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画像提供:楽天GORA
東北クラシックを16年間開いたコース。6番は樹木に囲まれた静寂の名物パー3。
宮城県仙台市青葉区芋沢、仙台市街の西の丘陵地にある18ホール・パー72である。1970年10月8日、高橋成幸を中心とする仙台の有力なシングルプレーヤーが発起人となって開場した。設計は丸毛信勝と高橋成幸。全長7,104ヤードで、コースレートはAグリーン(ベント)で73.3。JGAと東北ゴルフ連盟に加盟する。1972年からは東北で初めての男子プロゴルフトーナメント「東北クラシック」を16年間にわたって開催し、尾崎将司の3連覇や青木功の優勝など、歴代優勝者にビッグネームが並ぶ。同じ1972年には全国で初めて乗用ゴルフカーを導入(40台)し、業界の注目を集めた。1971年に9ホールを増設して東・中・西の27ホールで営業した時期があり、コースレコードにもその組み合わせが残る。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
実力どおりの結果が出るコースを作るというのが、開場時からのこのクラブの立て方である。公式の沿革は東北クラシックのレイアウトについて「本当の実力者が良いスコアを作り出せる設計になっており、ビッグネームが歴代優勝者に名を連ねます」と書く。実際、尾崎将司の3連覇、青木功、杉原輝雄、金井清一と、優勝者は当時の一線級で占められている。
難しさの作り方は樹木である。1番は左右を林でセパレートされ、2番はグリーン手前の赤松群がショットのラインを狭め、4番は左サイドの松越しが最短ルート、9番と10番はグリーン手前の松林とモミの木が花道を狭める。バンカーや水よりも先に、木が狙い所を決めている。
もうひとつの仕掛けが見えないハザードで、11番は中央に、17番はティーショットの落とし所に隠しバンカーが置かれている。12番は大きなフックが崖下に落ち、13番は右の崖が浅くカットボールがOBになる。地形と造形の両方で、曲げた側にだけ罰を用意している。
1972年の全国初の乗用ゴルフカー導入(40台)、1974年の東北初となる会員グリーンフィ無料化など、運営面で先行してきた歴史も公式が自ら記録している。
クラブが「名物ホール」と明記しているのが6番である。チャンピオンティで221ヤードという距離のある打ち下ろしのパー3で、深い樹木にぐるりと囲まれ、静寂に包まれている。そしてクラブが挙げる注意はひとつ、「風の計算が難しい」。
木立に囲まれているためティーグラウンドでは風を感じにくいのに、打ち下ろした先の空間では風が動いている——距離の長いパー3でこれをやられると番手が決まらない。難しさの理由が景観そのものと一体になっているホールである。
最終ホールも記憶に残る。池越えで砲台グリーンという構成で、高い球で攻めるしかない。クラブは「勝負強さが明暗を分けるホームホール」と書き、さらに東北クラシックではこのホールにホールインワン賞が懸けられていたと記録している。パー4にホールインワン賞という設定自体が、当時このホールが何を期待されていたかを物語る。
もう1ホール挙げるなら9番。クラブの表現は「数々のドラマを生んだ打ち下ろしのパー5」。グリーン左にラテラルウォーターハザードがあり、グリーン手前の松林とバンカーがパーオンを拒む。東北クラシックが16年間続いたコースだけに、前半の締めくくりにこのホールが置かれている意味は大きい。
チャンピオンティで7,104ヤード、コースレート73.3(Aグリーン・ベント)。打ち上げと打ち下ろしが交互に来るうえ、木で狙い所が限定される。
5番(チャンピオンA547ヤードのパー5・HDCP1)は緩やかに打ち上げていくパー5で、左サイドはOBが浅く、グリーン手前に大きく口を開けた顎の高いバンカーが待つ。4番(443ヤード・HDCP7)は左サイドの松越しが最短だがフェアウェイが右に傾斜しており、落ちた球が右へ流れる。寄せは手前からが鉄則。8番は2打目地点から急激な打ち上げになり、ショートすると下まで転がり落ちる。7番は七つ森に向かってなだらかに打ち下ろすパー4で、左がOB・右が崖、しかもグリーン奥もOB。1クラブ下げて距離感を合わせたい。
12番は第1打をドローでフェアウェイ左サイドへ運びたいが、大きなフックは崖下。13番はティーショットを左に置き、右の崖が浅いためカットボールはOBになる。3打目は左足上がりから1クラブ大きめで確実にパーオンを狙う。15番はやや右に曲がるパー4で、第1打を左サイドへ強打しないと距離不足が障害になる難ホール。16番は左右のクロスバンカーが効き、グリーンは上からの傾斜がきつく季節によっては3パットが出る。
11番と17番はいずれも距離の短いパー4だが、11番は中央、17番は落とし所に隠しバンカーがある。17番はさらに5つのバンカー群が小ぶりなグリーンを守る。
2番は166ヤードと短いが赤松群がラインを狭める。6番は221ヤードの打ち下ろし。14番は池越えで距離があるが、グリーン奥は広くバンカーがないので転がして寄せるのが得策。18番は池越えの砲台グリーンで高い球が要る。
公式は「コース設計:丸毛信勝・高橋成幸」と記載している。高橋成幸は開場の発起人であり、現在の理事長でもある。
| 所在地 | 〒989-3212 宮城県仙台市青葉区芋沢字横向山33 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,104ヤード |
| グリーン | A・Bの2グリーン(Aはベント) |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 丸毛信勝 |
| 開場 | 1970-10-08 |
| 面積 | 1,320,000㎡ |
| ドラコン推奨 | OUT9番 IN16番 |
| ニアピン推奨 | OUT2番 IN18番 |
| 車 | 東北自動車道仙台宮城 から約 7km |
|---|---|
| 電車 | 仙台駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・17打席 あり 打席数:17打席 距離:200ヤード 料金:25球:¥200 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場なし バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 キャディの人数に応じてキャディ付きとし、それ以外はセルフ。乗用カート使用。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 自走式 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 営業時間:7:00~14:00 朝食:7:00~8:30(料金:¥1,018~¥1,018) 昼食:10:00~14:00(料金:¥917~¥1,833) ラストオーダー:14:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: 上着(スーツ、ジャケット等)の着用は義務付けないが、着用が好ましい。 襟付きのスポーツシャツ以外、アロハ、Tシャツは不可とする。 ジーンズは不可とする。 長靴、サンダル類(雪駄、草履、スリッパ)は不可とする。 ハウス内では、帽子、バイザー等は脱いでください。 ラウンド中: 必ず襟付きのスポーツシャツを着用する。(襟と認められるタートルネック含む) Tシャツ、タンクトップ、アロハシャツ、ジーンズの着用は不可とする。 短パンは認められるが、必ずハイソックスを着用する。 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 電話 | 022-394-2109 |
丸毛信勝と高橋成幸です。1970年10月8日、高橋成幸を中心とする仙台の有力なシングルプレーヤーが発起人となって開場しました。18ホール・パー72、全長7,104ヤードです。
1972年から16年間、東北で初めての男子プロゴルフトーナメント「東北クラシック」を開催しました。1973年から1975年は尾崎将司が3連覇し、1977年には青木功が優勝しています。1978年にはテレビ放映されたトーナメント番組の視聴率で全国1位となりました。
クラシック・コースで1985年にデビッド・イシイプロが記録した63です。アマチュアでは1974年に中島常幸選手が同コースで70、現在のチャンピオンコースでは2017年に若有宣彦選手が69を記録しています。
6番の打ち下ろしのパー3です。深い樹木に囲まれ静寂に包まれたホールで、チャンピオンティからは221ヤードあります。風の計算が難しいホールですのでご注意ください。
AグリーンとBグリーンの2グリーンで、Aがベントグリーンです。JGA公認のコースレーティングはAグリーンで73.3です。
7番ホールでは七つ森に向かってなだらかに打ち下ろしていきます。
1972年に全国で初めて乗用ゴルフカーを40台導入し、業界の注目を集めました。
1971年に9ホールを増設し、1973年から東・中・西の名称で27ホールとして営業していました。コースレコードにも「東ー中コース」「中ー西コース」「西ー東コース」の記録が残っています。
最終確認日:2026-09-05