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BRAND

コブラ

Cobra

PUMA グループ傘下の米国ブランド。アスリート寄りの設計と独特のカラーリングが看板

1973年創業アメリカカリフォルニア州カールスバッド
コスパ重視
構成(シリーズ単位) 総合型(全クラブ種カバー)
ドライバー: 25シリーズ (54本) フェアウェイウッド: 19シリーズ (39本) ユーティリティ: 20シリーズ (34本) アイアン: 24シリーズ (47本) ウェッジ: 3シリーズ (9本) パター: 8シリーズ (41本) 99 シリーズ
  • ドライバー 25 シリーズ/54本
  • フェアウェイウッド 19 シリーズ/39本
  • ユーティリティ 20 シリーズ/34本
  • アイアン 24 シリーズ/47本
  • ウェッジ 3 シリーズ/9本
  • パター 8 シリーズ/41本
リリース本数推移(直近10年) 急増・ピーク 2024年(36本)
2016年: 6本 2017年: 7本 2018年: 10本 2019年: 9本 2020年: 21本 2021年: 19本 2022年: 12本 2023年: 20本 2024年: 36本 2025年: 24本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

コブラとは

所有者を渡り歩いた、米国アスリート向けブランド

コブラは1973年、オーストラリア出身でアマチュアゴルファーのトム・クロウがアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで創業しました。1975年に北へ約20マイル離れた Sorrento Valley、1980年代半ばには Oceanside、最終的にカールスバッドへと拠点を移しています。当初はオーバーサイズのウッド/アイアンを得意とする中堅メーカーでしたが、1996年1月に米国の持株会社 American Brands(後の Fortune Brands)が約7億ドルで買収。American Brands 傘下のゴルフ部門(タイトリストを擁する Acushnet と兄弟会社の関係)として King Cobra 系のドライバー・アイアンを展開し、王道のフルラインメーカーとして成長しました。その後 Fortune Brands を経て、2010年にドイツのアパレル大手 PUMA SE が買収し、現在は PUMA Cobra Golf として米国で展開しています。

本社はカリフォルニア州カールスバッド。PUMA 傘下になって以降は、ライフスタイル指向の派手なカラーリングと PWR-COR や PWR-Bridge などのアスリート寄り技術を組み合わせた独特のキャラクターを確立しました。代表シリーズは King Cobra、Aerojet、Speedzone、LTDx、DARKSPEED、Air-X など。アイアンも King Forged Tec、King Speedzone など中空・鍛造系を中心に展開しています。

コブラの特徴

ドライバーは Aerojet・LTDx・DARKSPEED・Air-X・Speedzone 系が現行で、ヘッドスピード40m/s 以上のアスリート層をコアターゲットにしています。PWR-COR(ヘッド前方に配置した重量パーツでフェースたわみを生む構造)や PWR-Bridge(ソールを横断するブリッジ構造で内部の振動を制御)など、独自命名のアスリート寄り技術が中核です。

アイアンは King Forged Tec(中空鍛造)、Aerojet、DARKSPEED が現行ライン。中空鍛造の打感を求める中級者から、寛容性重視のアベレージ層まで幅広くカバーします。価格帯はドライバー単品で6〜9万円と、テーラーメイド・キャロウェイ・タイトリストのフラッグシップよりやや手頃な設定。

契約プロはリッキー・ファウラー(PUMA × COBRA で長年のフラッグシップ)、2025年からはマックス・ホーマが Cobra-PUMA と複数年契約を締結しました。過去にはブライソン・デシャンボーが2022年末まで長期契約していました。LPGA ではレクシー・トンプソンが代表選手。PUMA アパレルとセットでの契約が多く、バッグの中身(COBRA クラブ)と着用ウェア(PUMA)でブランドが揃うのが特徴です。

代表テクノロジー

PWR-COR(ヘッド前方の重量パーツでフェースのたわみを引き出す構造)PWR-Bridge(ソールを横断するブリッジ構造で振動と剛性を制御)King Forged Tec(中空鍛造アイアン構造)AI 設計フェース(DARKSPEED 系で機械学習による最適化を採用)MIM(金属粉末射出成形でウェッジを製造する技術)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るコブラ

ゴルフスケールに登録された全224本のクラブから、コブラのスペック分布図を市場全体と比較しています。

クラブ種別 市場価格との比較

コブラは全クラブ種で市場より大幅に高価格(プレミアム志向)

-50%(市場より安い) ← ←-50% 市場と同等 → +50%(市場より高い) +50%→
ドライバー
-10%
¥89,000 / 市場 ¥99,000
フェアウェイウッド
-12%
¥53,400 / 市場 ¥60,500
ユーティリティ
-13%
¥42,500 / 市場 ¥49,000
アイアン
+531%
¥194,250 / 市場 ¥30,800
ウェッジ
-8%
¥25,300 / 市場 ¥27,500
パター
+23%
¥56,600 / 市場 ¥46,200

市場中央値を 0 とした コブラの価格差(直近3年・メーカー希望小売価格 / 純正シャフト構成ベース。価格未登録モデルは集計から除外)

7番アイアン ロフト分布

コブラは市場よりやや短ロフト寄り。飛距離重視の傾向

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

コブラ 中央値 29°(26.5〜34° / n=35)
市場全体 中央値 30°(n=598)
25° アイアン7番 35°

他メーカーとの比較

テーラーメイド・キャロウェイとの違い

同じ米国フルラインブランドの中で、コブラは「ライフスタイル指向のアスリートブランド」というポジションを取っています。テーラーメイド・キャロウェイがツアー使用率と毎年の素材イノベーションで王道を走るのに対し、コブラは PUMA グループの強みを活かしてカラーリングや派手なグラフィックで差別化しており、価格もフラッグシップよりやや手頃。テーラー・キャロウェイの上位互換を競うブランドではなく、別の選択肢として位置づけられます。

ピンとの違い

ピンが慣性モーメントの最大化と保守的なデザインを反復改良するエンジニア型ブランドであるのに対し、コブラはシーズンごとに大胆なカラーリング変更と新技術投入を行うアスリート寄りの派手目ブランド。ヘッド形状の好みと、ファッション性を重視するかどうかで選び分けるのが目安です。

PUMA との関係

2010年に PUMA SE が買収して以降、アパレルとクラブ部門が同じグループ内で運営されています。PUMA × COBRA の契約プロ(リッキー・ファウラーが代表)はバッグの中身もアパレルも全て PUMA グループで揃えるスタイルが定番化。これは他のクラブブランド(テーラーメイド・キャロウェイなど)とは異なるコブラ独自の特徴です。

契約プロ

リッキー・ファウラーマックス・ホーマレクシー・トンプソン

よくある質問

コブラのドライバーの評判は?
Aerojet、LTDx、DARKSPEED、Speedzone と続く現行シリーズはヘッドスピード40m/s 以上のアスリート層から評価が高く、PWR-COR や PWR-Bridge といった独自構造でフェースたわみと内部剛性を制御する設計が特徴です。価格はテーラーメイド・キャロウェイのフラッグシップよりやや手頃な6〜9万円帯で、ファッション性も含めた総合的な選択肢として支持されています。
コブラの契約プロは?
PGA ツアーの代表はリッキー・ファウラーで、PUMA × COBRA の長期契約フラッグシップ選手として知られます。2025年1月にはタイトリストから移籍したマックス・ホーマが Cobra-PUMA と複数年契約を締結。LPGA ではレクシー・トンプソンが代表選手です。なお、過去に長期契約していたブライソン・デシャンボーは2022年末で契約を終了しており、現在のラインナップには含まれません。PUMA アパレルとセットでの契約が多く、バッグの中身もウェアも PUMA グループで揃うスタイルが定番です。
コブラはなぜカラーリングが派手?
2010年に PUMA SE が買収して以降、アパレル大手のグループ会社として「ライフスタイル指向」のブランドポジションを取っているためです。シーズンごとにカラーリングやグラフィックを大胆に変更し、ファッション性を含めた選択肢として若年〜中堅層に訴求するのがコブラの差別化戦略になっています。
コブラはどこのメーカー?
1973年にトム・クロウがアメリカ・カリフォルニア州サンディエゴで創業した米国ブランドです。1996年1月に米国の持株会社 American Brands(後の Fortune Brands、Acushnet=タイトリストの親会社でもあった)が買収、Fortune Brands を経て、2010年からドイツのアパレル大手 PUMA SE 傘下となり、現在は PUMA Cobra Golf として米カリフォルニア州カールスバッドを拠点に展開しています。
PUMA とコブラの関係は?
2010年に PUMA SE がコブラを買収して以降、PUMA Cobra Golf として一体運営されています。クラブ部門(Cobra)とアパレル部門(PUMA Golf)が同じグループ内で連携し、契約プロのバッグ・ウェアともに PUMA グループのプロダクトで統一されるのが特徴です。

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