- 日本シャフトと共同開発したウェッジ専用スチール
- アイアンとの重量フローを崩さないしっかり系の重量感
- ロフト域で挙動を変える番手別フィーリング設計
NS PRO TS-114w-Ver2 は、ヘッドとシャフトをセットで仕上げるフォーティーンが日本シャフトと共同開発したウェッジ専用スチール。アイアン用の流用品ではなく、ウェッジの使い勝手に最適化した純正設計だ。両社初の共同開発シャフトとして初代がFH Forged V1に採用され、その挙動を磨き直したのがVer2にあたる。現在はFR-5・RM-α・DJ-6・FRZ など主力ウェッジに純正搭載される。
位置付けは、同じく純正のTS-101wに対する重量を増したしっかり系。重すぎず軽すぎないTS-101wが標準なら、TS-114w-Ver2はアイアンに重量級のスチールを入れている層に向けた上位の選択肢で、ウェッジだけ軽く浮く違和感を抑えてセットの重量フローをつなぐ狙いがある。手元から先までしっかりした手応えが持ち味だ。
設計の核は番手別のフィーリング最適化。フルショット中心のローロフト域はコントロール性を、コントロールショット中心のハイロフト域は操作性を重視と、ロフトごとに挙動を作り分ける。各番手でベストな振り味を狙う作り込みが、純正シャフトとしての完成度を支える。
| モデル | 重量帯 | フレックス | 適合クラブ | 仕上げ |
|---|---|---|---|---|
| NS PRO TS-114w-Ver2 | しっかり系(重め) | ウェッジ専用(W) | ウェッジ | パールサテン / ブラック(BK) |
展開は1機種で、フレックスはウェッジ専用の1種類。アイアン用シャフトをそのまま流用するのではなく、フルショットで使うローロフト域とコントロールで使うハイロフト域とで挙動を作り分ける番手別設計を組み込み、ウェッジ用途に最適化している。同じFR-5やRM-αのプラットフォームには、より扱いやすいミドル級のTS-101wが標準シャフトとして併存し、扱いやすさと振り抜き重視ならTS-101w、しっかりした手応えと重量・重量フロー重視ならTS-114w-Ver2 という住み分けになる。仕上げは標準のパールサテンに加え、ヘッド色に合わせたブラック仕上げ(BK)も選べ、性能は共通で見た目の統一感で選び分けられる。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| W | 125.0 g | — | — | 35.0〜35.5" |
| モデル | 重量感 | 手元剛性 | しなり | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| NS PRO TS-114w-Ver2 | しっかり・重め | しっかり | 抑えめ | 厚く・芯のある | ○ | 重量フロー重視の上位スチール |
スチールらしい厚い手応えと芯を感じやすい打感が持ち味で、切り返しでヘッドの重みを感じられるぶん軌道が安定しやすい。アイアンに重量級スチールを使う層にはウェッジの重量差が出にくく、距離感を合わせやすい。一方、軽量シャフトに慣れた人やヘッドスピードが控えめな層には重く感じる場合があり、標準のTS-101wとの試打比較で見極めたい。
主力ターゲットはしっかりした手応えと重量を好む中〜上級者。とくにアイアンに重量級のスチールを入れているプレーヤーは、ウェッジに軽量シャフトが入るとセット内で重量が抜けて振り遅れやすい。TS-114w-Ver2 はこの段差を埋め、アイアンからウェッジまで重量フローを自然につなぐ。
アプローチで明確なフィードバックが欲しいゴルファーにも向く。手元から先までしっかりした剛性で打点やフェースの当たりが手に伝わり、距離感の再現性を高めやすい。番手別設計により、フルショットのローロフトからコントロールのハイロフトまで挙動が破綻しにくいのも強みだ。
逆に、軽快な振り抜きや軽さを優先したい層には重く感じる場面がある。ヘッドスピードが控えめな人や、軽量〜中量スチールに慣れている人は、同じヘッドで選べる標準のTS-101wのほうが扱いやすいことが多い。ウェッジを短く持って小さく振る場面が多いゴルファーも、無理にしっかり系を選ぶ必要はない。
住み分けはシンプルで、扱いやすさ・振り抜き重視ならTS-101w、重量と手応え・重量フロー重視ならTS-114w-Ver2。アイアンのシャフト重量とのつながりを基準に、FR-5やRM-αなど両シャフトから選べるヘッドでフィッティングして決めるのが確実だ。パールサテンとブラック(BK)は仕上げ色の違いで、選択はヘッドの色調や好みでよい。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| NS PRO TS-114w-Ver2 |
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