クラブ概要
ヨネックスEZONE GT MAXドライバーは2025年3月下旬発売のドライバーです。EZONE GTシリーズでは従来「Type-S(直進重視)」「Type-D(ハイドロー重視)」の2種類がありましたが、MAXは安定した方向性と高弾道に特化した追加モデルとして登場しました。シリーズ最⼤の慣性モーメント設計により直進性が高まっており、進化したカーボンクラウンと新構造「StrikeSpeed Carbon」のソールを採用することで、フェース下部での反発力を高めミスヒットでの飛距離ロスも軽減します。さらに大型ヘッドで投影面積を拡大し、アドレス時の安心感と寛容性をアップ。フェース全体には垂直レーザーミーリングが施され、サイドスピンを抑えて直進性を向上する設計です。性能・特性
- 飛距離性能: 飛距離は平均的ですが、ボール初速効率が高くミスヒット時の飛距離ロスが少ないです。
- 弾道の高さ・スピン量: 打ち出しが高めでキャリーが稼ぎやすく、縦ミーリングフェースによりサイドスピンが抑制され直進性が向上します。
- 操作性(つかまり・抜けの良さ): ややドローバイアス設計で球がつかまりやすく、スライサーに安心感があります。一方、意図的に大きく曲げる操作性はあまり高くありません。
- ミスヒット時の挙動: シリーズ最大の慣性モーメントで寛容性が高く、オフセンターヒットでも飛距離と方向安定性が向上します。
おすすめユーザー
EZONE GT MAXはティーショットで安定した飛びを追求するゴルファー向けです。フェアウェイキープを最優先したい中〜上級者はもちろん、ミドル〜ハイハンデのアベレージゴルファーにも適しています。特にスライスに悩む方や球が上がりにくい人には、高い慣性モーメントと高弾道性能でキャリーを稼げるメリットがあります。また、ミスヒットへの寛容性が高いため、シニアゴルファーでも安心して振り切れるモデルです。ユーザーの声・レビュー
ポジティブ
- 直進性が高くミスヒットでも安心して飛ばせる
- 球が上がりやすく高弾道でキャリーが伸びる
- 大型ヘッドで構えやすく、寛容性が高い
ネガティブ
- 飛距離性能は平均的で、特別飛距離が伸びるわけではない
- 弾道が高めなので風に弱く、ランが稼ぎにくいことがある
- ドローバイアス設計のため、強いフック回転が出やすい