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田辺カントリー倶楽部 画像提供:田辺カントリー倶楽部
京都府(京田辺市)

田辺カントリー倶楽部

タナベカントリークラブ
丘陵 会員制 ビジター可 フラット戦略型会員制全組キャディ付き

関西では稀なフラット地形、全組キャディ付きで巡る1960年開場の会員制コース

ホール
18H PAR72
全長
6,880Y
設計
佐藤儀一
開場
1960

創立者の一言から生まれた会員制コース

京都府京田辺市の丘陵地にあり、1960年11月6日に正式開場した会員制ゴルフ場である。高度成長期の関西では休日にビジターを受け付けないゴルフ場が当たり前だった時代に、創立者の高石義雄が「関係先や親しい友人を誘って、いつでも自由にプレーできる場を」と私財を投じて設立した。会員権の譲渡を禁じ、会員数に枠を設けるという規律もこのときに定められている。

コースと設計

設計はショートゲームの名手として知られた佐藤儀一(1899-1967)。18ホール・パー72で、バックティは6,880ヤード、コースレート74.5。関西では珍しいほどフラットな丘陵地形を生かし、レギュラー6,450ヤードからダイヤモンドティ4,721ヤードまで6種類のティを備える。全組キャディ付き・乗用カートでのラウンドが基本で、日本ゴルフ協会と関西ゴルフ連盟に加盟している。

予約

料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。

コース紹介・攻略

平らな土地に、人の手でうねりを刻む

佐藤儀一の設計は、平坦な地形のフェアウェイに細かなアンジュレーションを手作業で刻み、第一打の落下地点にマウンドとバンカーを配することで、見た目の穏やかさとは裏腹に「良い位置に置く」ことを難しくしている。距離で脅すのではなく、置き所と傾斜で考えさせる組み立てである。

社交場としての倶楽部

もう一つの柱は、会員同士が交流を深める社交の場という位置づけである。コースには四季の植栽が施され、春は倶楽部の象徴とされるヤマツツジが全ホールに咲き、夏はサルスベリやフヨウ、秋は紅葉が加わる。プレーの速さも規約に明記され、ハーフ2時間10分以内が求められる。

12番 パー4 — フェアウェイ中央の桜と、左右2つのグリーン

インコースの12番は、その日に使うグリーンで長さが変わるパー4である。バックティで左グリーンなら360ヤード、右グリーンなら333ヤード。フェアウェイの真ん中に桜の木が立っており、飛ばす人ほど置ける場所が狭くなるという逆転が起きる。所属プロは、ロングヒッターは無理に越えにいかず桜の手前へ刻むという選択肢を挙げている。左グリーンは受けグリーンなので花道から転がして寄せるのが基本、右グリーンは奥行きが乏しく、2打目以降で距離を合わせられるかがすべてになる。

倶楽部の歴史がそのまま残るホール

このホールは倶楽部の歩みとも結びついている。開場から2年後の1962年12月に12番へサブコースが新設され、1965年11月には12番から13番へ抜けるトンネルが設けられた。1970年5月にはフロントティも増設されている。開場直後から手を入れ続けてきた跡が、そのままホールの形になっている。

左右に分かれるもう1ホール、14番

同じく左右2グリーンを持つのが打ち下ろしのパー3・14番で、左グリーンなら204ヤード、右グリーンなら218ヤードと、こちらは右のほうが長い。左グリーンは左サイドのバンカーのすぐ外側に境界杭が近く、打ち下ろしで目線が下がると左に引っかけやすい。右グリーンは左のバンカーのあごが高い。12番と14番のどちらを何番グリーンで回るかで、同じ18ホールでも一日の印象がはっきり変わる。

アウトは距離、インは起伏

公式のコース説明では、アウトは距離があって飛距離が要る一方でフェアウェイは広く、インはアウトより起伏があり、ティーショットの落下点にマウンドとバンカーが効果的に置かれているとされる。どちらのナインもグリーンが難しいという点は共通で、フラットな見た目に対してスコアは素直に出ない。

傾斜と逆のサイドに置く

所属プロによるホールごとの助言は、フェアウェイの傾斜と反対側を狙うという組み立てで一貫している。最長の5番(バック600ヤード・ハンディキャップ1)はフェアウェイが右に傾くのでティーショットは左寄り、3打目地点が左へ大きく傾くので2打目は右サイド。15番も右傾斜で右がペナルティエリアのため、左サイドから運ぶ。11番と9番は左ドッグレッグだが、左に入れるとグリーンを狙えなくなるので右寄りに置く。

打ち上げと受けグリーン

2番・7番は2打目以降が見た目以上の打ち上げで、番手を大きめに取る必要がある。逆に8番は打ち下ろしで目線が下がりやすい。グリーンは3番・16番・17番が2段、6番・12番左・18番が受けで、奥に外すと下りの速いアプローチとパットが残る。4番はティーグラウンドとグリーン周りで風向きが変わることが多い。

難易度の偏り

ハンディキャップ1の5番、2の11番、3の2番、4の15番はいずれも距離か傾斜のどちらかで守りが要るホールで、逆に17番(18位)・4番(17位)・14番(16位)といったパー3で取り返す構成になっている。

  • 1995年:3番・9番・16番ホールの改造工事を実施
  • 2002年:全ホールのグリーンをベントに
  • 2007年:コース改善工事を実施し、全長を約6,800ヤードに
  • 2014年:新レディスティグラウンドの使用開始
  • 2020年:ダイヤモンドティを新設(全長4,721ヤード)

基本情報

所在地〒610-0341 京都府京田辺市薪平田谷73-1
ホール数18ホール・PAR 72・6,880ヤード
コースタイプ丘陵
設計佐藤儀一
開場1960-11-06
運営一般社団法人 田辺カントリー倶楽部

コース構成

田辺カントリー倶楽部(18H・PAR72・6,880Y)

アクセス

枚方学研IC から約 6km
電車新田辺駅
クラブバスあり 近鉄新田辺駅から、JR大住駅から運行。
車:【大阪方面から】第二京阪 枚方学研ICから、そのまま側道を直進、山手幹線を右折。 【京都方面から】第二京阪 八幡東ICから、そのまま側道を直進、山手幹線を左折。 ※京都方面からは、京田辺松井ICでは下車できないので、八幡東ICをご利用ください。
電車:近鉄京都線 ・新田辺駅 (近鉄京都線・新田辺駅) 京阪本線 ・八幡駅 (京阪本線・八幡駅下車)

施設・プレースタイル

練習場あり・20打席
あり 打席数:20打席 アプローチ練習場なし バンカー練習場なし ドライバー使用不可
キャディ全組キャディ付き 全組キャディ付、乗用カート使用でのラウンドになります。 1組4名様でのラウンドが原則ですが、状況によりスリーサムも可能です。
風呂なし
レストランなし
ドレスコードクラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる
定休日毎週月曜日 12月31日 1月1日
電話0774-62-1331

よくある質問

ビジターでもプレーできますか。

完全会員制のため、原則として会員の方を通じたお申し込みになります。予約は希望日の3か月前の1日午前7時から電話で受け付けています。なお、ビジターのお二人だけでのラウンドは受け付けていません。

セルフプレーはできますか。

できません。全組キャディ付きで、5人乗りの乗用カートを使ってラウンドします。乗用カートを使う場合もキャディが同行します。

服装のきまりはありますか。

来場時は7月から9月を除いてジャケットなどの上着が必要で、ジーンズやカーゴパンツ、フード付きの衣類は断られます。靴も革靴かそれに近いものでお越しください。プレー中は襟付きシャツで裾はズボンに入れ、帽子をかぶり、金属びょうのスパイクは使えません。

電車で行く場合の最寄り駅はどこですか。

近鉄京都線の新田辺駅とJR学研都市線の大住駅で、どちらからも倶楽部バスが出ています。京都駅からは地下鉄と近鉄を乗り継いで新田辺駅まで約23分、大阪駅からはJRで大住駅まで約47分です。

休みの日はいつですか。

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と12月31日・1月1日が休場日です。

公式情報

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データ出典

最終確認日:2026-09-08