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勧誘・トラブルへの対処

1人予約は初対面の相手と半日を過ごす仕組みなので、まれに困った相手に当たります。多いのは保険や副業の勧誘、頼んでいない説教、しつこい連絡先の要求です。ここでは「何が規約で禁止されているか」「どこに言えばいいか」「同じ相手を避けられるか」を5社の公式記載で確認しました。期待より手薄いというのが正直な結論です。

同じ相手を避けられるかが3層に分かれることを示した図
能動的に避けられるのはバリューゴルフだけ

何が禁止されているか — 名指しで書いているのはGDOだけ

勧誘や出会い目的を名指しで禁止しているのは、5社中GDOだけでした。

[わいせつ・暴力的表現・出会い目的行為](7) 異性との出会いなどを希望、または誘導することが主目的であると当グループが判断する一切の行為 [商業行為](1) 営利・非営利目的を問わず、物やサービスの売買・交換(それらの宣伝・告知・勧誘を含む)を目的とする情報の掲載または、メールの送信行為 [反社会的行為](8) ストーキング行為を行うなど方法を問わず、第三者に対する嫌がらせ行為 — GDO総合利用規約 第12条(禁止事項)

他の4社は包括的な書き方です。

予約サイト 勧誘・営業の扱い
楽天GORA 名指しなし。「迷惑」で包括
GDO 名指しで禁止(商業行為・出会い目的・嫌がらせを個別に明記)
バリューゴルフ 名指しなし。「特定の誰かに向けた内容」の禁止で実質カバー
アコーディア 「営利目的で利用する行為」のみ
PGM 「当社が承認していない営業行為」のみ

ゴルフ場での迷惑行為そのものは、楽天GORA(第13条)・アコーディア(第13条)・バリューゴルフ(会員規約)が明確に禁じています。

つまり勧誘は多くのサイトで「明確に名前を出して禁止されているわけではないが、包括条項には触れうる」という位置づけです。断ってよいことに変わりはありません。

プロフィールや意気込みを使った勧誘は、2社が明確に扱っている

自己紹介や「意気込み」の欄を営業に使う人がいます。これについて明記しているのはバリューゴルフとアコーディアの2社です。

バリューゴルフはヘルプの冒頭に常設で掲げています。

「プロフィール登録」やご予約時の「プレーへの意気込み」は、一緒にプレーする方に対しての「ご自身のゴルフへの思い」「ご自身のプレーへの思い」を知ってもらうためのコミュニケーションツールです。ご自身とは無関係の内容や、特定の誰かに向けた内容、他の方のご予約を阻害するような内容など、上記の目的とは異なる内容の登録はお控えください。 — バリューゴルフ ヘルプ「1人予約ランドご利用にあたってのお願い」

同社は2022年に、実際にそうした利用があったとして注意喚起も出しており、趣旨に反する記載は運営側で既定の文言に変更する場合があると明記しています。

アコーディアも同様の趣旨で、プロフィールに評価・批判・意見を書かないよう求めています。

楽天GORA・GDO・PGMには、これに相当する記載が見つかりませんでした。

通報の窓口 — 専用フォームは5社とも無い

トラブルを報告できる窓口が5社にあるかを比べた表
利用者同士のトラブル専用の窓口は5社とも無い

ここが最も手薄い部分です。利用者同士のトラブルを報告する専用の窓口は、5社とも存在しませんでした。

一般の問い合わせ窓口を使うことになりますが、そこにも差があります。

予約サイト 一般窓口に1人予約の区分があるか
楽天GORA あり。ただし窓口は電話のみ
GDO 1人予約の区分が無い
バリューゴルフ あり。Webフォームのサービス選択に「1人予約ランド」
アコーディア 1人予約の区分が無い
PGM あり。カテゴリ「1人予約」指定のWebフォーム

Webフォームで1人予約として報告できるのはバリューゴルフとPGMの2社だけです。楽天GORAは電話、GDOとアコーディアは1人予約という区分自体がありません。

なおトラブルの責任分界を規約で定めているサイトもあります。楽天GORAは「利用者間」のトラブルを明記、GDOとバリューゴルフは「ゴルフ場運営主体との間で解決する」と定めています。PGMには該当条文が見つかりませんでした。

当日その場のトラブルは、まずゴルフ場のスタッフやマスター室に相談するのが現実的です。

同じ相手を避けられるか — 3層に分かれる

「二度と同じ人と当たりたくない」への対応は、サイトによって3段階に分かれます

① バリューゴルフ「苦手な人」— 唯一の能動的な防御

予約の際に該当の方は「苦手な人」とマークがつきます/同じ組に後から苦手な人が入ってきた場合はメールで通知します — バリューゴルフ ヘルプ「苦手な人に登録する」

登録しておくと、後から同じ組に入ってきたときに知らせてくれます。 5社でこれができるのはバリューゴルフだけです。

② 再会通知を止められる(アコーディア・GDO)

アコーディアの「プレとも」はOFFにでき、個別解除もできます。GDOの「予約お知らせメール」も送受信を止められます。ただしこれは通知が来なくなるだけで、同じ組に入ることは防げません

③ 該当機能なし(楽天GORA・PGM)

楽天GORAとPGMには、特定の相手を遮断する機能が見つかりませんでした。

同じ相手を避けたいという要件があるなら、バリューゴルフを選ぶ理由になります。

その場でどうするか

勧誘やトラブルにその場で対処するためのチェックリスト
制度が手薄いぶん、当日の対処を決めておく

制度が手薄いぶん、当日の対処が要ります。

予防としていちばん効くのは、申し込む前に先行予約者のプロフィールを読むことです。 自己紹介や意気込みの文面には、その人の目的がかなり出ます。

やりがち NG → 正しい所作

✗ やりがち勧誘されて、角が立つのを避けるために話を合わせ続ける。
○ 正しい所作はっきり断ってよい。GDOは商業行為・勧誘を規約で名指しして禁止している。
✗ やりがち困った相手に当たったので、サイトの通報フォームを探す。
○ 正しい所作利用者同士のトラブル専用の窓口は5社とも無い。当日はゴルフ場のスタッフに言うのが速い。
✗ やりがち再会通知をオフにすれば同じ人と当たらなくなると考える。
○ 正しい所作アコーディアやGDOの機能は通知が止まるだけ。同じ組に入るのは防げない。防げるのはバリューゴルフの「苦手な人」だけ。
✗ やりがち自己紹介や意気込みの欄に自分の商売を書く。
○ 正しい所作バリューゴルフは目的外の記載を運営が既定文言に変更する場合があると明記している。
✗ やりがち断りにくくて連絡先を教えてしまう。
○ 正しい所作その日限りで完結する前提の仕組み。また回りたい相手がいても再会通知機能があるので交換は不要。

よくある質問

1人予約で勧誘されたらどうすればいいですか?

はっきり断って構いません。GDOは総合利用規約第12条で商業行為・勧誘・出会い目的を名指しで禁止しています。他の4社は包括的な書き方ですが、いずれも迷惑行為や営利目的の利用を禁じています。その場で困った場合はゴルフ場のスタッフに相談するのが現実的です。

運営に通報できますか?

利用者同士のトラブル専用の通報フォームは5社とも存在しません。一般の問い合わせ窓口を使うことになります。Webフォームで1人予約として報告できるのはバリューゴルフとPGMの2社だけで、楽天GORAは電話のみ、GDOとアコーディア・ゴルフには1人予約という区分自体がありません。

同じ人と二度と当たらないようにできますか?

バリューゴルフの「苦手な人」登録だけができます。登録すると予約画面にマークが付き、同じ組に後から入ってきたときにメールで通知されます。アコーディア・ゴルフの「プレとも」OFFやGDOの通知停止は、再会の通知が止まるだけで同じ組に入ること自体は防げません。楽天GORAとPGMには該当する機能が見つかりませんでした。

プロフィールを営業に使う人がいます。問題ないのですか?

バリューゴルフとアコーディア・ゴルフは明確に問題として扱っています。バリューゴルフはヘルプ冒頭で「ご自身とは無関係の内容や、特定の誰かに向けた内容」の登録を控えるよう求め、趣旨に反する記載は運営側で既定の文言に変更する場合があると明記しています。楽天GORA・GDO・PGMにはこれに相当する記載が見つかりませんでした。

当日その場でトラブルになったら誰に言えばいいですか?

ゴルフ場のスタッフやマスター室です。組替えやカートの分離など現場で対応できることがあり、予約サイトに連絡するより速く動きます。なお責任分界について、楽天GORAは利用者間のトラブルを規約に明記、GDOとバリューゴルフはゴルフ場運営主体との間で解決すると定めています。

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出典・公式リンク

最終更新: 2026-08-11