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画像提供:楽天GORA
宮崎県宮崎市田吉、太平洋に面した海辺の松林の中に開かれた18ホール・パー72である。1960年(昭和35年)7月に9ホールで開場した宮崎県で最初のゴルフ場で、翌1961年6月にアウト9ホールが完成して18ホールになった。設計は三好徳行、グリーンは高麗のワングリーン、面積は約57万平方メートル。バックティは6,558ヤード。女子ツアーの最終戦であるJLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップの開催コースとして知られる。宮崎ブーゲンビリア空港から車で約5分という立地で、公式は自らを「雪を知らないシーサイドコース」と呼ぶ。定休日は月曜日(祝日の場合は営業)。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
公式のクラブ紹介はこう書く。「長年にわたり創設の心と設計者の意図を維持し、海辺の天然の松林と自然美の起伏を巧みに利用した戦略性に富んだ魅力あふれる、高麗芝ワングリーンの雪を知らないシーサイドコースです」。1960年開場、設計は三好徳行。宮崎にゴルフを持ち込んだのは日向興業銀行(宮崎銀行の前身)の頭取だった大原友幸らで、市役所裏の材木置場に6打席の練習場を仮設し、花ヶ島競馬場に9ホールを作ったのが始まりだった。「本格的なコースを」という動きから昭和35年3月に宮崎ゴルフ株式会社が設立され、同年7月19日、高松宮両殿下の臨席のもと9ホールで開場式を迎えている。発起人には岩切章太郎の名前もある。
コースガイドの冒頭に置かれているのは攻略情報ではなく、グリーンキーパーの言葉である。2021年の大雨でコースの大半が水没し、グリーンの約半分が使えなくなった。改修の第一段階として選ばれたのは、芝にストレスを与えることをやめるという方針だった。薬品の使用をやめ、手作業による手入れとこまめな目砂入れを徹底し、芝を5.5ミリまで伸ばして、年数をかけて完全に復活させた。グリーンキーパーの長友利彦は「芝も人間と一緒。毎日、違う顔をのぞかせている。赤ちゃんを扱うように芝を扱おう」と語り、「飛距離のあるコースが求められる時代になってきているが、コース設計者の戦略という思いを大切に、毎日、芝と向き合っている」と締めている。距離を足すのではなくコンディションで応えるという姿勢が、女子ツアー最終戦を受け続けている理由でもある。
このコースの最大の特徴は、18ホールに1つずつ植物の名前が付けられていることである。公式も「各ホールごとに植物の名前がつけられており、プレーヤーの皆様に親しまれております」と書く。アウトは1番クス、2番キョウチクトウ、3番サボテン、4番ユーカリ、5番サクラ、6番ソテツ、7番クロガネモチ、8番アメリカンデイゴ、9番ドラセナ。インは10番パーム、11番マツ、12番シャリンバイ、13番ビロウ、14番ツバキ、15番リュウゼツラン、16番ココス、17番ユッカ、18番フェニックス。南国の植物が多く、宮崎という土地がそのままホール名になっている。クラブの歴史ページには造成中の15番「リュウゼツラン」、16番「ココス」、17番「ユッカ」の写真が残り、12番は当時「シュロ」、14番は「ハマユウ」だったことも記録されている。
ハンディキャップ1、バック423ヤードの左ドッグレッグのパー4。公式は「フィニッシングホールは難易度の高い左ドッグレッグのパー4」としたうえで、セカンド地点からは打ち上げでクラブ選択が難しく、しかも「見えないグリーン面は手前が高く奥が低い二段グリーン。ピン位置が奥の場合は思い切って奥につけないと3パットもある」と書く。見えない場所に、逆傾斜の段グリーンが置かれている。
バック383ヤードのパー4でハンディキャップ2。ティーショットの目標は前方のマウンドにある松の木群で、この丘は通称「軍艦島」と呼ばれる。公式は「ティーグランドからは見えにくいが右サイドの松が意外に入り込んでいるので要注意」と警告し、さらにセカンドでは「砲台グリーンの左バンカーが深く待ちかまえる」。名前の付いた地形を越え、その先でもう一度守られる。
バック495ヤードのパー5。太平洋に沿って伸びるため風の影響が最も大きく、ティーショットは右バンカーに神経を使う。縦長のグリーンで左のガードバンカーが深いため、公式は「右から堅く攻めたいところだ」とする。海が最も近いホールで、風のジャッジがそのままスコアになる。
太平洋沿いのシーサイドコースで、風の話が繰り返し出てくる。3番は「海に向かったこのホールは、風の影響を強く受け、セカンドのクラブ選択が大きく違ってくる」、13番は「太平洋に沿って延びるこのパー5は風の影響を強く受ける…このホールも風のジャッジがポイント」、12番のパー3は「ティーグランドとグリーンでは、風の向きも強さも異なることが多く、いかに風を読むかがポイント」。旗の動きを見て打つ場面が一日に何度も来る。
公式が独特の指摘をしているのがこの点である。2番は「奥行きのあるグリーンはフェアウェイと高低差がなく距離感が難しい」、10番も「グリーンはフェアウェイと高低差がないため距離感が難しい」。逆に18番は「セカンド地点からは打ち上げになり、クラブ選択が難しい」うえ、グリーン面が見えない。目で測れないホールが前後半に配置されている。
海辺の天然の松林を残したコースらしく、目標は松で指定される。6番は「フェアウェイ正面の小さなマウンドにある松木越え」、14番は「前方のマウンドの松の木群の手前狙い」(この松林の丘は通称「軍艦島」)、15番は「正面の松の木からフェアウェイ右サイド狙い」。松の位置を覚えることが、そのままコースを覚えることになる。
4番は「グリーンは小判型で左右は狭く奥行きがある」、5番は「非常に大きく奥に広いが、中央からの傾斜が難しく、ピン位置によっては球筋を変えて攻めなければならない」、8番は大きな2段グリーン、9番は「少しお椀型で、スピンの効いた高い弾道で攻めたい」、11番は「バンカーでぐるりと囲まれ」、13番は縦長、17番は右傾斜、18番は「手前が高く奥が低い二段グリーン」。ワングリーンで、形と傾斜だけで18通りの課題を作っている。
ハンディキャップ1はフィニッシングホールの18番「フェニックス」(バック423ヤードのパー4)、2は14番「ツバキ」(383ヤード)で、どちらも公式が「難易度の高い」と明記するパー4である。逆に12番「シャリンバイ」(140ヤード)がハンディキャップ18、13番「ビロウ」が17と、後半には易しいホールも並ぶ。
| 所在地 | 〒880-8558 宮崎県宮崎市大字田吉4855-90 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,558ヤード |
| グリーン | 高麗1グリーン |
| コースタイプ | シーサイド |
| 設計 | 三好徳行 |
| 開場 | 1961-06-27 |
| 面積 | 570,000㎡ |
| ドラコン推奨 | OUT3番 IN13番 |
| 車 | 宮崎自動車道宮崎 から約 4km |
|---|---|
| 電車 | 宮崎空港駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・12打席 あり 打席数:12打席 距離:220ヤード 料金:30球:¥440 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き。歩いてのラウンド。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。(但しジョインの了承あり) |
| カート | 歩き(電動カート) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 営業時間:~18:00 朝食:7:00~ ラストオーダー:17:30 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日火曜日) 12月31日 1月1日 |
| 電話 | 0985-56-4114 |
宮崎ブーゲンビリア空港から車で約5分です。宮崎駅からは約20分で、国内外からお越しの方にご利用いただいています。
18ホールすべてに植物の名前が付けられています。1番クスから始まり、18番はフェニックスです。開場当初からの伝統で、プレーヤーの皆様に親しまれています。
高麗芝のワングリーンです。2021年の大雨でコースの大半が水没し、グリーンの約半分が使えない状態になりましたが、薬品の使用をやめ、手作業による手入れとこまめな目砂入れを重ねて完全に復活させました。
月曜日が定休日です(月曜日が祝日の場合は営業いたします)。このほか12月31日と1月1日はお休みをいただいています。
各種クレジットカードとQRコード決済がご利用いただけます。
最終確認日:2026-09-06