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神奈川県箱根町仙石原、富士屋ホテル直営の18ホール・パー72・全長6,651ヤード。1917年(大正6年)7月に7ホールで開場した、日本でも屈指の歴史を誇るパブリックコースである。原設計はニッポン・レース・クラブ・ゴルフアソシエイションのキャプテンだったF・E・コルチェスターで、1935年に赤星四郎の設計でイン9ホールが加わり18ホールとなった。開場当時は宮ノ下御用邸に避暑中の東宮殿下(後の昭和天皇)が毎週のように行啓している。仙石原の地形を生かしてアップダウンを抑え、適度なアンジュレーションで戦略性を持たせた造りで、全ホールに右・左の2グリーンがある。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
富士屋ホテルの山口正造は1900年に18歳で渡米し、英国でも7年間ホテルで働いて帰国した人物である。欧米の一流ホテルが付属ゴルフコースを持つことにならい、早くからコース建設を構想していた。1915年(大正4年)に建設を決意したが費用が膨大でホテル直営は難しく、箱根ゴルフ及銃猟倶楽部を設立して同志を集めた。1916年には新任の県知事・有吉忠一に補助金を申請し、名勝地改善補助金の名目で計3,000円の県費補助を受けている。1920年(大正9年)には倶楽部組織を解散して権利一切を富士屋ホテルに譲渡し、名実ともにパブリックコースとして再出発した。
現在のアウト9ホールはF・E・コルチェスターの設計で、1917年7月に7ホール、9月に9ホールが完成した。インの9ホールは1935年(昭和10年)にコース賛助会の後援を受け、赤星四郎の設計で竣工し、全長6,320ヤード・パー72の18ホールとなった。1945年には富士屋ホテルとともに米軍に接収され、1952年の接収解除でパブリックコースとして再開している。1939年には山梨県明見村から百余年を経た古式の百姓家を移築してクラブハウスの一部に加えた「午六山荘」もつくられた。
クラブが「手前の池と正面の箱根外輪山との眺めが調和した美しいホール」と書いているのがアウト6番、バックティ403ヤードのパー4である。ホール全体が緩やかに左へ傾いているため左サイドのOBに注意が要り、ティーショットは右目に徹するのがよいとされる。右グリーンは比較的やさしくバーディーチャンス、左グリーンは傾斜のある難しいグリーンで、景色の良さと傾斜の緊張が同居するホールである。
インの15番は、クラブが「金時山の眺望がダイナミックなホール」と紹介する池越えの左ドッグレッグである。バックティ379ヤードのパー4で、ティーショットは右へ突き抜けるとパーオンが難しくなり、左サイドはOB。セカンドはやや大きめのクラブでしっかり打つよう勧められている。箱根の名峰を正面に置いて池を越える構図が、このコースを代表する一枚になっている。
全長6,651ヤード・パー72。アウト3,249ヤード、イン3,402ヤード。
クラブはアウトを「全体にフラットなコースが多く、平行する1番と8番の2ホールに打ち上げ・打ち下ろしがあるだけで他はほぼ平坦。フェアウェイは広く、のびのびと打てる」と説明する。対してインは「アウトに比べて難ホールが多い。池やOB、深いラフが待ちうけ、グリーン周りも難しい」としており、自然の起伏が複雑に組み合わさって変化に富む。ハンディキャップ1はイン13番、2はアウト8番、3はイン17番である。
全ホールに右・左の2グリーンがあり、クラブのアドバイスはほぼ毎ホールでどちらのグリーンかによる違いに触れている。4番は右が縦に長く距離感が要り、左は小さく奥から速い。6番は右がバーディーチャンスで左は傾斜のある難しいグリーン。16番は右だと左からのアプローチが難しく手前から縦に使うほかなく、左だと左足下がりを避けてレイアップが要る。
5番はフォローの風が吹くと吹き抜けてオーバーしやすく、10番は右からの風が吹く日が多い。12番はやや打ち上げで風の影響が出やすい。6番・14番・17番はホール全体が片側に傾いており、傾斜の高い側から攻めるのが基本になる。13番はセカンド地点左サイドに大きく成長した椿の樹があり、これも狙いを縛る。
1917年(大正6年)4月、横浜・根岸のニッポン・レース・クラブ・ゴルフアソシエイションのキャプテンだったF・E・コルチェスターの設計でコース建設に着手し、同年7月に7ホール、9月に9ホール(現アウトコース)が完成した。1935年(昭和10年)に赤星四郎の設計でイン9ホールが竣工し、全長6,320ヤード・パー72の18ホールとなった。
| 所在地 | 〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1237 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,651ヤード |
| グリーン | 右・左の2グリーン |
| コースタイプ | 高原 |
| 設計 | F・E・コルチェスター |
| 開場 | 1917-07-28 |
| ドラコン推奨 | 4,7,13,14 |
| ニアピン推奨 | 3,9,12,18 |
| 運営 | 富士屋ホテル株式会社 |
| 車 | 東名高速道路御殿場 から約 10km |
|---|---|
| 電車 | 小田原駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・42打席 あり 打席数:42打席 距離:300ヤード 料金:40球:¥500 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場なし バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 キャディ付・セルフ 1組4人が原則だが、状況により ツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能あり GPSナビあり |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:~16:00 朝食:7:00~9:30(料金:¥660~¥1,480) 昼食:9:30~14:00(料金:¥1,870~¥4,950) ラストオーダー:14:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月、及び冬季セルフスループレー期間は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 無休 |
| 電話 | 0460-84-8511 |
1917年(大正6年)7月に7ホールで開場した、日本でも屈指の歴史を持つパブリックコースです。1935年に赤星四郎の設計でイン9ホールが加わり、18ホールになりました。
富士屋ホテル直営のパブリックコースで、どなたでもお気軽にプレーいただけます。
全ホールに右・左の2グリーンがあります。どちらを使うかで距離も傾斜も変わるため、攻め方が変わります。
300ヤード・42打席の練習場があり、ドライバーも使えます。バンカー練習場もあります。
毎年1月に数日間、冬季の営業クローズ期間があります(2026年は1月13日から16日。この期間も練習場は利用できます)。
最終確認日:2026-09-05