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画像提供:楽天GORA
谷を挟んで東にアウト、西にイン。クレーン設計の丘陵18ホール
1963年5月31日正式開場(1961年に仮開場)。兵庫県西宮市山口町、六甲山地の北側に広がる丘陵コースである。設計は西日本のコース設計を数多く手がけたJ.E.クレーン。矩形の敷地の真ん中を縦に谷が走り、池と小川がある地形をそのまま使い、谷を境に東側にアウト、西側にインをまとめている。小高い丘陵が多いにもかかわらず高低差は最大でも40メートルに収まり、1番と9番、10番と18番が平行して、2つのグリーンとティーインググラウンドがクラブハウスを囲む形に配置されている。グリーンはベント1グリーンで、2001年に芝種をL-93へ更新した。クラブマークは1966年から「鷺草」を使っている。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
設計者J.E.クレーンの意図は、公式の言葉を借りれば「素材である西宮高原の地形をいかし、万人に愛される、少しでも面白いコースを考えること」だった。クレーンは自ら地形を見て歩き、これならいいコースになると直感したうえで、約53万坪という広さに対して自由な発想と、誰もがチャレンジしたくなる設計を施したとされる。結果として、ひとつとして同じパターンのホールがなく、平坦に見える地形の中でもアプローチの選択肢が変わる18ホールになっている。谷を境にアウトとインを東西に分け、1番と9番、10番と18番を平行に並べてクラブハウスを囲む配置にしたのも、限られた高低差の中でコースをまとめるための判断である。
公式が「40メートル下のフェアウェイへ、自分の飛距離に応じてねらい目を判断させるホール」と説明するパー4。落としどころが1点に決まっておらず、飛距離ごとに違う答えが用意されているホールで、クレーンが掲げた「万人に愛される、少しでも面白いコース」という設計意図がいちばん分かりやすく出ている。ホールに沿って左はOB、右はクリークで逃げ場は狭い。グリーン右手前のバンカーは見た目よりグリーンから離れているという但し書きも公式に付く。
谷を越えて打つパー3で、グリーンは右手前から左奥へ伸びる細い二段グリーン。公式は「ピン位置により、視覚的な難易度が極端にかわり、大変戦略性に富んだホールとなっている」と書いている。同じ距離を打つのに、手前のピンと奥のピンでは越えるべき谷の見え方が変わるという仕掛けで、ニアピン推奨ホールにもなっている。
距離のある打ち上げのパー4で、グリーン周りは大変狭く、グリーンも奥に向かって速い。難易度の話とは別に、公式がわざわざ「グリーン奥の赤松は見応えがある」と一文を添えているホールである。
敷地全体の高低差は最大でも40メートルしかないが、その範囲でほぼ全ホールに打ち下ろしか打ち上げが入る。1番はティーイングエリアから打ち下ろし、4番は第1打が打ち下ろしで第2打が打ち上げ、9番は230ヤード付近でフェアウェイが一段下がってからグリーンまで打ち上げ、というように高さの向きが1ホールの中でも変わる。距離表示だけで番手を決めると合わないホールが多い。
敷地を縦断する谷と小川がそのままハザードとして効く。2番と11番は谷越え、4番はグリーン左のクリークに向かって傾斜がきつく、13番も右にクリークが入る。谷はアウトとインの境界でもあるので、両ナインとも「谷側を避けてどちらに置くか」という同じ問いが繰り返し出てくる。
3番(チャンピオン595ヤード)はティーイングエリアからグリーンまで左側がすべてOBで、フェアウェイ中央の松の右サイドがベストルート。フェアウェイが左傾斜のため第2打も右狙いになる。対して7番(同540ヤード)は公式が「3番のパー5と反対に右側が崖でOB」と書くとおり、1打目も2打目も左の土手裾を狙う。同じアウトの中で危険側が反転しており、片側だけ打てるプレーヤーには続けて難しい。
ハンディキャップ1はアウト4番(442ヤード)、2はイン14番(507ヤードのパー5)、3はアウト3番、4はイン11番。長さのあるホールが上位に並ぶ一方で、ショートホールは4つとも性格が違う。公式は16番(190ヤード)を「4つのショートホールの中では最も難易度が高い」とし、グリーン周りの3つのバンカー、特に左の深いバンカーへの注意を促している。
J.E.クレーンは1892年横浜生まれ。1920年の垂水ゴルフ倶楽部を皮切りに西日本のコース設計に関わり、泉南カンツリークラブ(1960年)、三好カントリー倶楽部西コース(1961年)、千刈カンツリークラブ(1965年)、るり渓ゴルフクラブ(1975年)などを手がけた。晩年は芦屋市に住み、1980年に88歳で亡くなっている。西宮高原は1963年の作品にあたる。
| 所在地 | 〒651-1423 兵庫県西宮市山口町船坂2013 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,956ヤード(18ホール(OUT×IN)) |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | J.E.クレーン |
| 開場 | 1963-05-31 |
| 面積 | 1,650,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 7.14 |
| ニアピン推奨 | 2.12 |
| 種別 | 預託金会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 1,100,000円 /買い希望 700,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 流動性 | 売買スプレッド 44.4%・低い |
| 名義書換料 | 1,100,000円 |
| 年会費 | 88,400円 |
| 初期取得費用の概算 | 約2,370,500円 |
| ティ | ヤード | コースレート | スロープ |
|---|---|---|---|
| CHAMPION | 6,956 | 74.3 | 143 |
| BACK | 6,574 | 72.7 | 139 |
| REGULAR | 6,145 | 70.4 | 134 |
| GOLD | 5,741 | 68.6 | 132 |
| LADIES | 5,585 | — | — |
| PURPLE | 5,272 | 66.5 | 128 |
OUT 3,579ヤード/IN 3,377ヤード(チャンピオンティ)、各パー36。コースレートは男性のチャンピオン74.3・バック72.7・レギュラー70.4・ゴールド68.6・パープル66.5、女性はチャンピオン81.2・バック79.1・レギュラー76.8・レディース73.5・パープル72.1。ドラコン推奨ホールはOUT7番とIN14番、ニアピン推奨ホールはOUT2番とIN12番。
| 車 | 西宮北IC から約 10km |
|---|---|
| 電車 | JR宝塚駅 からタクシー約 20分 |
| クラブバス | JR宝塚駅からクラブハウスへの直行便を運行(会員専用・予約制) |
| 練習場 | あり・約200Y・20打席(屋外) ドライバーの使用が可能な本格的なドライビングレンジ。 |
|---|---|
| キャディ | 平日はキャディ付きとセルフの選択制、土日祝はキャディ付きのみ |
| カート | 全組で電動乗用カートを使用 |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 朝食:7:30~10:00(料金:¥740~¥1,300) 昼食:10:00~14:00(料金:¥1,050~¥3,000) 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | 来場時およびプレー後はブレザーまたはジャケットの着用をお願いしている(6月〜9月の酷暑期と1月・2月の極寒期は除く)。上着なし、ジャンパー、シャツ姿、ラフな上着での来場は不可。6月〜9月の酷暑期に限り、プレー中のシャツの裾出しを許容している。 |
| 定休日 | 1月1日ほか、月1〜2回の指定休場日(年間の休場日は公式サイトで公表) |
| 電話 | 078-904-3741 |
平日はキャディ付きとセルフプレーをお選びいただけますが、土日祝はキャディ付きのみとなります。いずれの場合も全組で電動乗用カートをご使用いただきます。
ご来場時とプレー後はブレザーまたはジャケットの着用をお願いしています(6月〜9月の酷暑期、1月・2月の極寒期は除きます)。上着なし、ジャンパー、シャツ姿、ラフな上着でのご来場はご遠慮ください。
200ヤード20打席のドライビングレンジがあり、ドライバーもご使用いただけます。
JR宝塚駅から約9km・タクシーで20分ほど、神戸電鉄の有馬温泉駅からは約5.6km・タクシーで10分ほどです。宝塚駅からのクラブバスは会員様専用・予約制となっています。
ドラコンはOUT7番とIN14番、ニアピンはOUT2番とIN12番です。
六甲カントリー倶楽部【アコーディア・ゴルフ】
よみうりカントリークラブ
神戸グランドヒルゴルフクラブ【PGM】
つるやカントリークラブ 西宮北コース
よみうりゴルフショートコース
よみうりゴルフウエストコース
最終確認日:2026-09-05