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1935年開場、山梨県初のゴルフ場。溶岩台地を人力で拓いた18ホール。
山梨県南都留郡山中湖村、富士山の裾野と山中湖のあいだに広がる18ホール。1935年(昭和10年)8月の開業で、山梨県で初めてのゴルフ場である。監修・設計は工学博士の明石和衛で、鬼才と呼ばれた明石が生涯で唯一設計したコースとして知られる。パー72、バックティで6,792ヤード(アウト3,450ヤード/イン3,342ヤード)、フロント6,419ヤード。グリーンはベントで、AとBの2グリーンを曜日で使い分けている。土木用の重機が十分でない時代に溶岩台地を人力で切り開いた開発は困難を極めたと伝えられ、その手造りコースの風情が今も名物になっている。1946年にはアメリカ進駐軍に接収された時期もあり、1960年に県内2番目のコースができるまでは山梨県唯一のゴルフ場だった。開業当初は「東京から3時間半」が謳い文句だったが、現在は東富士五湖道路の山中湖インターから約10分である。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
監修は工学博士の明石和衛。鬼才の誉れ高い明石が唯一設計したゴルフ場で、クラブは「富士の裾野の地形を巧みに生かした、本物の自然に溶け込んだ高原リゾートコース」と説明している。赤松でセパレートされたホールはフェアウェイが広く全体的にフラット、ホール間のインターバルも短いため、歩いて回るゴルフが成立する設計になっている。基本のラウンドスタイルが今も歩きなのはそのためである。
平坦で広いコースが甘くならないのは、グリーンが速いからである。クラブは「グリーンは富士山から順目になった高速グリーン」と明記しており、芝目が強く、順目ならボールは速く遠くまで転がり、逆目なら遅く転がりにくい。芝目の方向は富士山から順目——この一点を読めるかどうかでスコアが変わる、という作りになっている。
開業当時は若木だった樹木が今では巨木となり、90年の歴史の生き証人としてプレーを見つめている、というのがクラブの自己紹介である。
公式のホール解説に、他ではまず見ない一文がある——「クラブハウスが右に傾いて見えますが目の錯覚です」。溶岩台地を人力で切り開いた地形と、ホール全体の左傾斜が組み合わさって、正面の建物までゆがんで見えるということである。実際の攻め方も傾斜が支配していて、右からのアゲインストが多いことと左傾斜から右狙いが基本。左ラフに入れると残り100〜150ヤード地点の松がスタイミーになり、2打目が出すだけになる可能性がある。459ヤードという距離以上に、目と地形の両方を疑わされるホールである。
上がりホールでもクラブは同じことを言う。「セカンド地点からかなり打ち上げに見えるが実は目の錯覚です。グリーン手前150ヤード地点とグリーンの高さはほぼ一緒です」。距離は356ヤードと短く、右がOBなのでフェアウェイやや左狙いが安全。ラウンドの最後に、90年かけて育った赤松と富士の裾野の傾斜が作る錯覚をもう一度突きつけてくる——このコースの性格を最もよく表す締めくくりである。
このコースの攻略はグリーンから逆算するのがいちばん早い。公式が全ホールで指示しているのは、傾斜のどちら側から攻めるかである。1番・10番は右奥への傾斜が強いので左手前から、6番・8番・9番・15番は左奥への傾斜が強いので右手前から、14番は奥からの傾斜が強いので手前から。受けているグリーンではセンターかやや手前が定位置という指示が繰り返される。4番・13番・17番は「グリーン面が受けて見えるが手前から速い」ので、見た目に従うと打ち過ぎる。
7番・8番・9番・13番・16番で「やや右からのアゲインスト(向かい風)になることが多い」と案内されている。逆に11番は「やや左からのフォロー(追い風)になることが多い」。方角ごとに傾向が示されているので、その日の風とあわせて番手を決めたい。
公式は越えるのに必要なキャリーを数字で示す。12番は左バンカーを越えるのに230ヤード以上、13番は右バンカーを越えるのに200ヤード以上、15番は松の左のバンカーを越えるのに230ヤード以上、17番のショートカットも230ヤード以上。自分のキャリーが分かっていれば判断できる作りになっている。
松がスタイミーになるホールも多い。4番は中央の松をどう避けるか、7番はグリーンセンター方向に打つと左手前の木に当たる、8番と9番は残り100〜150ヤード地点の松、12番はピンが右のときグリーン右手前の松。
ハンディキャップ1は5番「馬返」(バック430ヤード・少し打ち上げなので1〜2クラブ大きめに)、2は13番「湖上」(バック600ヤードでコース最長)、3は9番「旭ヶ丘」(459ヤード)、4は11番「曾我」。3番「鶯谷」はグリーン手前の谷がOBで、確実に越えることがポイントとなる。林に囲まれているため、ピンフラッグが揺れていなくても上空に風があることがある。
監修・設計は工学博士の明石和衛。鬼才の誉れ高い明石が生涯で唯一設計したゴルフコースである。開業当時のパンフレットには、富士山麓・山中湖畔の40万坪の土地に18ホール6,507ヤードを配した旨と、打球が富士の山肌をかすめ、山中湖を越えて対岸の芝山へ跳ぶように見える壮大さが記されていた。
| 所在地 | 〒401-0501 山梨県南都留郡山中湖村山中262-1 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,792ヤード |
| グリーン | ベント(A・Bの2グリーンを曜日で使い分け) |
| コースタイプ | 高原 |
| 設計 | 明石和衛 |
| 開場 | 1935-08-01 |
| 面積 | 890,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 5.14 |
| ニアピン推奨 | 3.16 |
| 車 | 東富士五湖有料道路山中湖 から約 5km |
|---|---|
| 電車 | 富士山駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・6打席 あり 打席数:6打席 距離:60ヤード 料金:30球:¥450 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場なし バンカー練習場なし ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 キャディ付きかセルフの選択制。歩いてのラウンドで、セルフプレーの場合は2人乗り乗用カート使用。希望すれば状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り)、乗用カート(2人乗り) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能あり GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:~17:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 定休日無し |
| 電話 | 0555-62-1227 |
曜日で切り替えており、Aグリーンが火曜・木曜・土曜・日曜、Bグリーンが月曜・水曜・木曜・金曜です。天候やコース作業の状況により変更する場合がございます。
歩いてのラウンドが基本です。セルフプレーの場合は2人乗り乗用カートをご利用いただきます。カートはフェアウェイへの乗り入れが可能で(悪天候時やコース作業時を除く)、全台にGPSナビを搭載しています。
できます。キャディ付きプレーの場合は1台11,000円(同伴者に70歳以上の方がいらっしゃる場合7,700円)、2人乗りカート1台付きのセルフプレーの場合はお1人あたり700円(いずれも税込)です。5人乗りカートへの変更も可能ですので、事前にお知らせください。
芝目が強く、その方向は富士山から順目です。順目ではボールが速く遠くへ転がり、逆目では遅く転がりにくくなりますので、順目・逆目をしっかり読んでお攻めください。
1935年(昭和10年)8月の開業で、山梨県で初めてのゴルフ場です。設計は工学博士の明石和衛で、明石が唯一設計したコースです。1960年に県内2番目のコースができるまでは、山梨県唯一のゴルフ場でした。
7打席・60ヤードの練習場がございます。レンタルクラブは5,500円から、レンタルシューズは2,200円からご用意しています。
定休日はございませんが、冬季クローズがあります。悪天候などの特別な事由でクローズする場合は公式サイトでお知らせします。
ジーパン、タンクトップ、Tシャツ、サンダル履きのような軽装でのご来場はご遠慮ください。シューズはソフトスパイク・スパイクレスともに可、メタルスパイクは不可です。
最終確認日:2026-09-06