https://golfscale.jp/course/zasaipuresu-gc
画像提供:ザ・サイプレスゴルフクラブ
兵庫県丹波市、篠ヶ峰と竜ヶ岳の麓に広がる93万平方メートルの林間コース。1991年開場、設計は大西久光で、「自然と人間の調和」を設計テーマに掲げる。杉・桧・欅・樅・山桜といった樹齢100年を超える木々をそのまま残し、バンカーは18ホールでわずか29個。OB杭も特設ティも残ヤード板も置かない。2013年に総距離を7,044ヤードへ改造した。欧米型のプライベートクラブをコンセプトとし、1番からのワンウェイスタートを原則とする。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
設計者・大西久光は公式の「哲学」で、篠ヶ峰と竜ヶ岳の麓の93万平方メートルを「まるでゴルフコースになるのを待っていたかのような場所」と表現し、設計テーマに「自然と人間の調和」を掲げることは当たり前の選択だったと書いている。
その考えは具体的な数字と省略に現れている。もとの地形の傾斜を尊重したレイアウト、18ホールで29しかないバンカー、そしてOB杭・特設ティ・残ヤード板といった人工物を置かないこと。コースの横には高さ30メートルを超える木々を残し、クラブハウスや休憩所は森に隠れるように配置されている。「自然のなかで球を転がし、自然が作り出した障害物と対峙するなかに歓びを見出す。それがゴルフの原点」というのが設計者の言葉である。運営面でも欧米型のプライベートクラブをコンセプトに、1番からのワンウェイスタート、キャディバッグをクラブハウスに通さないといった作法を守っている。
ブラック540ヤードのパー5で、ハンディキャップは1。特徴は公式の言葉を借りれば「バンカーが1つも無いこと、そしてグリーンが3段になっていること」である。高低差25メートルの上りで実質距離は30ヤードほど長くなり、フェアウェイは馬の背になっているためキープが難しい。1打目・2打目ともフェード系が有効で、グリーンを狙うショットは上りを意識して1つ大きめを持つ。解説はこう締めくくられる——「バンカーも無く、まっすぐのホールで、これほど難しいパー5は珍しいだろう」。障害物を置かずに地形だけで難しくするという、このコースの設計思想がそのまま出た1ホールである。
18ホールで最も高い海抜225メートルに置かれた高低差8メートルの打ち下ろしで、公式は「切り立った山が後ろにあり、珍しい借景のパー3として記憶に残る」と書く。グリーンは3つの面に分かれ、その日のピンがある面に乗せないとバーディーは難しい。上りと下りの力加減を大胆につけることが有効、というのが公式の助言である。
フィニッシングホールはブラック572ヤードのパー5。バックティーから240ヤードの右コーナーに、公式が「名物」と呼ぶ樅の木が2本立つ。距離の出るプレーヤーはセンターやや右、そうでなければ左狙い。第2打はグリーン手前90ヤードほどを横切るクリークまでの距離感が鍵で、刻みすぎると3オンが難しくなる。飛距離・方向・攻め方のすべてが揃わないと攻略できない、と公式は書く。
公式が「17番ホール以外はすべて花道が用意されている」と書くとおり、逃げ道の無い唯一のホール。グリーンは幅44ヤードに対して奥行き12ヤードしかない横3段グリーンで、距離感と風の読みだけで勝負が決まる。中央の面は受けていないため、止まる球が要求される。
このコースの解説で最も繰り返されるのが高低差の話である。1番は13メートルの上りで「実質距離は表示ヤーデージより20ヤード長い」、2番は25メートルの上りで「実質距離より30ヤード以上長い」、6番も25メートルの高低差で30ヤードほど長い。逆に4番は25メートル、8番は22メートルの打ち下ろし。13番と16番は「フラットに見えるが」それぞれ約7メートル・9メートルの打ち上げで、15番も第1打・第2打ともアップヒルになる。残ヤード板を置かない方針とあわせて、表示された数字ではなく地形を読むことが前提のコースである。
公式は「17番ホール以外はすべて花道が用意されており、その花道を進んでいければ大きくスコアを崩すことはありません」と明言する。実際に7番・9番・10番・11番・15番・16番の解説では花道狙いが正攻法として示される。フェアウェイもグリーンも比較的広いが、各ホールが原生の杉や桧で仕切られているため、外した先の林からの脱出は難しい。飛距離ではなく、花道に入る角度を作れるかどうかが問われる。
5番のフェアウェイ左とグリーン左手前の大きなモミの木は、公式が「垂直ハザード」と呼ぶ。14番は右サイドから狙うと大きな樅の木がスタイミーになり左の池に捕まる、16番は左ラフからグリーン30ヤード左手前のモミの木が視界を遮る、11番は正面の欅が狙いの目標、1番・10番・16番は桜の木が狙い目、と、ほぼ全ホールで木が照準か障害物として機能する。
公式は「アウトコースは1番・2番・6番がアップヒルで全体的に高低差を感じるホールが多く、飛距離よりも正確なティーショットがスコアメイクの鍵」「インコースではほとんどがフラットで、13番ホールから続くパー4をいかに切り抜けるかがポイント」と整理している。実際にハンディキャップ2の14番(ブラック454ヤード)と4の16番はいずれもインのパー4である。
設計は大西久光。1937年兵庫県西宮市生まれ、1959年に日本ダンロップ(現・住友ゴム工業)へ入社し、ゴルフトーナメントプロデューサーとして活動するなかで本格的にコース設計に取り組んだ。公式の「哲学」ページには、設計テーマ「自然と人間の調和」を掲げた設計者本人の文章が署名入りで掲載されている。
| 所在地 | 〒669-3622 兵庫県丹波市氷上町三原60-1 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,044ヤード |
| コースタイプ | 林間 |
| 設計 | 大西久光 |
| 開場 | 1991 |
| 面積 | 930,000㎡ |
| 種別 | 預託金会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 3,500,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 名義書換料 | 1,320,000円 |
| 年会費 | 198,000円 |
| 初期取得費用の概算 | 約5,029,000円 |
| 車 | 氷上IC から約 8km |
|---|---|
| 電車 | 柏原駅 |
| クラブバス | あり JR篠山口駅から予約制でクラブバス運行有り。 |
| 練習場 | あり・13打席 あり 打席数:13打席 距離:330ヤード 使用球:レンジボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き。歩いてのラウンド。 |
| カート | 歩き(電動カート) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| 宿泊 | あり(あり 施設種類:コテージ ツイン(5室) 禁煙室:6室 チェックイン:16:00~ チェックアウト:10:00まで 朝食あり 昼食あり 夕食あり 温泉なし カラオケあり 麻雀あり) |
| レストラン | あり 営業時間:6:30~21:00 朝食:6:30~10:00(料金:¥866~¥2,200) 昼食:10:00~14:00(料金:¥1,100~¥2,200) ラストオーダー:19:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: 男女を問わず、上着(ブレザー・ジャケット)を着用ください。※酷暑の時期(6月~9月)は上着を省略されても差し支えありません。 サンダルやジョギングシューズ、ジーンズでのご来場はご遠慮下さい。 2階のバーラウンジ・レストランでは ブレザー・ジャケットの着用をお願い申し上げます。(ジャンパー・ウィンドブレーカー・レインウェアの着用はご遠慮ください。(ご朝食・ご昼食は1階コーヒーハウスにて)コース内・レストラン内での携帯電話のご利用はご遠慮下さい。 BETのご精算は、ゲットイーブンルームにてお願い致します。 ラウンド中: (男性)・襟と袖の付いたスポーツシャツをご着用ください。 ジーンズ・カーゴパンツ・迷彩柄のズポン・七分丈のズボンはご遠慮下さい。 半ズボンは、膝までの丈のものをご着用ください。 半ズボンでのプレーの際は、白または単色のハイソックスをご着用ください。 男性のオーバーシャツ禁止させて頂きます。(シャツの裾をズボンの外に出さないようにして下さい。) (女性)下記の服装でのプレーはご遠慮下さい。 丈の短すぎるショートパンツ・タンクトップ・Tシャツ・ジーンズ・ジョギングシューズ・ランニングシューズ。 |
| 定休日 | 1月~2月の毎週月曜日(祝日を除く) 12月31日 1月1日 ※冬季メンテナンス期間 1月16日~2月3日(2016年度) |
| 電話 | 0795-82-7711 |
大西久光氏です。1937年兵庫県西宮市生まれで、日本ダンロップでゴルフトーナメントプロデューサーを務めるなかで本格的にコース設計に取り組みました。「自然と人間の調和」を設計テーマに掲げています。
18ホールで29個です。OB杭、特設ティ、残ヤード板といった人工物も置いていません。
会員・ゲストを問わず、来場時とプレー終了後は男女とも上着(背広・ブレザー・ジャケット等)の着用が必要です。ブルゾンやジャンパー類、Tシャツ、ジーンズ、半ズボン、サンダルでのご来場はご遠慮いただいています。7月から9月で気温が30度を超える日は上着を省略できます。
宿泊施設「ザ・サイプレス別邸」があります。ラグジュアリースイートタイプ1棟とスイートタイプ5棟で、庭園は桜守として知られる佐野藤右衛門氏の設計です。ご宿泊のお客様はメンバー紹介料金でプレーいただけます。
JR福知山線・篠山口駅からクラブバスで約40分です。予約制ですので事前にお申し込みください。
正門からクラブハウスへ至る道とコースのそこかしこに3,000本を超える山桜があり、開花時期が異なるため約1カ月かけて花模様が移り変わります。10番ホールのグリーン後ろには、緑色の花弁で全国でも数カ所でしか見られない「御衣黄(ギョイコウ)」があります。
最終確認日:2026-09-08