Julius Boros ・ ジュリアス ボロス
力みのないスイングで名を残した勝負師
1920年、米コネチカット州で東欧移民の家庭に生まれた。会計士を経て29歳という遅い年齢でプロ転向したが、堅実さと長い競技寿命で成功を収めた。1952年ノースウッドで全米オープンを初制覇し、1963年ブルックラインではパーマーらとのプレーオフを制して2勝目。1968年サンアントニオでは48歳で全米プロを勝ち、いまも語り継がれるメジャー最年長優勝を達成した。「スイング・イージー、ヒット・ハード」を信条に、砂上のショートゲームでも巧みさを見せた。ライダーカップには4度出場。1953年の映画『底抜けやぶれかぶれ(The Caddy)』に本人役でカメオ出演している。1982年世界ゴルフ殿堂入り。
急がず構えて素早く打つ独特のリズムと、パラシュートのように柔らかく止まるアイアンショットが持ち味だった。