1 2 3

ゴルフの資格一覧公益財団法人日本スポーツ協会

日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー

公益財団法人日本スポーツ協会が認定する、スポーツ活動中の外傷・障害予防、コンディショニングとリコンディショニング、安全と健康管理を担う専門資格。ゴルフ専用ではないが、**ツアープロに帯同するトレーナーや、ゴルフスクール・ゴルフフィットネス施設で外傷予防とコンディショニングを担当する立場**で使われる。共通科目150時間+専門科目600時間の養成講習会を経て検定試験に合格する必要がある。

公的資格区分
フィジカル・コンディショニング系統
80,300円初期費用
20.0%2025年の合格率

受験資格と試験

年齢20歳以上
受験資格- 受講年の4月1日現在で満20歳以上 - **JSPO加盟団体からの推薦が必須**(個人申込は受理されない) - 受講有効期間内に全日程に参加できること
科目共通科目、専門科目
試験の形式知識確認テスト・実技確認テスト・最終検定試験で構成される。カリキュラムは共通科目150時間(講習会および自宅学習)+専門科目600時間(同)。受講有効期間は受講決定年度の4月1日から共通科目4年間・専門科目5年間。
実施年1回
日程養成講習会は年度ごとに1回募集される。2025年度の開催要項では、共通科目が2025年8月〜11月の3日間、専門科目が1期(2025年11〜12月・計4日)・2期(2026年3月・計6日)・3期(2026年5〜6月・計3日)の日程で、年度をまたいで進む。
更新必要(4年ごと)
資格登録は4年ごと。登録料は4年間で23,000〜27,000円(税込)。

費用

項目金額備考
受講料(共通科目) 22,000円
受講料(専門科目) 55,000円
初期登録手数料(初回登録時) 3,300円

いずれも税込。リファレンスブック代・テキスト代は別途必要(額は公式に記載なし)。**資格登録料は4年間で23,000〜27,000円(税込・基本登録料+資格別登録料10,000円)**で、幅があるため cost.items には単一の数値として入れていない。

受験者数・合格者数

公表されている人数だけを載せています。合格率は同じ年・同じ母集団で受験者数と合格者数が揃ったときだけ算出しています。

受験者数

人数範囲注記
20251,375 2025年度 旧カリキュラム理論試験の受験者数
2025118 2025年度 新カリキュラム検定試験(春期)の受験者数(全体)
2025180 2025年度 新カリキュラム検定試験(秋期)の受験者数(全体)
20241,370 2024年度 旧カリキュラム理論試験の受験者数
20231,403 2023年度 旧カリキュラム理論試験の受験者数

合格者数

人数範囲注記
2025925 2025年度 旧カリキュラム理論試験の合格者数(合格率67%)
202521 2025年度 新カリキュラム検定試験(春期)の合格者数(全体・合格率18%)
202536 2025年度 新カリキュラム検定試験(秋期)の合格者数(全体・合格率20%)
2024731 2024年度 旧カリキュラム理論試験の合格者数(合格率53%)
2023444 2023年度 旧カリキュラム理論試験の合格者数(合格率32%)

日本スポーツ協会が検定試験の受験者数・合格者数を公表し始めたのは2023年度分からで、それ以前は公表されていない。2023年度以降は旧カリキュラムと新カリキュラムが並行実施されているので、noteでどちらかを明記している。holdersは公認スポーツ指導者の登録者数ページの値。

日本スポーツ協会が2023年度分から検定試験データPDFで受験者数・合格者数・合格率を公表している。2022年度以前は公表されていない。旧カリキュラムと新カリキュラムで合格率が大きく違うので、volume.series の note でどちらかを確認すること。

制度の沿革

1994年 日本体育協会(現・日本スポーツ協会)のアスレティックトレーナー養成事業は1994年(平成6年)に始まった。検定試験は2023年度から新カリキュラムでの実施が加わり、旧カリキュラムと並行して行われている。
2023年新カリキュラムによる検定試験の実施結果が公表されるようになり、旧カリキュラムと並行実施されている

どういう人が受けているか

2025年10月1日現在の登録者6,116名の男女比は男性75.4%・女性24.6%。人数の内訳は公表されていないためgenderには入れていない。

この資格の仕組み

公認アスレティックトレーナーは、日本スポーツ協会の公認資格のなかでも養成の負担が大きい部類に入る。共通科目と専門科目の2本立てで、講習会と自宅学習を合わせたカリキュラムの時間数は他の指導者資格と桁が違う。専門科目は複数の期に分かれ、年度をまたいで進む。

判定も一段階ではない。知識確認テスト、実技確認テスト、最終検定試験の3つを通る必要がある。受講には有効期間が設けられていて、共通科目と専門科目でそれぞれ年数が決まっている。期間内に終わらなければやり直しになる。資格の登録にも期限があり、数年ごとに更新する。取るのにも維持するのにも時間と費用がかかる設計である。

どういう人が受けているか

日本スポーツ協会は検定試験の受験者数・合格者数・合格率を公表していて、これはゴルフ関連の民間資格の多くが人数を出さないのと対照的である。旧カリキュラムと新カリキュラムが並行して実施されている時期にあたり、どちらの数字かで合格率が大きく違うため、年次で比べるときは区分の確認が要る。

登録者の男女比は協会が公表していて、男性が多数を占める。ゴルフとの関わりでは、プロの選手やトップアマがコンディショニングの専門家を帯同する場面が増えており、ゴルフ専門のトレーナーがこの資格を持っている例がある。ただし資格自体は競技を限定しないので、ゴルフに特化した内容が含まれるわけではない。ゴルフ向けの体の評価という点では、海外のTPI認定のように競技特化の体系が別に存在する。

この資格でできること

公式に公表されていないこと

調べたうえで「公式に記載が無い」と確認した項目です。推測では埋めていません。

  • 2025年度開催要項・公認アスレティックトレーナーのページのいずれにも、募集要項が毎年出る月の記載が無い。

関連する資格

NSCA-CSCS 海外資格 周辺 NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)が認定するストレングス&コンディショニングの資格で、日本ではNSCAジャパンが認定試験を実施してい… TPI Fitness 海外資格 Level 1(部門共通)→ Level 2 → Level 3 Titleist Performance Institute(TPI)のフィットネス部門認定。ゴルファーの身体的制限を評価し、モビリティ・スタビリティ… TPI Medical 海外資格 Level 1(部門共通)→ Level 2 → Level 3 TPIのメディカル部門認定。医師・カイロプラクター・理学療法士・アスレティックトレーナーなどの医療専門職を対象に、動作に基づく評価と治療(SFMA)、… TPI Golf 海外資格 Level 1(部門共通)→ Level 2 → Level 3 TPIのゴルフ(指導)部門認定。ボールフライトの science、身体的制限を踏まえた指導、ウェッジ・パッティング、視覚評価、練習の設計を扱う、ティー… TPI Junior 海外資格 Level 1(部門共通)→ Level 2 → Level 3 TPIのジュニア部門認定。5〜17歳のジュニアゴルファーを長期的アスリート育成(LTAD)の考え方で指導するための資格。年齢別の4つのスクール(The… TPI Power 海外資格 Level 1(部門共通)→ Level 2 → Level 3 TPIのパワー部門認定。ヘッドスピードと飛距離を伸ばすための科学(運動単位の動員、地面反力、スイング技術の修正、クラブフィッティング、パワートレーニン…

出典

アスレティックトレーナー(公益財団法人日本スポーツ協会 公式)(2026-09-09確認)
公認スポーツ指導者 登録者数(日本スポーツ協会)(2026-09-15確認)
2025年度 JSPO公認アスレティックトレーナー検定試験データ(日本スポーツ協会・PDF)(2026-09-15確認)
2024年度 JSPO公認アスレティックトレーナー検定試験データ(日本スポーツ協会・PDF)(2026-09-15確認)
2023年度 JSPO公認アスレティックトレーナー検定試験データ(日本スポーツ協会・PDF)(2026-09-15確認)
A アスレティックトレーナーとは(公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト・日本スポーツ協会・PDF)(2026-09-15確認)
2025年度 公認アスレティックトレーナー養成講習会 開催要項(日本スポーツ協会)(2026-09-17確認)

公式: アスレティックトレーナー(JSPO)