画像提供:芙蓉カントリー倶楽部
神奈川県藤沢市大庭、湘南の高台に1962年11月に開場した18ホール・パー70の丘陵コースである。クラブは自らを「湘南を見下ろす絶景」「都心からのアクセスも良い湘南に位置する、女性にも人気の丘陵コース」と紹介し、富士山と江ノ島の眺望、四季折々の草花を売りにしている。特徴は「距離は短いが微妙なアンジュレーションがあるため正確なショットが要求される」こと、そして「グリーンまわりの攻略がスコアメイクのポイント」であること。パー4が12ホール、パー3が4ホール、パー5が2ホールという構成で、全長は6,000ヤード前後。全組キャディ付きで乗用カートを使う会員制コースである。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
湘南の高台という限られた土地に、自然の地形をそのまま生かして引かれたコースである。クラブは「50年の歴史を誇る、自然を生かした戦略性に富んだコース」「湘南の高台に展開する、自然の地形を活かしたパー70の丘陵コースは、変化に富み、手作りの妙味に溢れています」と表現する。「手作りの妙味」という言い方に、この倶楽部の性格がよく出ている。全長は6,000ヤード前後とけっして長くないが、クラブ自身が挙げる要点は「距離は短いが微妙なアンジュレーションがあるため正確なショットが要求される」「グリーンまわりの攻略がスコアメイクのポイント」の2つで、飛距離ではなく精度で難度を作る方向に振り切っている。都心から1時間半、辻堂駅から8分という立地を生かし、女性にも回りやすいコースであることを前面に出している一方、全組キャディ付きという運用は開場以来の倶楽部らしさを残している。
このコースでいちばん形が独特なのが3番である。310〜321ヤードのストレートなパー4で、公式は「飛ばし屋なら1オンの可能性もあるミドルホール」と書く。ところがフェアウェイが2つに分かれており、「右のフェアウェイは低くなっているのでセカンドが打ち上げになる。右にはOBもあるので、ねらい目は左フェアウェイ」。届く距離のホールに、あえて高低差の違う2本の道を用意して選ばせる——距離を削られた土地で戦略性を作る、この倶楽部の手つきがいちばん分かりやすく出ている。
クラブがコースギャラリーで挙げている見どころが眺望である。「富士山に向かってティーショットを放つホールも」「湘南の高台に展開する、自然の地形を活かしたパー70の丘陵コースは、変化に富み、手作りの妙味に溢れています」。晴れた日は富士山と江ノ島の両方が視界に入り、湘南の高台という立地そのものがこのコースの看板になっている。
締めくくりは429〜439ヤードのパー4で、パー4としてはこのコースで最長。公式の解説は短く、そして厳しい——「ティーショットは、右OB・左崖下。最終ホールなので思いっきりセンター狙いで」。逃げ場が両側にないホールで、狙う場所が1つしかないと言い切っているのがかえって潔い。ハンディキャップ6。
公式のホール解説を通して読むと、18ホール中12ホールでOBへの注意が書かれている。1番は「ティーグラウンドが右を向いているので右のOBに要注意」、5番は「グリーンオーバーするとすぐOB」、7番は「ホール右側がOB」、12番は「ティショット、セカンドショットとも左のOBに要注意」、17番は「ティショットは左右のOBに要注意」、18番は「ティーショットは右OB・左崖下」。距離が短いぶんコースの幅が限られており、飛ばすより外さないことが優先される。
1番は軽い右ドッグレッグ、4番はきつい左、6番はきつい右、9番は軽い左、12番は軽い右、14番は左と、曲がる向きが入れ替わる。とくに4番はハンディキャップ1の最難関で、公式は「ティショットはアイアンで正面バンカー方向ねらいがベスト」と、ドライバーを持たない選択を勧めている。14番も「ティマークの位置によって、ティショットはアイアンも考える」。刻む前提のホールがはっきりしているコースである。
1番は「ティーショットの位置によって、中央右よりのヒマラヤスギがセカンドショットのじゃまになる」、11番は「右の林を越えると1ペナ」、14番は「グリーン間の松が意外に邪魔になる事がある」。林や単木が具体的な障害として何度も出てくるのは、自然の地形と樹木をそのまま使った古いコースならではである。
クラブ自身が「グリーンまわりの攻略がスコアメイクのポイント」と掲げている。16番は「打ち上げの1グリーンのショートホール。右のバンカーはけっこう深くむずかしい。奥と手前で2段グリーンになっている」。5番は「グリーンオーバーするとすぐOB」。乗せることより、どこから寄せるかを先に決めておきたい。
10番は「右1ペナに注意」、11番は「右の林を越えると1ペナ」。OBではなく1打罰のペナルティエリアが設定されているので、球が見つからないときの処置を事前に確認しておくとスムーズである。
| 所在地 | 〒251-0861 神奈川県藤沢市大庭2320 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 70・6,071ヤード |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 新田正清 |
| 開場 | 1962-11-04 |
| 電車 | 辻堂駅 |
|---|---|
| クラブバス | 土・日・祝はJR辻堂駅発の倶楽部バスが定期運行(辻堂駅発6:45〜9:30の30分間隔、コース発15:00〜17:30)。平日は前日までの予約制で辻堂駅・小田急線善行駅東口からのお迎え便あり。 |
| 駐車場 | 80台 |
| 練習場 | あり あり アプローチ練習場なし バンカー練習場なし ドライバー使用不可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き 全組キャディ付き、 乗用カートでのラウンド。 1組4人が原則。バック不足分1-バックについて、 @787.50円 (@750円プラス消費税) |
| 風呂 | なし |
| レストラン | なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 毎週月曜日 12月31日 1月1日 |
| 電話 | 0466-34-8111 |
見えます。クラブでは富士山と江ノ島の眺望、四季折々の草花を見どころに挙げており、富士山に向かってティーショットを放つホールもあります。
土曜・日曜・祝日は辻堂駅発の倶楽部バスが定期運行しています(辻堂駅発は6時45分から9時30分まで30分間隔、コース発は15時から17時30分)。平日は前日までのご予約制で、辻堂駅と小田急線・善行駅東口からのお迎え便をご用意しています。乗車定員に限りがありますのでお早めにフロントへお申し付けください。
承ります。ただし会員の方が当日到着でお待ちの場合は、ご一緒にプレーしていただくことがありますのでご了承ください。
全組キャディ付きです。料金にはキャディフィー(カートフィー込み)が含まれています。
約80台です。満車になり次第、坂道駐車のご案内となります。到着後は警備員の指示に従って駐車スペースにお停めください。キャディバッグは警備員がカートで運搬します。
最終確認日:2026-09-08