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「東洋一難しい」と称される、アリソン設計の18ホール。
静岡県伊東市川奈、相模灘に面した溶岩台地の上に広がる18ホール。1936年12月6日の開場で、設計はC.H.アリソン。パー72・6,701ヤード(バックティ)、グリーンは高麗の1グリーンである。バンカーとホールが自然の地形を活かして巧みに造られ、その美しいレイアウトと難しさから「東洋一難しい」と言われてきた。バンカーは深く、フロントナインとバックナインでは攻め方が一変する、というのがクラブ自身の説明である。重機のない時代に人力で造成されたため、ひとつとして似たホールがない。1981年から2004年までフジサンケイクラシック、2005年から2024年までフジサンケイレディスクラシックの舞台となり、2026年6月にはJLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップが開かれた。プレーはコースアテンダント(キャディー)付きの徒歩が原則である。2026年に開業90周年を迎えた。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
このコースの設計思想を最もよく説明しているのは、公式サイトに寄せられたコース設計家・嶋村唯史の解説である。海岸に近い土地はほとんどが海に向かって傾斜しているため、ゴルフコースを設計するときはホール内の高低差を少なくしようと海に並行するデザインになるのが一般的だ。ところが富士コースでは、アリソンは海に向かうホールと海を背にしたホールを多用している。アップダウンがきつくなるのを承知のうえで、プレーヤーに海を強く印象づけることを選んだ設計である。
相模灘を一望する荒々しい溶岩台地の上に、重機のない時代に人力で造られたコースである。そのためどのホールも形が違い、複雑なアンジュレーションが残された。深くアゴの高いアリソンバンカーは、迫りくる波をイメージしたと言われている。溶岩台地の上という立地から水はけがよいコースだが、長年維持してきたバンカーには雨水が溜まることがあり、改修工事によってバンカーの水はけも改善された。
もう1つの柱がグリーンである。高麗芝のグリーンを、硬さと転がり(順回転)を意識して管理しており、4月のトーナメント開催時には11〜12フィート、通常営業時で10フィート、夏場でも8〜9フィートを維持している。高麗グリーンが苦手という人にも体験してほしい、というのがクラブの言い分である。
公式が「18ホールすべてが特長的な川奈ですが、最も有名なのがトーナメント中継でもお馴染みの15番」と書いているホールである。ティーショットは豪快な打ち下ろし。問題はフェアウェイが左の海方向へ傾斜していることで、公式は「知らずに打つとナイスショットをしたボールが左の赤杭から出てしまうことも」と警告している。まっすぐ打っても地面が海へ運んでしまう、という構造である。
風の読みも難しい。冬はフォロー、夏はアゲンストになることが多く、午前は陸から、午後は海からと向きが変わる。地上と上空で風向きが違うこともある。ジャンボ尾崎こと尾崎将司が左の海へ3連続OBを打ったホールとしても知られる。ハンディキャップはインの2位で、公式の「名物ホール」指定でもある。
15番と並んで知られているのが16番である。フジサンケイレディスでも試合終盤で勝敗のカギを握るホールだと公式は書いている。185ヤードと距離があるうえ、グリーンがとても小さく、グリーン周りの余地もほとんどない。止めるのが難しく、外せば極めて難易度の高いアプローチが残る。「名物ホール」と「ニアピンホール」の両方に指定されている唯一のホールでもある。
このほか公式が名物ホールとしているのは、OUTの3番(450ヤードのパー5・HDCP3)と7番(393ヤードのパー4・HDCP5)、INの11番(619ヤードのパー5・HDCP4)である。
富士コースのスコアカードには、OUTの3番・7番、INの11番・15番・16番に「名物ホール」の表示がある。ニアピンホールはOUT5番・8番とIN10番・16番、ドラコンホールはOUT9番とIN18番である。
クラブは「フロントとバックでは攻め方が一変するコース」と説明している。OUTはバック3,283ヤードで、ハンディキャップ1が4番(482ヤードのパー5)、2位が3番(450ヤードのパー5)と、上位が2つのパー5に集中する。逆にINはバック3,418ヤードとOUTより135ヤード長く、ハンディキャップ2が15番(480ヤードのパー5)、4位が11番(619ヤードのパー5)。11番はこのコースで最も長いホールである。
海風がこのコースを面白くしている。公式によれば、15番では冬はフォロー、夏はアゲンストになることが多く、午前は陸から、午後は海からと風向きが変わりやすい。さらに地上と上空で風向きが違うこともあり、風を読む力が試される。
高麗の1グリーンで、通常営業時でも10フィート、トーナメント時は11〜12フィートまで上がる。16番のようにグリーンが小さく周囲に余地のないホールでは、外した時点で難易度の高いアプローチが残る。
設計はイギリスのコース設計家チャールズ・ヒュー・アリソン。海岸に近い土地は多くが海に向かって傾斜しているため、通常はホール内の高低差を抑えようと海に並行するレイアウトになりやすいが、富士コースは海に向かうホールと海を背にしたホールが多い。コース設計家の嶋村唯史は公式サイトで、アリソンはアップダウンがきつくなるのを承知のうえで、プレーヤーに海を強く印象づけるためにあえてこの配置を選んだのだろう、と述べている。深くアゴの高い「アリソンバンカー」は迫りくる波をイメージしたと言われ、水はけを改善する改修工事が完了している。
| 所在地 | 〒414-0044 静岡県伊東市川奈1459 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,701ヤード |
| グリーン | 高麗の1グリーン |
| コースタイプ | シーサイド |
| 設計 | C.H.アリソン |
| 開場 | 1936-12-06 |
| 面積 | 690,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 9番・18番 |
| ニアピン推奨 | 5番・8番・10番 |
| 運営 | 株式会社プリンスホテル |
| 車 | 厚木IC から約 81km |
|---|---|
| 電車 | 伊東駅 |
| クラブバス | あり シャトルバス送迎あり(要予約TEL:0557-45-1111) |
| 練習場 | あり・8打席 あり 打席数:8打席 料金:24球:¥550 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場なし バンカー練習場なし ドライバー使用不可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き 富士コースはコースアテンダント(キャディー)付き。歩いてのラウンドとなります。状況によりツーサムも可。 大島コースは2名様乗り乗用カートにて、セルフプレー |
| カート | 歩き(手引きカート) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| 宿泊 | あり(あり 施設種類:敷地内ホテル その他(4室) チェックイン:15:00~ チェックアウト:11:00まで 朝食あり 昼食あり 夕食あり 温泉なし カラオケなし 麻雀なし) |
| レストラン | あり 朝食なし バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: *襟付きシャツ・ショートパンツ時のハイッソクスの着用。(推奨) *メタルスパイクシューズ(セラミック含む)でのプレー不可。 ラウンド中: *襟付きシャツ・ショートパンツ時のハイッソクスの着用。(推奨) *メタルスパイクシューズ(セラミック含む)でのプレー不可。 |
| 定休日 | 無休 |
| 電話 | 0557-45-1111 |
公式のスコアカードでは、アウトの3番と7番、インの11番・15番・16番を名物ホールとしています。最も有名なのはトーナメント中継でもおなじみの15番と、勝敗のカギを握る16番です。
原則としてコースアテンダント(キャディー)付き・徒歩です。台数に限りはありますが、運転手付きの「リムジンカート」もご用意しており、こちらはフェアウェイへの乗り入れが可能です。
高麗芝のグリーンを硬さと転がりを意識して管理しており、通常営業時で10フィート、4月のトーナメント開催時には11〜12フィート、夏場でも8〜9フィートを維持しています。
1981年から2004年までフジサンケイクラシック、2005年から2024年までフジサンケイレディスクラシックが開かれました。2026年6月にはJLPGAレジェンズチャンピオンシップ明治安田カップが開催されています。
クラブハウス地下1階に8打席の練習場があります。営業は7時から18時まで、1カゴ(ボール24球入り)550円です。
最終確認日:2026-09-07