オリマー(Orlimar)は1959年、ルー・オリマーがアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコで創業した米国クラブブランドです。1990年代後半に発売した「TriMetal」フェアウェイウッドが大ヒットし、当時のゴルフショップで定番モデルとして並ぶ知名度を確立しました。しかし2000年代以降は経営難から低迷し、ブランド権利が複数回譲渡された経緯があります。
現在は復刻ブランドとして米国を中心に低価格帯のドライバー・FW・アイアンセットを展開しており、量販店・オンラインストアでミドル〜エントリー価格帯のクラブとして流通しています。1990年代の TriMetal モデルは中古市場でクラシックモデルとしての需要が残っています。
現行ラインナップは TriMetal の系譜を継ぐ FW シリーズや、エントリー帯のドライバー・アイアンセットなど。価格帯はドライバー単品で2〜5万円、フルセットで8〜15万円とエントリー〜ミドル帯に振り切った設定で、米国二大メーカー(テーラーメイド・キャロウェイ)のフラッグシップとは別軸の、由緒あるブランド名と手の届く価格帯のバランスを重視するゴルファー向けのポジションです。
日本国内での流通量は限定的ですが、中古市場では1990年代の TriMetal シリーズが「クラシックの名作」として根強い人気を保っており、コレクターズアイテムとしての側面もあります。
復刻系・低価格帯の米国老舗ブランド3社(オリマー、ウィルソン、リンクス)の中で、ウィルソンは Amer Sports 傘下で大手メーカーとしての存在感を維持、リンクスは英国拠点で Mariana 系資本のもと復活、オリマーは2000年代以降の低迷から復刻という経緯がそれぞれ異なります。価格帯はオリマーが最もエントリー寄り(ドライバー単品2〜5万円)で、コストパフォーマンスを最優先する層に向きます。