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画像提供:楽天GORA
中嶋常幸が引き直した7,212ヤード。11番は「砂丘バンカー」が壁のように立つ。
茨城県常陸大宮市小場、水戸市街の北にある18ホール・パー72である。1987年7月25日に「宍戸国際カントリークラブ 静コース」としてグランドオープンし、開場時はR.T.ジョーンズの弟子であるG.R.ベアードを招いて、各ホールにティーインググラウンドとグリーンを2つずつ置く世界初のツーウェイシステムを採用した。2001年に森ビルグループの運営となり、2002年に現在の名称へ変更。2005年には中嶋常幸プロの設計監修で全面リニューアルされている。ブラックティで7,212ヤード、ティーイングエリアは6段階。最大高低差7メートルとフラットで広大な敷地を持ち、2021年には女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯が開かれた(優勝・稲見萌寧、大会新記録の19アンダー)。9ホールのパー3コース、19打席280ヤードのドライビングレンジ、3グリーンのアプローチ練習場を備え、ホテルとキャンプ場も併設する。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
平らな土地に、造形だけで18の物語を作るというのがこのコースの成り立ちである。中嶋常幸は設計監修にあたって「各ホールにストーリー性やドラマ性を持たせ、日本一の素晴らしいコースにしたい」と述べており、最大高低差7メートルという条件のもと、バンカーと池の配置だけで難度を作り上げている。
実際、公式のホール解説はほぼ全ホールでバンカーから語り出す。6番はフェアウェイの真ん中に全長80ヤードの巨大バンカー、4番は壁の高さ約2.3メートルの巨大バンカー、11番は「砂丘バンカー」、14番は池の手前の「ビーチバンカー」、16番は噴火口のような3つのバンカー、13番は「門番のような」バンカー。名前を付けて呼ぶほど、ひとつひとつが個性を持っている。
もう一段の仕掛けがグリーン面である。2番は中央が盛り上がる「おまんじゅう型」、5番は真ん中が低い3段、7番は逆S字型の2段、16番は中央が高く両サイドが低い「富士山のような形状」。乗せてからが本番という設計が徹底されており、13番の解説には「単なるパーオンだけでは3パットの確率が高い」とまで書かれている。
そのうえでティーイングエリアを6段階置き、初心者からトッププロまでを同じコースで受け止める。理事長の森浩生も「初心者からトッププロまで、どんなゴルファーでも楽しめること」をこのコースの魅力に挙げている。
クラブが名物ホールと呼ぶのが11番である。グリーンの奥にある別名「砂丘バンカー」が、巨大なバンカーの壁のように立ちはだかって見える。フェアウェイは「まるで滑走路のよう」とクラブが書くほど広く、ティーショットの落下地点にハザードはない。にもかかわらず難しいのは、セカンドショット地点からグリーン面が見えないためで、距離感の頼りになるのが奥の砂の壁だけという構図になる。
しかも横長のグリーンは左奥にいくにつれて下がっており、ピンから離れて乗せると2パットで終えるのが非常に難しい。左手前にショートすればバンカーはないが、ラフから高く上げる難しいアプローチが残る。広い・平ら・ハザードなしという条件から、ここまで難度を引き出しているのがこのコースの設計思想そのものである。
もう一つの看板は6番。右ドッグレッグのロングホールで、ティーショットは広いフェアウェイへまっすぐ打てる。問題は2打目で、フェアウェイが左右に分かれ、その真ん中に全長80ヤードの巨大バンカーが横たわっている。フェアウェイバンカーとしては顎が高く、入れれば脱出に苦労する。左右どちらのフェアウェイを選ぶかはピン位置次第——620ヤードという距離ではなく、この二択がホールの主題になっている。
中嶋常幸が世界を転戦した経験を持ち込んだのが15番で、マスターズが開かれるオーガスタナショナルの12番をイメージした美しいショートホールである。グリーン手前に小川が流れ、とくに右サイドはショートすると小川に入る。かといってショートを嫌って大きめに打てば巨大バンカーが待つ。安全策はピン位置にかかわらず左手前。奥から手前に下る受けグリーンなので、ピンより上につけると難しいパットが残る。
ブラックティで7,212ヤード。バンカーの位置とグリーン面の段が、ほぼすべてのホールで判断材料になる。
6番(ブラック620ヤードのパー5)は2打目地点でフェアウェイが左右に割れ、真ん中に全長80ヤードのバンカーが横たわる。距離を稼ぐよりフェアウェイキープが優先で、どちら側を選ぶかはピン位置で決める。13番(495ヤードのパー4)はドラコン推奨だがアゲインストで難度が跳ね上がり、2打目は左手前の「門番」バンカーが待つ。7番(480ヤードのパー4)は2打目の右にOBラインがあり、グリーンは逆S字の2段。
9番はグリーン右手前の大きな池が効いており、距離的には2オンできてもレイアップが賢明とされる。14番はグリーン右の池の手前にビーチバンカーがあり、入れれば池越えの難しいショットが残る。17番は右の池がティーショットからプレッシャーをかけ、2打目もグリーン左手前が池。グリーン手前のラフが刈り込まれているため、池をぎりぎり越えただけでは傾斜を転がって水に戻る。18番は右サイドの巨大な池がグリーン手前まで広がり、ピンが右なら池越えになる。
4番(155ヤードのパー3)は壁の高さ約2.3メートルの巨大バンカーがグリーン右手前を守る。8番(220ヤード)は打ち上げで風が読みにくく、グリーンに小さくて見えないアンジュレーションが3つ隠れている。16番(355ヤードのパー4)はショートアイアンの勝負だが、手前の3つのバンカーと奥の2つがショートアイアンの精度を試す。
ドラコン推奨は3番・9番・10番・13番。
1987年の開場時は、R.T.ジョーンズの弟子であるG.R.ベアードを招聘して設計。各ホールにティーインググラウンドとグリーンを2つずつ置く「ツーウェイシステム」が世界で初めて採用された。2005年に中嶋常幸プロの設計監修でコースを全面リニューアルしている。
| 所在地 | 〒319-2132 茨城県常陸大宮市小場5766 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,212ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | G.R.ベアード |
| 開場 | 1987-07-25 |
| 面積 | 1,090,000㎡ |
| ドラコン推奨 | NO.3・9・10・13 |
| ニアピン推奨 | NO,4・8・12・15 |
| 運営 | 株式会社宍戸国際ゴルフ倶楽部(森ビルグループ) |
| 種別 | 株主会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 200,000円 /買い希望 10,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 流動性 | 売買スプレッド 181.0%・低い |
| 名義書換料 | 770,000円 |
| 年会費 | 77,000円 |
| 初期取得費用の概算 | 約1,107,500円 |
| 車 | 常磐自動車道那珂 から約 11km |
|---|---|
| 電車 | 水戸駅 |
| クラブバス | あり JR常磐線・水戸駅からクラブバス有(予約制) 朝、上野7時発水戸駅8時10分着の特急に接続。 9時44以降のスタートが予約可能 |
| 練習場 | あり・21打席 あり 打席数:21打席 距離:280ヤード 料金:30球:¥440 使用球:コースボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 キャディの人数に応じて先着順でキャディ付きとし、それ以外はセルフ。5人乗り乗用カートでのラウンド。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能あり GPSナビあり |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| 宿泊 | あり(あり 施設種類:敷地内ホテル シングル:¥9,900~ /1人 ツイン(26室):¥7,700~ /1人 和室(8室) 禁煙室:34室 チェックイン:15:00~ チェックアウト:10:00まで 朝食あり 昼食なし 夕食あり 温泉なし カラオケなし 麻雀なし) |
| レストラン | あり 営業時間:~18:00 朝食:7:00~9:00(料金:¥1,400~¥1,400) 昼食:9:30~14:00(料金:¥900~¥2,200) ラストオーダー:17:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ジーンズ、Tシャツ、サンダル等ラフな服装はご遠慮ください。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 年中無休 |
| 電話 | 029-296-2111 |
1987年の開場時は、R.T.ジョーンズ氏の弟子であるG.R.ベアード氏の設計です。2005年に中嶋常幸プロの設計監修で全面リニューアルし、現在のコースになりました。ブラックティで7,212ヤード・パー72です。
各ホールにティーインググラウンドとグリーンを2つずつ設置する方式です。1987年に「宍戸国際カントリークラブ 静コース」として開場した際、世界で初めて採用されました。
11番です。グリーン奥にある別名「砂丘バンカー」が、巨大なバンカーの壁のように見えるホールです。セカンドショット地点からグリーン面が見えないため距離感がつかみにくく、横長のグリーンは左奥にいくにつれて下がっています。
2021年に当クラブ初のメジャー大会「女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」を開催し、稲見萌寧プロが大会新記録の19アンダーで優勝しました。ほかに日本プロゴルフシニア選手権大会(2007年・2008年)、静ヒルズトミーカップ(2007〜2012年)、静ヒルズレディース森ビルカップ(2017〜2019年)、茨城県オープンゴルフ選手権(2009年から毎年)などを開催しています。
本コースと同じグリーンを使う9ホールのパー3コース(546ヤード・パー27)、19打席・280ヤードで全席屋根付きのドライビングレンジ、ベント2面とコーライ1面を持つアプローチ練習場、パッティンググリーン、トレーニングルーム、クラブ工房を備えています。プレーのご予定がないお客様にも開放しています。
9ホールがメンバー1,100円・ゲスト3,300円、回り放題(3ホール分の周回)がメンバー2,200円・ゲスト5,500円です。営業時間は7時から18時(最終受付16時30分)で、予約は不要です。
水戸駅南口から完全予約制で運行しています。当日プレーの方は8時25分発、前日ご宿泊の方は18時25分発です。お帰りは17時15分にクラブハウス正面玄関を出発し、水戸駅には18時ごろ到着します。ご利用の方は029-296-2111までご連絡ください。なお最寄りのJR水郡線・静駅にはクラブバスの運行がありません。
ブラック・ブルー・ホワイト・ゴールド・レッド・グリーンの6段階です。ブラックで7,212ヤード、グリーンティーなら大幅に短くなり、初心者からトッププロまで同じコースをお楽しみいただけます。
最終確認日:2026-09-05