供:枚方カントリー倶楽部
大阪府枚方市杉北町にある18ホールの会員制コース。1958年(昭和33年)4月に井上誠一へ設計を依頼し、同年10月起工、翌1959年9月に開場した。井上が最も脂の乗った時期の作品とされ、記念行事で再訪した際に「どこも手直しするところはない」と語ったと倶楽部は伝えている。枚方の起伏をそのまま生かし、打ち下ろしと打ち上げが交互に現れる丘陵レイアウトで、メイングリーンとサブグリーンの2グリーン制をとる。1960年に関西ゴルフ連盟へ加盟、1964年5月には日本プロ選手権の舞台となった。運営は枚方ゴルフ場株式会社、会員数は正会員1,170名・週日会員23名(公式発表)。KGU・JGA加盟。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
井上誠一は1908年に東京・赤坂で生まれ、旧制高校時代の療養先だった川奈でC.H.アリソンの仕事を目にしたことからコース設計を志した。最初の仕事が霞ヶ関カンツリー倶楽部西コースで、以後73歳で世を去るまでの約50年間に国内38コース・海外2コースを手がけている。枚方を設計した1958〜1959年は、大洗・鷹之台・日光・武蔵・龍ヶ崎など後年まで残る傑作が集中した時期にあたる。
枚方のレイアウトは、造成で地形を作り替えるのではなく元の起伏をそのまま使う考え方で貫かれている。倶楽部は「攻めやすい様に見えて、随所に罠がちりばめられている」と表現しており、開場から60年以上を経て樹木が育ったことで、その戦略性はむしろ高まったとしている。
公式が「造形美が凝縮されたホール」と表現しているのが、打ち下ろしの池越えショートである5番だ。距離はメイングリーンで155ヤードと長くなく、手前のバンカーを避けて少し大きめに打てばパーが狙える。それでもこのホールが記憶に残るのは、打ち下ろしの角度から池とグリーンとバンカーが一枚の絵として見えるからで、春には桜に包まれて特に美しいと倶楽部は書いている。井上誠一が地形を生かして造形そのものを見せにきたホールである。
スタートの1番は左ドッグレッグの打ち下ろしで、7つのバンカー群と眼下に広がる枚方の街並みが印象に残る。最終18番は軽い打ち下ろしの池のあるミドルで、左足下がりが続くため無理に2オンを狙わず3オンで収めるのが定石。ただしグリーン手前は平坦でアプローチがやさしいため、攻めるか守るかの判断を最後に一度だけ突きつけてくる。
倶楽部自身が、地形の変化に加えて随所に罠が仕込まれており、中上級者ほど何度も挑戦したくなるレイアウトだと説明している。実際に公式のホール解説を並べると、飛距離を求める記述はほとんど無く、置きどころとグリーンの速さの話に集中している。
松林の谷が繰り返し登場するのがこのコースの骨格である。9番は左の松林の谷、12番はグリーン右が崖で奥がOB、15番はセカンドで右の谷、16番は左に深い谷と、パーを落とす場所があらかじめ決まっている。6番も1打目の左が松林の谷で、左右にクロスバンカーが待つ。無理をした側に必ず罰がある造りなので、公式解説が名指しする「ベストポジション」に置けるかどうかがそのままスコアになる。
2番は手前から奥へ速く、3番は奥から非常に速いため第3打は手前から、7番も手前から速い。4番のメイングリーンは2段で右手前バンカーが深く、14番は傾斜のきつい砲台グリーンで手前のバンカーも深い。グリーンを外す側を間違えると寄らないため、大きめのクラブで確実に距離を合わせる場面と、花道から転がす場面(17番)の使い分けが要る。
ハンディキャップ1は3番のパー5(バック562ヤード)で、打ち上げが続いた末に奥から非常に速いグリーンが待つ。ハンディキャップ2の14番はグリーンまで打ち上げ、左の2段クロスバンカーに入れると狙えなくなる。9番はティーグラウンドからグリーンが完全に見えないブラインドで、13番もグリーンがブラインドと、視界を奪うホールが要所に置かれている。
| 所在地 | 〒573-0111 大阪府枚方市杉北町1-4622 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,929ヤード(18ホール(メイングリーン)) |
| グリーン | ベント(メイン)とサブの2グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 井上誠一 |
| 開場 | 1959-09-23 |
| 運営 | 枚方ゴルフ場株式会社 |
| 種別 | 預託金会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 1,800,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 名義書換料 | 3,300,000円 |
| 年会費 | 79,200円 |
| 初期取得費用の概算 | 約5,490,500円 |
| 電車 | くずは駅 |
|---|---|
| クラブバス | あり 午前のみ。約20分間隔で運行。 |
| 練習場 | あり・100打席 あり 打席数:100打席 使用球:レンジボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き。5人乗り乗用カートでのラウンド。1組4人が原則だが、状況によりスリーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | なし |
| レストラン | クラブハウスにレストラン「アラスカ」が入る。昭和3年創業の老舗洋食レストランで、緑に囲まれたロケーションで食事ができる。営業開始は午前7時。ほかにアウトコース・インコースそれぞれに売店がある。コンペ用の個室は4部屋あり、少人数から大規模イベントまで対応する(事前予約制)。 |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 毎週月曜日 1月1日 12月31日 |
| 電話 | 072-858-8331 |
メンバーの同伴またはご紹介が必要です。ご予約はメンバー様から電話または倶楽部へ直接お申し込みいただきます(オープンコンペを除く)。受付開始は平日・土日祝とも3か月前の該当日の午前7時からです。
3バッグ・4バッグの場合、平日は合計22,890円、土日祝は31,690円です(グリーンフィ、キャディフィ、カートフィ、ロッカーフィ、ゴルフ場利用税、ゴルフ振興協力金を含む税込)。2バッグの場合はキャディフィ8,580円・カートフィ5,500円になります。
行けます。JR松井山手駅の東側ロータリーから、来場の時間帯のみクラブカーが15〜20分間隔で運行しています(セルフ営業日は運休)。また京阪樟葉駅とJR長尾駅から倶楽部直通の京阪バスがおよそ30分に1本運行しており、クラブハウス前から乗車して長尾駅まで約7分、樟葉駅まで約35分です。
ご来場時はジャケットやブレザーなどの上着をお願いしています(6月から9月は任意)。半ズボンでのご来場はご遠慮ください。プレー中はハイネックの場合は襟の高さ3cm以上のシャツを、ハイテク素材のアンダーシャツの上には襟付き半袖シャツを着用してください。シャツの裾は中に入れていただきますが、熱中症予防のため6月から9月末まではプレー中のみ裾出しを認めています。
天然芝と人工芝を組み合わせた250ヤード・104打席の打球練習場があり、左打席も備えています。1階には当日ご来場の方専用の練習エリアがあります。バンカー練習もできるアプローチ練習場も併設しています。
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と12月31日・1月1日が休館日です。冬期・夏期に臨時休場日を設ける場合があります。営業開始は倶楽部・レストランが午前7時、打球練習場が午前7時10分です。
平日は予約日の3日前以降で1名につき3,000円、土日祝は6日前以降で1名につき5,000円をいただきます。同行のメンバー様は1名につき500円(競技は1,500円)です。
グリーンの保護とキャディ業務への支障、バッグの破損やカート事故の防止のため、セルフスタンドバッグ(サブバッグ)の持ち込みはお断りしています。
最終確認日:2026-09-08