つるやゴルフは1966年2月10日に設立された 株式会社つるや が運営するゴルフ用品専門小売チェーンです。本社は大阪府大阪市中央区本町。関西を中心に国内および上海を含めて90店舗超を展開し、自社オンラインショップ「つるやゴルフ ONLINE」(ec.tsuruyagolf.co.jp)も運営しています。販売チャネルは大手量販店(ヴィクトリアゴルフ、ゴルフ5、二木ゴルフ等)と並ぶ規模のひとつであり、関西圏ではトップシェアを誇る位置付けです。
他の量販店との最大の違いは、店舗・EC で販売するクラブの相当部分を 自社企画のプライベートブランド で構成している点です。プライベートブランドは AXEL(アクセル)、ONE-SIDER(ワンサイダー)、GOLDEN PRIX(ゴールデンプリックス) の3層構造で長年運用しており、シニア・ビギナーから中上級者まで幅広い層を自社ブランド内でカバーしています。
つるやは滋賀県彦根市に 彦根工場 を有し、自社ブランドクラブの組み立て・カスタムを自社で行っています(ヘッド・シャフト本体の製造は OEM サプライヤー)。店舗フィッティングと自社工場を連動させた「自分たちが売りたいスペックを自分たちで作る」モデルは、量販店が大手メーカーの既製品を並べる構造と一線を画す、つるや独自の運営スタイルです。
他の量販店との最大の差別化要因は、つるやが AXEL/ONE-SIDER/GOLDEN PRIX の3つのプライベートブランドを保有・運営している 点です。3ブランドはそれぞれ独立したターゲット層と設計思想を持ち、つるや店内で並列に展開されます。
バッグ統一前提のシリーズ展開ではなく、フィッティングで悩み・予算・ヘッドスピードに応じて適切なブランドを推奨できる構造になっており、つるや店舗の購買導線そのものがブランドポートフォリオに組み込まれています。
3ブランドとも基本的に つるやゴルフ実店舗・つるやゴルフ ONLINE 専売。一般の量販店(ヴィクトリアゴルフ、ゴルフ5、二木ゴルフ等)では取り扱われません。これにより、つるやは店舗体験から販売までを一貫して自社内で完結させる「フルファネル小売」モデルを実現しています。
傘下: アクセル
傘下: アクセル
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傘下: アクセル
傘下: アクセル
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同じ「小売起点プライベートブランド」のカテゴリでは NEXGEN(GDO) が最も近い位置付けです。NEXGEN が GDO の EC+直営フィッティング店という比較的新しいチャネル(2009年〜)から立ち上がったのに対し、つるやは 1966年設立の老舗実店舗チェーン が母体で、AXEL の歴史は1985年まで遡ります。NEXGEN がフィッティング志向のミドル価格帯1ライン中心なのに対し、つるやは AXEL/ONE-SIDER/GOLDEN PRIX の 3層構造 で価格帯・悩み・プレミアム性を切り分ける構成です。
プロギア(横浜ゴム)、キャスコ、本間ゴルフなどの大手フルラインメーカーは自社で R&D・素材研究・製造を行うクラブメーカーです。つるやは小売起点でクラブを企画し OEM 製造する形なので、技術開発の深さや特許保有数では大手メーカーに及びません。一方で、店舗フィッティングと組み合わせて「自店で完結する購買体験」を提供できる点が小売起点ブランドの強みであり、関西圏では特に支持基盤が厚いブランドです。
他の量販店も少量の自社ブランドを持つことはありますが、つるやのように ドライバー〜パターまで複数シリーズで構成する大規模なプライベートブランドを長期運用している 例は国内では稀です。AXEL の世代展開の長さ(1985年〜)と、3ブランド体制でターゲット層を分担する設計は、つるやを語るうえで欠かせない歴史的・構造的特徴です。