https://golfscale.jp/course/ashikaga-cc-hikoma-course
画像提供:楽天GORA
正確な方向性と戦略的な攻めがカギの飛駒
栃木県佐野市飛駒町、群馬との県境に近い山あいにある足利カントリークラブは、多幸コースと飛駒コースの2コース36ホールを持つ。飛駒コースはそのうちの18ホールで、バックティ6,273ヤード・パー72、全ホールが2グリーン(aベント/bベント)構成である。クラブは2つのコースを「距離があり、上級者の腕が試される多幸」「正確な方向性と戦略的な攻めがカギの飛駒」と対比させて紹介しており、飛駒は長さで押すのではなく置きどころで解くコースという位置づけになる。クラブハウス・浴室・レストラン・ショップは飛駒コース側にも独立して備わり、受付も電話番号も多幸とは別である。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
足利カントリークラブは1つのクラブで多幸・飛駒の2コース36ホールを運営しており、クラブ自身がその2つに違う役割を与えている。多幸は「距離があり、上級者の腕が試される」コース、飛駒は「正確な方向性と戦略的な攻めがカギ」のコース、という対比である。
飛駒コースを歩くと、その言葉どおりの設計が確認できる。全長はバックで6,273ヤードと長くない代わりに、OBが片側に張り付いたホール、打ち上げてグリーンが見えないホール、砲台グリーン、直角ドッグレッグといった「置きどころを間違えると即座に罰が来る」形が繰り返される。グリーンは2グリーンで、どちらも受けているという記述が公式解説に共通して出てくる。飛距離で押し切る設計ではなく、1打ごとに落とす場所を決めさせる設計である。コース管理は朝日ターフメンテナンスに委託している。
飛駒コースで最も長く、ハンディキャップ1が付くパー5である。バックティで626ヤード(もう一方のグリーンで610ヤード)の右ドッグレッグ。公式のホール解説は、フェアウェイ右にある松の木の左を狙って第1打は思い切り打ち、第2打はグリーンの手前まで運ぶ、と手順を切っている。グリーンは受けているので手前から攻めるのが定石。距離を出すこと自体は求められるのに、狙い線は1本の松で決められている——飛距離と正確さのどちらか一方では通れない、という飛駒の性格が最もはっきり出るホールである。
164〜171ヤードのパー3。公式解説の中で唯一「景観が美しい」と書かれているホールで、その理由はグリーン奥に立つヒノキにある。ただし景色に見とれる余裕は少ない。グリーンは縦長で細く、奥と左右にはOBがあるため正確なショットが要求される。しかも見た目より受けているので、横からのパットが難しい。美しさと窮屈さが同じ場所に同居している。
右に直角に曲がるミドルホール。第1打が打ち上げ、第2打が打ち下ろしと途中で地形の向きが反転する。公式はショートカットは難しいのでレイアウト通りの正攻法を、と明言し、ティーショットは右の山裾狙い、セカンドはダウンヒルからのショットになるので右のOBに注意、と続ける。近道を消したうえで2打とも傾斜からの判断を求める、この施設らしい一打である。
公式が配布するホール解説(PDF)は、ほぼ全ホールで「フェアウェイのセンター」「方向性重視」を最初に置いている。理由は明快で、OUT3番は距離こそ短いがグリーンまで右側が全てOB、OUT4番も右がOB、IN12番は左側がグリーンまでOBが続く、というように片側が丸ごと外れているホールが並ぶためである。バックで6,273ヤードと長くはないので、ドライバーで押す価値が低い。
パー3は4つとも高低差が主題になる。OUT2番は打ち上げでグリーンが見えないブラインド、OUT7番は距離こそないが見た目より上っているため公式は大きめのクラブを勧める。パー4でもOUT9番は落とし場所付近が盛り上がっていてピン位置から見えず、前方の的を目標にするよう案内される。IN14番のグリーンは砲台で、セカンドは番手を上げないと届かない。IN16番は第1打が打ち上げ、第2打が打ち下ろしと途中で向きが変わる。
2グリーンだが、公式解説に共通して出てくるのは「受けている」「手前から攻める」「奥から速い」である。IN15番はグリーンが奥に向かって速くなるため直接グリーンに落とさず手前から、IN18番も両グリーンとも左奥から速い、と書かれている。奥に外した時点で下りの長いパットが残る作りが全体に通っている。
ハンディキャップ1はOUT5番(バック626/610ヤードのパー5)、2はIN18番(433/443ヤードのパー4)。IN18番は飛駒コースでもっとも距離のある打ち上げのミドルホールで、公式は無理をせず3オン狙いが堅実と書いている。逆にOUT6番は262/274ヤードのパー4で、飛ばしすぎるとガードバンカーが待つという、距離を出さない判断が問われるホールになっている。
| 所在地 | 〒327-0231 栃木県佐野市飛駒町4025 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,273ヤード(飛駒コース(OUT9+IN9)) |
| グリーン | 2グリーン(aベント・bベント) |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 手塚誠 |
| 開場 | 1973-06-25 |
| ドラコン推奨 | 5・18 |
| ニアピン推奨 | 7・11 |
| 運営 | 株式会社足利カントリークラブ |
| 車 | 佐野田沼IC から約 28km |
|---|---|
| 電車 | 足利市駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり 飛駒コースはアプローチ練習場とバンカー練習場を備える(打席のあるドライビングレンジは多幸コース側に4打席)。 |
|---|---|
| キャディ | 全組セルフプレー キャディがいないのでセルフプレー。リモコン式乗用カート利用。1組3名可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 昼食:9:30~14:00(料金:¥1,177~¥1,711) 朝食なし バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 無休 |
| 電話 | 0283-66-2201 |
クラブは多幸を「距離があり、上級者の腕が試される」コース、飛駒を「正確な方向性と戦略的な攻めがカギ」のコースと紹介しています。飛駒はバック6,273ヤードで、長さより置きどころが問われるレイアウトです。
2グリーンです。スコアカードではaベント・bベントの2種類のヤーデージが併記されており、当日どちらのグリーンを使うかで距離が変わります。
飛駒コースにはアプローチ練習場とバンカー練習場があります。打席のあるドライビングレンジは多幸コース側(4打席)です。
平日限定で「ピクニックゴルフ」(3,950円・食事付き・9ホール・貸クラブと貸靴無料)を用意しています。コース未経験の方が対象で、進行を助けられる経験者の同伴をお願いしています。
含まれません。ロッカー・浴槽使用料として550円が別途必要です(2026年4月1日改定)。
最終確認日:2026-09-06