ウィルソンは、アメリカ・イリノイ州シカゴを本拠とする総合スポーツ用品メーカーです。テニス、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ピックルボールなど多くの競技を手がけており、ゴルフは「Wilson Staff」ブランドで展開されています。現在はAmer Sports傘下で運営されています。
ゴルフでの歴史は長く、サム・スニード、アーノルド・パーマー、パドレイグ・ハリントンといった選手が時代ごとにウィルソンと契約してきました。現行の製品では、軟鉄鍛造のStaff Modelシリーズと、ゼロトルク設計のInfiniteパターが公式オンラインストアの中心に並んでいます。
ゴルフの中核はWilson Staffブランドで、アイアンのStaff Model Blade、パターのStaff Model 8802、フェアウェイウッドのDYNAPWR Carbon、そしてゼロトルク設計のInfinite Zero Torqueパターなどが米国公式オンラインストアに並びます。Staff Modelは軟鉄鍛造のマッスルバック系で、8802は伝統的なブレードパターの形状を踏襲したモデルです。ボールもStaff Model系を展開しており、クラブとボールの両方を持つメーカーのひとつです。
米国公式オンラインストアでの価格は、Staff Model Bladeアイアンが1,399.99ドル、Staff Model 8802パターが349.99ドル、DYNAPWR Carbonフェアウェイウッドが329.99ドル、Infinite Zero Torqueパターが199.99ドルです。
日本での扱いには注意が必要です。ウィルソンの日本公式オンラインストアが扱っているのはテニス、野球、バスケットボール、パデル、アメリカンフットボール、ピックルボールで、ゴルフのカテゴリーは置かれていません。日本語のゴルフ公式ページも現在は開けない状態のため、日本で購入を検討する場合は取扱状況を販売店に確認するのが確実です。
ウィルソンはアイアンが高めだが、フェアウェイウッドは市場より安い
ウィルソンは市場よりやや長ロフト寄り。正統派ロフト設計
ウィルソンは市場よりやや重量寄り
テーラーメイドとキャロウェイは毎年フラッグシップを刷新し、日本法人が国内向けの公式サイトと流通を持っています。ウィルソンは多競技を手がける総合メーカーで、ゴルフは同社が扱う競技のひとつという位置付けです。日本ではゴルフの公式流通経路がはっきりしないため、国内で買う前提なら前の2社のほうが情報も入手経路も追いやすい、という実務上の違いがあります。
Staff Modelは軟鉄鍛造のマッスルバック、8802は伝統的なブレードパターの形状と、クラシックな形を現行ラインに残しているのがウィルソンの特徴です。一方でInfinite Zero Torqueのようにゼロトルク設計の新しいパターも並べており、古典的な形状と新しい設計思想が同じブランド内に同居しています。