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ミズノオープン22年。青木功が刻んだ能登の丘陵45ホール。
能登半島国定公園のなかに広がる、1972年10月21日開場のクラブである(開場時の名称は能登国際ゴルフ倶楽部)。眉丈台と能州台の2つのコースを持ち、公式が掲げるのは眉丈台18ホール6,825ヤード・パー72、能州台18ホール6,599ヤード・パー72。眉丈台は1976年から1997年まで22年にわたってミズノオープンの舞台となり、能州台では同時期にミズノレディースが、1993年には第122回全英オープンのアジア/日本予選が開かれた。トーナメントで積み上げたコース管理のノウハウをそのまま日常のコンディションに使っているのが、このクラブの立ち位置である。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
自然地形を生かした丘陵コースを、トーナメントを開催しながら「プロが認める難コース」に育ててきたのがこのクラブの筋である。眉丈台は特徴的な形のバンカーと微妙なアンジュレーション、小さな砲台グリーン、そして変化の大きい風という4つの要素だけで難度を作っており、飛距離ではなく正確さを問う。1993年から1994年にかけては15番を青木功の設計・指導で大改造し、16番は中島常幸、17番はジェット尾崎、18番はジャンボ尾崎がアドバイスするかたちで上がり4ホールを作り直した。ジャンボ尾崎が残した「18番最終ホールとはドラマを生むホールでなければ良いコースではない」という言葉を、クラブは改造の考え方としてそのまま掲げている。一方の能州台は上杉謙信ゆかりの能州台山の地形と日本海の眺めを主役に置いた雄大なつくりで、1993年に全英オープンのアジア/日本予選の会場候補5か所から選ばれた際、R&Aの競技委員長も景観を絶賛したという。
クラブが「日本で唯一、グリーン上にバンカーがあるホール」と掲げているのがここである。深さ80センチのバンカーがグリーンの中央に据えられており、ミズノオープンの中継でも繰り返し映された。バンカーの手前と奥にピンが切られた日は、乗せただけでは終わらない。優勝争いのなかで見ればなおさら緊張するホールだ、というのがクラブ自身の説明である。ジェット尾崎がアドバイスした改造ホールでもある。
1993年12月から1994年3月にかけて青木功の設計・指導で大改造されたホールで、クラブは青木の手書き改造資料と工事中の写真を公式サイトに残している。青木が挙げた落とし穴は2つ。ひとつはセカンド地点からピンまでの距離感、もうひとつは風である。ティーではフォロー、セカンド地点ではアゲンストになることが多く、しかもセカンドの風は左奥の池の上を滑ってくるぶん林の上を走る風より強い。ティーショットはフェアウェイ左のクロスバンカー手前の一点だけ、セカンドは8メートルの打ち下ろし。三角形の受けグリーンは高低差80センチ、ガードバンカーは深さ1.5メートルある。青木はトーナメント決勝日のピンを手前のガードバンカーの真上に置くのがベストとしたうえで、そのバンカーの砂を厚さ20センチと薄く硬めにし表面をフラットに仕上げさせた。プロが「奥からの下りより手前のバンカーの方が易しい」と考えることを見越して、その逃げ道を潰した設計である。
公式が「朱鷺の台No.1」と書く景観のホール。打ち下ろしのティーグラウンドから日本海と重要文化財の妙成寺五重塔が一望できる。眺めに気を取られると左傾斜のフェアウェイがセカンドを難しくし、グリーンは左が池、奥は下りの深いラフでオーバーが利かない。
公式が挙げる眉丈台の武器は3つ、多数のバンカー・微妙なアンジュレーション・そして風である。クラブはバンカーを形状から「ムカデ」「サソリ」「タコ壷」と呼び分けており、青木功はここの風を「七色に変化する」と評した。フェアウェイ自体はフラットだが、うねりが小さく効いてライが揃わない。グリーンは小さめの砲台で、外すと寄せが難しい。ツアープロが「気の抜けるホールが無い」と言ったのは、飛距離で押し切れる区間が無いからである。
終盤4ホールはトッププロが改造にかかわった区間で、性格がはっきり分かれる。
前半では4番(パー4・331ヤード)が距離の短さと引き換えに深いポットバンカーと小さな砲台2段グリーンで守っており、ドライバーを持つかどうかから考えさせられる。12番(パー3・175ヤード)はティーからグリーンまで池が広がり、長さ36ヤードのひょうたん型2段グリーンをアゲンストの風のなかで狙うことになる。
こちらは上杉謙信ゆかりの能州台山の地形を生かした、ロングヒッター好みの雄大なつくり。距離感を狂わせるのは上空の風で、公式も8番(パー3・166ヤード)で「上空の風が予測以上に強く、クラブ選択が難しい」と書いている。難所は12番(パー4・384ヤード)で、セカンド地点の右に7つのクロスバンカー、左はグリーンまで続くマウンド群、打ち上げたグリーンは5つのバンカーに囲まれる。13番(パー3・128ヤード)は距離こそ短いが池と14か所のバンカーに守られており、樹海の上を走る風の読みがそのままスコアになる。
| 所在地 | 〒925-0018 石川県羽咋市柳田町8-8 |
|---|---|
| ホール数 | 45ホール・PAR 72・7,026ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 丸毛信勝 |
| 開場 | 1972-10-21 |
| ドラコン推奨 | 眉丈台コース:3番、16番 能州台コース:6番、18番 |
| ニアピン推奨 | 眉丈台コース:5番、12番 能州台コース:4番、13番 |
| 車 | 柳田IC から約 1km |
|---|---|
| 電車 | 羽咋駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・30打席 あり 打席数:30打席 距離:240ヤード 料金:30球:¥367 使用球:コースボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 眉丈台コースはキャディ付き、歩いてのラウンド(乗用カート使用も可)。セルフプレーは5人乗りカート。 能州台コースは乗用カートによるセルフプレー。 ツーサムは予約状況による。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り)、乗用カート(2人乗り) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| 宿泊 | あり(あり 施設種類:市内直営ホテル シングル(12室):¥5,602~ /1人 ツイン(8室):¥10,593~ /1人 和室(4室):¥4,583~ /1人 禁煙室:14室 喫煙室:10室 チェックイン:16:00~ チェックアウト:10:00まで キャンセル料:当日100% 前日50% 朝食あり 昼食なし 夕食あり 温泉なし カラオケなし 麻雀あり) |
| レストラン | あり 昼食:10:30~(料金:¥855~¥3,452) 朝食あり バイキングなし 喫煙席あり |
| ドレスコード | クラブハウス内: ・来場時 上着着用(夏季 7月・8月を除く) ・襟のあるシャツ、裾出し禁止・ジーパン、類似スラックス禁止・ショートパンツ着用時の短ソックス禁止 ラウンド中: ・襟のあるシャツ・裾出し禁止、ジーパン・類似スラックス禁止・ショートパンツ着用時の短ソックス禁止 ・帽子又はサンバイザーを必ず着用の事(危険防止の為) |
| 定休日 | 眉丈台コースのみ毎週火曜日クローズ(祝日は除く) 12月31日・1月1日 |
| 電話 | 0767-27-1121 |
はい、ビジター料金の設定があります。ご予約は1組4名様を基本にお願いしています。お電話(0767-27-1111/受付8:00〜17:00)またはWEBから承ります。
眉丈台は18ホール6,825ヤード・パー72で、ミズノオープンが22年間開催された能登の樹海に広がるフラットなコースです。多くのバンカーと小さな砲台グリーン、変化の大きい風で正確さが求められます。能州台は18ホール6,599ヤード・パー72で、日本海の景観が楽しめる雄大な丘陵コースです。1993年の全英オープン アジア/日本予選の会場に選ばれました。
営業していますが「セルフデイ」となり、能州台の中コースと眉丈台のOUTコースを回る18ホールのセルフプレーのみとなります。この日は浴場とレストランはクローズします(12月28〜30日は営業、祝日は通常営業です)。
ドライバー練習場(31打席・30球370円)のほか、パター専用グリーンが2面、アプローチ練習場、バンカー練習場があります。
平日のご予約は前日からお一人様1,000円、土日祝のご予約は3日前からお一人様1,000円、土日祝のコンペは3日前から1組4,000円を頂戴しています。
はい。眉丈台コースで1976年から1997年までミズノオープンが、能州台コースで1976年から1990年までミズノレディースが開催されました。1993年には第122回全英オープンのアジア/日本予選が能州台コースで、2013年に中部オープン、2016年に第2回ISPSハンダグローバルカップが眉丈台コースで開かれています。
最終確認日:2026-09-05