画像提供:楽天GORA
北海道苫小牧市植苗、新千歳空港からわずか15キロほどの森の中に1993年7月2日に開場した18ホール。設計はアメリカのロバート・トレント・ジョーンズJr.で、Blackティー7,116ヤードのパー72、ベントの1グリーンである。グリーンだけでなくフェアウェイとティグラウンドにもベント芝を敷いた、北海道でも数少ないオールベントのコースとして知られる。総面積は約142万平方メートル。JLPGAのニトリレディスゴルフトーナメントを2010年から2013年と2024年に、ニッポンハムレディスクラシックを2019年・2021年・2022年に開催した。運営はPGMで、同社の上位ブランド「GRAND PGM」に属する。
| 所在地 | 〒059-1365 北海道苫小牧市植苗577-1 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,116ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 林間 |
| 設計 | ロバート・トレント・ジョーンズJr. |
| 開場 | 1993-07-02 |
| 面積 | 1,420,000㎡ |
| ドラコン推奨 | OUT7番、9番、IN14番、17番 |
| ニアピン推奨 | OUT5番、8番、IN11番、16番 |
| 運営 | パシフィックゴルフマネージメント(PGM) |
| 電話 | 0144-57-5757 |
| 公式サイト | 公式サイトを開く ↗ |
| 練習場 | あり・約360Y・16打席 打席数:16打席 距離:360ヤード 料金:35球:¥550 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 ●キャディ付きの場合は基本歩いてのラウンド。 皆様のゴルフバックは、キャディが、 専用のタフメイト(立ち乗りカート)にて運びます。 別料金にてカートの貸出有り。 ●セルフはナビ付5名乗り電磁誘導カートでのプレーになります。 |
| カート | 乗用カート(2人乗り) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナあり パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:6:30~18:30 朝食:6:30~10:00(料金:¥385~¥1,430) 昼食:11:00~18:30(料金:¥1,155~¥3,300) 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ジャケットの着用をお願いしております。 ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 年中無休(冬期間クローズを除く) |
| スタート | 通常 6:00~ |
アメリカのロバート・トレント・ジョーンズJr.さんの設計です。1993年7月2日の開場で、27ホールを造れる敷地をあえて18ホールに使ったコースだと設計者自身が記しています。
空港から道道1091号で約15キロ、約20分です。札幌・JR札幌駅からは道央自動車道経由で約50キロ、約60分。クラブは羽田から2時間弱で到着でき日帰りも可能とご案内しています。
JLPGA公認競技のニトリレディスゴルフトーナメントを2010年から2013年と2024年に、ニッポンハムレディスクラシックを2019年・2021年・2022年に開催しています。
隣接する「桂ゴルフガーデン」をご利用いただけます。360ヤード30打席のドライビングレンジ、パッティンググリーン1面とアプローチグリーン2面、バンカー、3ホールのショートコースを備え、芝種と刈高は本コースと同じです。
キャディ付きとセルフプレーの選択制です。キャディ付きの場合は基本的に歩いてのラウンドで、バッグはキャディが立ち乗りカートでお運びします(カートは別料金で貸出あり)。セルフはナビ付き5人乗りの電磁誘導カートです。
情報の最終確認日:2026-09-05
| ティ | ヤード | コース レート | スロープ |
|---|---|---|---|
| Black | 7,116 | 74.9 | 144 |
| Blue | 6,495 | 72.0 | 138 |
| White | 6,109 | 70.3 | 133 |
| Gold | 5,615 | 68.0 | 128 |
| Red | 5,061 | 65.5 | 122 |
OUT
| H | PAR | HDCP | Black | Blue | White | Red |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 4 | 7 | 419 | 376 | 376 | 337 |
| 2 | 4 | 15 | 395 | 353 | 314 | 281 |
| 3 | 5 | 3 | 533 | 502 | 458 | 413 |
| 4 | 4 | 1 | 455 | 419 | 383 | 348 |
| 5 | 3 | 17 | 180 | 155 | 130 | 104 |
| 6 | 4 | 9 | 324 | 290 | 265 | 235 |
| 7 | 5 | 5 | 588 | 548 | 505 | 467 |
| 8 | 3 | 13 | 187 | 161 | 144 | 106 |
| 9 | 4 | 11 | 398 | 372 | 352 | 311 |
| 計 | 36 | 3,479 | 3,176 | 2,927 | 2,602 |
IN
| H | PAR | HDCP | Black | Blue | White | Red |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10 | 5 | 12 | 553 | 521 | 488 | 459 |
| 11 | 3 | 18 | 202 | 162 | 162 | 127 |
| 12 | 4 | 8 | 403 | 373 | 368 | 302 |
| 13 | 4 | 2 | 450 | 420 | 394 | 337 |
| 14 | 5 | 16 | 567 | 531 | 489 | 449 |
| 15 | 4 | 14 | 401 | 364 | 364 | 319 |
| 16 | 3 | 10 | 196 | 161 | 114 | 77 |
| 17 | 4 | 6 | 429 | 390 | 390 | 336 |
| 18 | 4 | 4 | 436 | 397 | 397 | 359 |
| 計 | 36 | 3,637 | 3,319 | 3,166 | 2,765 |
クラブが掲げるのはリスクと報酬の設計哲学で、コースガイドの見出しも「危険が大きければ、それだけ報酬も大きい。プレーヤーの技術と勇気が試される18ホール」である。実際のホール解説を読むと、7番の「ティショットでの右は禁物」、12番の「二打目以降も左右ともに禁物」のように、報酬を取りにいく線がどこにあるかを毎ホール具体的に示している。
設計者ロバート・トレント・ジョーンズJr.は寄稿のなかで、この敷地は27ホールの造成が可能だったにもかかわらず「比類のない18ホールのゴルフ場のほうがより価値がある」という判断がなされたことに敬意を表する、と書いている。設計にあたっては「すでに与えられている景観を生かし、さらにそれを磨き上げること」を第一に考え、大きなランディングエリアと、なだらかなうねりを持つグリーンへの広くひらけたアプローチによって、あらゆるプレーヤーを心地よく迎え入れるようデザインしたと述べる。同時に、チャンピオンレベルの相手には「より正確なショットと飛距離を要求する長い厳しいコースに姿を変える」とも予告している。
倶楽部の名は敷地に立つ桂の木に由来する。18番フェアウェイにそびえる樹齢200年超といわれる大木を御神木とし、クラブはこれを「森と動物たちとの共存を願う私たちのこだわりの象徴」と位置づけている。水や空気のきれいな肥沃な大地にしか育たないとされる桂が育つこと自体が、この森の豊かさの証明だという説明である。
倶楽部の名前の由来そのものが立っているホールである。フェアウェイにそびえる桂の大木は樹齢200年を超えるといわれ、クラブはこれを御神木と呼ぶ。公式のホール解説も「御神木である桂の木が見守る最終ミドルホール」と書き出し、ティショットは桂の木の左、センターから左寄りを狙って飛距離を出したいと続ける。グリーンは5つのバンカーに囲まれるため、最後はやや左目の花道から勇気を持って攻めることになる。
このホールには語り継がれる決着がある。2010年、記念すべき第1回ニトリレディスゴルフトーナメントは鬼澤信子と金ナリのプレーオフとなり、舞台がこの18番だった。両者ともティショットをフェアウェイから外し、鬼澤の2打目は左へ大きく曲がったが、木に当たって花道に落ちてくる。バンカーにつかまった相手を振り切って優勝が決まった。クラブはこの一打を「『桂の木』が、鬼澤プロに微笑んだのでしょう」と記し、「桂の森の神秘を感じる結果となりました」と書き残している。
18ホールでもっとも長い右ドッグレッグのロングホール。ここでも目印になるのは桂の木で、公式は「ティショットでの右は禁物にて、正面の桂の木より左側のフェアウェイに落としたい。その位置ならば、2打目以降はグリーンに向って真っ直ぐに攻めることができる」と説明する。588ヤードという数字ではなく、立っている一本の木が打つ方向を決めているところに、この森のコースらしさがある。
公式のホール解説を通して読むと、守り方がはっきり2種類に分かれる。グリーンを守るのはバンカーで、1番は両側、9番と17番は砲台グリーンの両脇、18番にいたっては5つのバンカーがグリーンを囲む。一方、ティショットとセカンドを縛るのは水である。3番は300ヤード地点のドライクリークを2打目で必ず越えねばならず、12番は逆に手前のペナルティエリアを第1打で越えることが前提になる。8番は「右側は全て池」、15番は「弱めと右目の打球はすべて池に吸い込まれる」、16番は「グリーン周り以外は、ほぼ全てがペナルティエリア」。砂は寄せの巧拙で済むが、水は選択の誤りがそのまま打数になる。
1番の「2打目は手前エプロン狙い」に始まり、2番「花道から攻め上がりたい」、6番「手前花道から攻めたい」、9番「2打目は手前花道狙い」、17番「やや左手前花道狙い」、18番「やや左目の花道から勇気を持って攻めたい」と、花道を使えという指示が繰り返される。設計者が語る「グリーンへの広くひらけたアプローチ」がそのまま攻略法になっているコースで、ピンを直接狙うより地面を使うほうが理にかなう。
ハンディキャップ1はOUT4番(Black455ヤード)、2はIN13番(同450ヤード)で、どちらも距離のある緩いドッグレッグのミドルホールである。4番は「左バンカーの右端という狭いエリア」を狙う設定、13番は「飛距離が必要な上に、フェアウェイを外すとラフやマウンド、樹木に苦戦する」と公式が明記する。逆にハンディキャップ18のIN11番は202ヤードのパー3で、公式は「逆風となることも多く、ロングアイアンでの正確なショットが要求される」と書く。数字上の易しさが距離の易しさを意味しないコースである。
8番と11番のパー3には、いずれも「逆風になることも多く」という同じ注意書きが付く。海が近い苫小牧の立地らしく、番手選択は風から逆算するのが前提になる。芝はグリーンだけでなくフェアウェイ・ティグラウンドまでベントで、ライの質が18ホールを通して揃うのもこのコースの特徴である。
| 車 | 道央自動車道千歳 から約 7km |
|---|---|
| 電車 | 千歳駅 |
| クラブバス | なし。 |
北海道ブルックスカントリークラブ
北海道リバーヒルゴルフ倶楽部
ニドムクラシックコース
千歳空港カントリークラブ
苫小牧ゴルフリゾート72 アイリスゴルフクラブ
苫小牧ゴルフリゾート72 エミナゴルフクラブ
出典: 気象庁ホームページ・11月5日 17時 発表