画像提供:楽天GORA
紀伊山地に抱かれた7,086ヤード。ダブルフェアウェイのブルー7番を象徴に持つ宮澤長平設計のチャンピオンコース。
和歌山県有田郡有田川町、紀伊山地の山あいに1994年9月10日に開場した18ホール・パー72である。設計は宮澤長平。ブルー・レッド各9ホールで構成し、チャンピオンティは7,086ヤード、コースレーティングは73.5に達する。ほぼ全ホールでティーイングエリアからグリーンを見通せる雄大なレイアウトに、クリークと池が随所で絡む。グリーンはベントの1グリーン。運営はリソルグループで、事業者はMAG株式会社。公式サイトは2026年5月18日のリニューアルにより、arita-gc.jp から resol-golf.jp/arita へ移っている。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
公式はこのコースを、ブルーとレッドの対比で説明する。ブルーは「雄大で、自由で、伸びやかで。解き放たれるような快感に包まれる」コース、レッドは「緻密で、繊細で、挑戦的で。組み立てるゴルフの醍醐味に心震える」コースである。前半で振り抜き、後半で組み立てるという、性格の異なる9ホールを2つ並べた構成になっている。
もう一つの柱は視界である。公式が繰り返し強調するのは「ほぼ全てのホールでティーイングエリアからグリーンを見通せる」こと。ブラインドで驚かせるのではなく、クリークも池もバンカーも最初に全部見せたうえで、どのルートを取るかをプレーヤーに委ねる。ダブルフェアウェイのブルー7番について公式が「選択の妙」と書くのは、その設計思想の要約である。
公式が独立した「The Signature Hole」ページを与えている、このコースの顔である。フェアウェイを斜めに、幅の広いクリークが横切って分断しており、ティーイングエリアに立った時点で左右どちらのフェアウェイを使うかを決めなければならない。公式の解説では左が3オンルート、右が2オンルートで、飛ばし屋には右が薦められている。ただし左は飛びすぎると突き抜け、セカンドはバンカー越えで距離も残る。右のグリーンは2段で、ピンが段下なら必ず手前から、段上なら奥まで届かせることが求められる。 クリークに架かる石橋もこのホールの記憶を作る要素で、コンセプトページは「二つのフェアウェイと優美な石橋」が「記憶に残る象徴的なシーンを描き出す」と表現している。設計者・宮澤長平の意図がもっとも純粋に現れた1ホールといえる。
もう一つの名物はレッドの7番。公式は「造形美が際立つ名物ショートホール」と紹介し、距離感とグリーンのアンジュレーション攻略が鍵になるとする。チャンピオンティから226ヤードとパー3としては長大だが、ハンディキャップは16。難易度の序列ではなく、姿の良さで語られるホールである。
短いホールにも仕掛けがある。森に囲まれた142ヤードのパー3で、公式によれば背後の針葉樹のせいで距離が実際より近く見える錯覚が起きる。見た目で決めると必ず足りない。景色そのものを罠として使う、このコースらしい一打である。
チャンピオン7,086ヤード/コースレーティング73.5、バック6,677/71.8、レギュラー6,249/69.8、レディス5,215/70.2。パー72に対してレーティングが高く、後ろから回ると距離がそのまま効いてくる。飛距離に確信がなければレギュラー以下を選び、クリークとの距離勝負を避けるほうが賢い。
ブルーは4番が池とバンカーに守られたパー3、8番がチャンピオン235ヤードの池越えパー3で、公式も風の影響に注意を促す。9番は左にクリークが続くロングで、ティーショットはバンカー回避、3打目は右から入れるのが理想とされる。レッドは4番でグリーン左に池が迫る。いずれも越える力より、水のない側に確実に置く判断がスコアを分ける。
ハンディキャップ1はブルー7番(チャンピオン443ヤード・パー4)、2はレッド6番(同440ヤード・打ち下ろしから打ち上げるパー4で、ティーショットはフェアウェイバンカー手前まで)。バンカーではレッド5番左サイドの「ムカデ型バンカー」が象徴的で、ここは右から攻めるのが定石とされる。逆にレッド8番はバンカーがひとつもないパー4で、左から右へ傾く段差フェアウェイの左サイドを取れれば一気に楽になる。
公式ヤーデージの注記は「ショートはグリーンセンター、ミドル・ロングはグリーンエッジまでの距離」。パー3とパー4・パー5で基準が違うため、パー4・パー5では表示ヤードにグリーン奥行きぶんを足して番手を選ぶ必要がある。
設計は宮澤長平。1994年9月10日開場。ブルー・レッド各9ホールに性格を振り分け、ほぼ全ホールでティーイングエリアからグリーンを見通せるようレイアウトしたうえで、クリークと池をルート選択の分岐点として置いている。その思想がもっとも明快に出ているのが、フェアウェイを斜めにクリークが分断するブルー7番のダブルフェアウェイである。
| 所在地 | 〒643-0176 和歌山県有田郡有田川町大字釜中423-12 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,086ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 高原 |
| 設計 | 宮澤長平 |
| 開場 | 1994-09-10 |
| 面積 | 2,210,000㎡ |
| ドラコン推奨 | ブルー2番、レッド5番 |
| ニアピン推奨 | ブルー4番、レッド3番 |
| 運営 | リソルグループ(MAG株式会社) |
| 車 | 阪和自動車道海南東 から約 14km |
|---|---|
| 電車 | 海南駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・20打席 あり 打席数:20打席 距離:200ヤード 料金:30球:¥550 使用球:コースボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用不可 |
|---|---|
| キャディ | 全組セルフプレー。乗用カート使用(マーシャルナビ付)。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 自走式 乗り入れ不可 スコア集計機能あり GPSナビあり |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | なし |
| 電話 | 0737-32-4109 |
ブルーコース7番(パー4・ハンディキャップ1)です。フェアウェイを斜めにクリークが分断するダブルフェアウェイで、左は3オンルート、右は2オンルート。公式サイトが「シグネチャーホール」として単独ページで紹介しています。
できません。カート道のみの走行となります。
200ヤードのドライビングレンジ(30球550円・税込)があり、練習パッティンググリーンとアプローチ・バンカー練習場も併設しています。
阪和自動車道は海南東ICをご利用ください。カーナビが下津ICを案内することがありますが、道幅が非常に狭くなっています。2026年1月に県道18号の「鏡石トンネル」が開通したため、公式サイトの最新ルート案内も確認しておくと安心です。
併設の宿泊施設はありません。ただし公式サイトからは宿泊付きのゴルフ予約を申し込めます。
最終確認日:2026-09-05