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画像提供:札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース
井上誠一が北海道で最初に手掛けた、ANAオープンの舞台。
北海道北広島市輪厚、1958年(昭和33年)8月開場の18ホール。井上誠一が北海道で初めて手掛けたコースで、札幌ゴルフ倶楽部が戦前の月寒リンクス、戦後の真駒内キャンプクロフォードを経て「日本人専用の自分たちの倶楽部を」と建設した経緯を持つ。パー72・7,063ヤード。1973年(昭和48年)の第1回全日空札幌オープン以来、現在のANAオープンの舞台として毎年トーナメントを迎えており、1991年には日本女子オープンも開催された。全組キャディ付き・歩きのラウンドという運営を続けている。倶楽部マークは1958年制定のドードー鳥(Do-Do Bird)で、コース内の随所にその意匠が使われている。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
クラブがコースに与える言葉は「戦略と景観美に優れた18ホール」「名匠・井上誠一と対峙する瞬間」であり、北海道を代表するチャンピオンコースという位置づけを掲げている。井上誠一が北海道で最初に設計した作品にあたり、以後道内で3コースを手掛けることになるその出発点である。グリーンは1986年に18ホール全ての改造を決議して1988年にアウトの新グリーンが完成、1994年に改修工事が完了しており、ANAオープンの舞台としての要求に合わせて手が入り続けてきた。近年の改修ではクリークの新設と池の拡張が行われ、5番の左サイドの小さな池をなくしてティーショットの選択肢を広げる一方、11番の池を広げて難度と景観を上げるなど、易しくする方向と難しくする方向の両方に手を入れている。
公式のホール解説が「名物ショートホール」と明記しているのがこの11番である。改修工事で左の池を拡張したことで景観がよくなり、同時に難易度も上がったと書かれている。ブルーで233ヤードとパー3としては長く、グリーンはかなり受けているためオーバーすると難しい。一方で芝目はほとんどなく、見た目の傾斜どおりに切れる。距離と池だけで勝負を決めさせる、逃げ道のない設計である。
公式の書き出しがそのまま「ANAオープンでおなじみのロングホール」。セカンド地点は左足下がりでボールが上がりにくいライになるため、1クラブ落としてフェアウェイ右目に打つのが定石で、グリーンからは遠くなるがそのほうが3打目が打ちやすい、と案内される。一方、飛ばす人は左の林越えを狙って2オンも可能。ただし林が高く、当たればトラブルになる。ANAオープンでもギャンブルホールとして紹介されているホールで、刻むか越えるかの二択がプロと同じ形でアマチュアにも突きつけられる。
公式が「3段グリーンのいやらしいフィニッシングホール」と呼ぶ上がりホール。改修で14番から10番まで続くクリークが左サイドに通り、狙いは右バンカーのやや左(バンカー中心付近で残り150ヤード)。3段グリーンなので距離を正確につかむことが求められ、芝目は下から上なので横についたショートパットは思ったほど切れない。そして新設されたクリークに架かるのが倶楽部マークのドードー鳥をあしらった眼鏡橋で、季節ごとに違う景色を見せる。1958年制定のクラブマークがラウンドの最後に現れる構成になっている。
公式のホール解説18本のうち、11ホールでグリーンの芝目に言及しているのがこのコースの最大の特徴である。3番は「芝目は左から右なので、左からのパッティングは見た目より早い」、7番は「傾斜は右から左だが芝目が逆なので見た目より切れない」、12番は「順目から打つ下りラインはとても早い」、14番と18番は「芝目が下から上で傾斜と逆なのでショートパット要注意」。傾斜と芝目が逆向きになるホールが繰り返し出てくるので、見た目だけで読むと確実に外れる。
2番・9番・13番のグリーンを公式は「ポテトチップ」と表現する。とくに13番は「真ん中だけが平で周りは全部ポテトチップ」。井上誠一のグリーンらしく、乗せる位置を間違えると2パットが計算できなくなる。受けグリーンも多く、8番・11番・14番は「オーバーすると難しい」と明記されている。
公式がミドルホールでは難易度1位と書くのが6番(ブルー444ヤード)で、左のOBラインがグリーンまで続き、フェアウェイは右傾斜、右220ヤード地点のバンカーに入ると距離が残る。8番はブルー230ヤードとこのコースで最も長いパー3で、左の林の奥がすぐOB。右からの強風が吹く日は逃げ場がない。9番も左がティーグラウンドからグリーン奥までOBで、しかも右からの風が多いためフッカーには厳しい。
公式が9番の解説で「インに入るとOB杭はなくなりますが、その代わり池が所々顔を出してきます」と予告するとおり、後半は水の設計に切り替わる。11番は改修で池を拡張、13番は新設のクリークと奥の見えない池、14番は右200ヤードまで池とバンカーでセパレート、18番は左に14番から10番まで続くクリークが走る。前半はOB、後半は水という組み立てになっている。
| 所在地 | 〒061-1264 北海道北広島市輪厚77 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,063ヤード |
| コースタイプ | 林間 |
| 設計 | 井上誠一 |
| 開場 | 1958-08-12 |
| 運営 | 一般社団法人札幌ゴルフ倶楽部 |
| 車 | 輪厚スマートIC から約 4km |
|---|---|
| 電車 | 北広島駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・22打席 あり 打席数:22打席 距離:250ヤード 料金:35球:¥330 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き。歩いてのラウンド。1組4人が原則。 |
| カート | 歩き(電動カート) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナあり パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:6:00~19:00 朝食:6:00~10:00(料金:¥770~¥1,600) 昼食:10:00~17:00(料金:¥780~¥4,070) 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準する ラウンド中: ゴルフ場規定に準する |
| 定休日 | 無休(11月中旬から4月中旬まで冬期クローズ) |
| 電話 | 011-376-2231 |
全組キャディ付きで、歩いてのラウンドとなります。キャディフィは4バックと3バックで料金が異なります。
電動カートを使いますが乗用ではなく、コース内への乗り入れもできません。歩いてお回りいただきます。
11月中旬から4月中旬までは冬期クローズとなります。それ以外の期間は無休で営業しています。
ご来場時はブレザーまたはジャケットの着用をお願いしており、ジーンズ・短パン・Tシャツ・サンダルでのご来場はご遠慮いただいています。プレー中は袖付きのスポーツシャツ(ハイネック、タートルネック、女性のノースリーブは可)を着用し、裾はズボンやスカートの中に入れてください。カーゴパンツ、迷彩柄、ジーンズ、ジャージ類はご遠慮ください。安全のため帽子を着用し、タオルを腰に下げたり首に巻いたままのプレーはご遠慮ください。
チェックインは遅くとも30分前までに、スタート準備はスタート時間の10分前までにお済ませください。
4時間を目標に、4時間30分以内でお回りいただくようお願いしています。
練習場をご利用いただけます。貸しボールは35球330円です。
貸しクラブは5,500円と3,850円の2種類、貸し靴は550円でご用意しています(いずれも税込)。
はい。1973年の第1回全日空札幌オープン以来、輪厚コースがANAオープンの舞台となっています(第15回・16回・21回は当倶楽部の由仁コースで開催)。
最終確認日:2026-09-05