BRAND

テーラーメイド

TaylorMade

金属ドライバーの先駆者。ツイストフェースとカーボンウッドで飛びを再定義し続ける米国ブランド

1979年創業アメリカカリフォルニア州カールスバッド
構成(シリーズ単位) 総合型(全クラブ種カバー)
ドライバー: 24シリーズ (51本) フェアウェイウッド: 17シリーズ (42本) ユーティリティ: 12シリーズ (22本) アイアン: 25シリーズ (44本) ウェッジ: 3シリーズ (16本) パター: 18シリーズ (91本) 99 シリーズ
  • ドライバー 24 シリーズ/51本
  • フェアウェイウッド 17 シリーズ/42本
  • ユーティリティ 12 シリーズ/22本
  • アイアン 25 シリーズ/44本
  • ウェッジ 3 シリーズ/16本
  • パター 18 シリーズ/91本
リリース本数推移(直近10年) 横ばい・ピーク 2021年(41本)
2016年: 7本 2017年: 11本 2018年: 11本 2019年: 5本 2020年: 32本 2021年: 41本 2022年: 28本 2023年: 33本 2024年: 30本 2025年: 27本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

テーラーメイドとは

## メタルウッドの祖から、カーボンドライバーの旗手へ

テーラーメイドは1979年、ゲーリー・アダムスがイリノイ州マクヘンリーで創業しました。当時パーシモン(柿木)が主流だったドライバー市場に、ステンレス鋳造の「メタルウッド」を投入したことで知られています。1984年にサロモン(フランス)に買収され、その後 1997年にアディダス傘下となり、2017年に投資ファンド KPS Capital Partners、さらに 2021年に韓国の Centroid Investment Partners に売却され現在に至ります。

本社は1980年代以降カリフォルニア州カールスバッドに置かれ、業界の研究開発拠点として機能しています。代表的な技術として、可動式ウェイトを採用した r7(2004年)、フェース 4 隅に多素材を配置した M1/M2(2016年)、ツイストフェース(フェース面のトゥ側上方とヒール側下方を意図的にねじるミス補正フェース、2018年)、そしてヘッドクラウンを 60 層カーボンに置き換えたステルス(2022年)と、ドライバーのフェース・クラウン素材で業界トレンドを牽引してきたメーカーです。

テーラーメイドの特徴

ドライバーは PGA ツアーでの使用率が常に上位で、毎年新モデルを投入するアグレッシブなアップデートサイクルが特徴です。ステルス・Qi10・Qi35 と続くカーボンクラウン路線は、ヘッド慣性モーメントの最大化と低スピン化を両立させる設計で、ヘッドスピード 40m/s 以上のゴルファーから幅広く支持されています。

アイアンは P・シリーズ(P770、P790、P7MC、P7MB)が軟鉄鍛造の打感を求める中〜上級者に、Qi アイアンやステルスアイアン系がスピード重視のミドル・ハイハンデ層に向く構成です。価格帯はハイエンド寄りで、ドライバー単品の実売は概ね8〜10万円前後と、キャロウェイ・タイトリストとほぼ並びます。

契約プロはタイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、コリン・モリカワ、スコッティ・シェフラー、トミー・フリートウッドなど PGA ツアーの主力選手が多く、女子ではネリー・コルダが在籍。「ツアー直系の上位機」というブランドイメージはここから来ています。

代表テクノロジー

ツイストフェース(フェース面のトゥ側上方とヒール側下方を意図的にねじるミス補正フェース)カーボンウッド(クラウン・フェース・ソール3面に積層カーボンを使う構造)60X カーボンツイストフェース(60層カーボンをツイストフェースと組み合わせた最新フェース)スピードポケット(ソール後方の溝でフェース下部のたわみを引き出す技術)インバーテッドコーン(フェース裏面を凹型に削り、ミスヒット時の初速低下を抑える技術)イナーシャジェネレーター(ヘッド後方の重量配分でスイートエリアを拡大する重心設計)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るテーラーメイド

ゴルフスケールに登録された全266本のクラブから、テーラーメイドのスペック分布を市場全体と比較しています。

クラブ種別 価格ポジション

全クラブ種で市場より低価格(コスパ志向)

市場中央値を 0 とした テーラーメイドの価格差(直近3年の rakuten 上限値ベース)

-100%(市場より安い) ← 市場と同等 → +100%(市場より高い)
ドライバー
-31%
¥61,138 / 市場 ¥88,000
フェアウェイウッド
-30%
¥45,122 / 市場 ¥64,900
ユーティリティ
-35%
¥33,000 / 市場 ¥50,600
アイアン
-2%
¥143,000 / 市場 ¥145,200
パター
-10%
¥34,034 / 市場 ¥37,730

7番アイアン ロフト分布

市場よりやや長ロフト寄り。正統派ロフト設計

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

テーラーメイド 中央値 31°(25.5〜34° / n=44)
市場全体 中央値 30°(n=470)
25° アイアン7番 35°

ドライバー 総重量分布

市場標準的な重量設定

軽いほど振りやすく、重いほど球が安定する

テーラーメイド 中央値 307g(272〜331g / n=258)
市場全体 中央値 306g(n=2537)
250g ドライバー1番 340g

他メーカーとの比較

## キャロウェイとの違い
どちらもカーボンフェース/クラウンの開発で先頭を競う米国二大メーカーですが、テーラーメイドは「ツアー直系・アスリート寄り」、キャロウェイは「AI 設計・データドリブン」のキャラクターで住み分けが進んでいます。テーラーメイドのツイストフェースと、キャロウェイの AI スマートフェース(機械学習でフェース曲面を打点ごとに最適化する技術)はフェース面の設計思想が異なり、前者は意図的なねじれ、後者はミスヒット領域ごとに最適化された複雑曲面という違いがあります。

## タイトリストとの選び分け
タイトリストが「Pro V1 を中心に低スピン・伝統的な操作性」を貫くのに対し、テーラーメイドはモデルチェンジが速く、最新テクノロジーを積極投入する傾向があります。クラブを長く使いたい層はタイトリスト、毎年最新を追いたい層はテーラーメイドという選び方が一つの目安です。

## ピンとの選び分け
ピンが工学的・反復改良型でやさしさを積み上げるのに対し、テーラーメイドは大型素材イノベーションを一気に投入するスタイル。ヘッド形状もテーラーメイドはやや投影面積が小さくシャープに見える傾向があり、構えた時の好みで分かれることが多いブランドです。

契約プロ

タイガー・ウッズローリー・マキロイコリン・モリカワスコッティ・シェフラートミー・フリートウッドネリー・コルダブルックス・ケプカ

よくある質問

テーラーメイドの特徴は?
1979年に世界初の金属製ドライバーを発売したメーカーで、現在はカーボンクラウンを採用したステルス・Qi シリーズなど、ドライバーの素材革新を牽引する立場にあります。PGA ツアーでの使用率が高く、ローリー・マキロイやタイガー・ウッズなど主力選手が契約していることから「ツアー直系」のイメージが強いブランドです。
テーラーメイドのアイアン、初心者でも使える?
P-シリーズ(P770、P7MC、P7MB など)はマッスルバック寄りで中上級者向けですが、Qi アイアンやステルスアイアン系は中空構造で打点ブレに強く、平均スコア 100 前後の方でも扱えます。初心者には Qi 系の中空・キャビティモデル、上達して操作性を求める段階で P-シリーズに移るのが標準的な流れです。
キャロウェイとテーラーメイド、どっちが飛ぶ?
ヘッドスピードと打ち出し条件によって差は変わるため、一概にどちらが飛ぶとは言えません。ただし設計思想は明確に違い、テーラーメイドのツイストフェースはフェース面のねじれによるミス補正、キャロウェイの AI スマートフェースはミスヒット領域の最適化と方向性が分かれます。実打計測(試打スタジオ)で打ち出し角・スピン量を比較するのが確実です。
テーラーメイドの歴史を教えて
1979年にゲーリー・アダムスが米イリノイ州で創業し、世界初の金属ドライバーで頭角を現しました。1984年にサロモン、1997年にアディダス、2017年に KPS Capital Partners、2021年に Centroid Investment Partners と所有者が複数回変わっており、本社はカリフォルニア州カールスバッドにあります。
テーラーメイドの契約プロは?
PGA ツアーではタイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、コリン・モリカワ、スコッティ・シェフラー、トミー・フリートウッド、ブルックス・ケプカなどが在籍。LPGA ツアーではネリー・コルダが代表的で、契約プロの陣容としては四大ブランド中でも最大級です(契約状況は年単位で変動します)。

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