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画像提供:函館ゴルフ倶楽部
北海道最古、赤星四郎が道内に残した唯一のコース
北海道函館市見晴町、名庭「香雪園」に隣接する丘陵地にある北海道最古のゴルフ場である。1927年(昭和2年)11月、競馬場の中に6ホール・会員15名で始まり、1936年(昭和11年)に現在地へ移転した。設計は赤星四郎。日本アマチュア選手権を制し、井上誠一の師でもあった設計家で、公式によれば北海道に残した唯一の作品にあたる。コースは9ホールだが、ティーとグリーンを替えてアウト・インの18ホールとして回る構成で、バック6,372ヤード・パー72になる。5番と14番から望む函館山と津軽海峡の眺めをクラブは看板にしている。12月から3月は冬季クローズ。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
公式がトップページに掲げているのは設計者の名前である。「コース設計は日本アマも制した名匠で、井上誠一の師でもある赤星四郎」。その赤星が北海道でただ一つ手がけたのがこのコースだと公式は書いている。自然の造形をそのまま生かした戦略性で、「たとえ良いスコアが出なくても、また挑戦したい」と思わせることを狙った造りとされる。
規模は9ホールだが、ティーイングエリアとグリーンを替えることで、アウトとインの18ホールとして成立させている。同じ土地を2度通るのに、アウト3,171ヤード・イン3,201ヤード(バック)とほぼ同じ長さになり、ハンディキャップの並びも別に設定されている。たとえば1番はハンディキャップ1、2巡目の10番は2。5番は5、14番は10と、同じ地形が違う顔で出てくる。
創設者の一人、君島一郎は当時の日本銀行函館支店長で、英国仕込みのプレーヤーだったという。クラブは外国製でシャフトはヒッコリーの木、競馬の開催中はプレー禁止という時代だった。ホールには「朝霧」「三盛山」「横津岳」といった名が付けられていた。戦時中はゴルフが敵国のスポーツとされ、1943年(昭和18年)ごろに「函館打球錬成会」と改名し、コースの一部は畑になって会員の食糧補給の役に立ったと公式は記している。
公式が名指ししているのは5番と14番である。「5番ホールと14番ホールから望む函館山と津軽海峡はまさに絶景であり、赤星もこの景色を楽しんだのかと悠久に思いをはせるのもまた一興である」と書かれている。 この2つは同じ土地をティーとグリーンを替えて2度使うホールで、5番はバック385ヤード・ハンディキャップ5のパー4、14番は370ヤード・ハンディキャップ10のパー4になる。つまり同じ景色を、1ラウンドのうちに違う角度と違う距離で2度見ることになる。1927年の創設から現在地に移った1936年以降、赤星四郎が見たであろう景色がそのまま残っているというのがクラブの説明で、記憶に残るのはスコアではなくこの眺めだという立て方をしている。
草創期のホールには「朝霧」「三盛山」「横津岳」といった名前が付けられていた。競馬場の中の6ホールから始まり、開催中はプレーできなかったという時代の名残で、現在の番号だけでは見えないこのコースの層をうかがわせる。
ハンディキャップ1は1番(バック408ヤード、パー4)、2は10番(415ヤード、パー4)である。この2つは同じ地形をティーとグリーンを替えて2度使うもので、アウトでもインでも最初に最も難しいパー4が来る。18ホールの締めは18番の411ヤード(ハンディキャップ4)で、こちらも1巡目では9番(384ヤード、ハンディキャップ7)として通る土地である。
パー5は2番(509ヤード)、4番(499ヤード)、11番(511ヤード)、13番(521ヤード)で、いずれもバックで500ヤード前後ある。9ホールの規模でこの長さのパー5を4本通るため、全長6,372ヤードという数字以上に距離を打たされる感覚になる。
逆にパー3は4つとも短い。3番151ヤード、7番123ヤード、12番151ヤード、16番はバックでも105ヤードしかない。距離ではなく、グリーンの位置とティーの向きが変わることで難易度を作っている。
このコースの攻略は、1巡目で覚えた傾斜とグリーンの傾向を2巡目にどう使うかに尽きる。ティーとグリーンが替わるため見え方は変わるが、地形そのものは同じである。1巡目のミスの理由を覚えておけば、2巡目で取り返せる余地がある。
| 所在地 | 〒042-0956 北海道函館市見晴町58 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,372ヤード(9ホールをティーとグリーンを替えてアウト・インで2巡する18ホール構成(バック6,372ヤード)) |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 赤星四郎 |
| 開場 | 1927-11-03 |
| 電車 | 湯の川温泉停留所 |
|---|---|
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・4打席 あり 打席数:4打席 距離:50ヤード 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用不可 |
|---|---|
| キャディ | 全組セルフプレー 1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(2人乗り)、歩き(電動カート) 自走式 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 朝食:0:00~0:00(料金:¥713~¥917) 昼食:11:00~14:00 朝食なし バイキングなし 喫煙席あり |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 無休(12月~3月まで冬期間はクローズ) |
| 電話 | 0138-59-2318 |
コースの規模は9ホールですが、ティーイングエリアとグリーンを替えることでアウト・インそれぞれ9ホール、合計18ホールとしてプレーいただけます。バックティで6,372ヤード・パー72です。
12月から3月までは冬季クローズです。それ以外の期間は無休で営業しています。
全組セルフプレーです。2人乗りの乗用カートのほか、電動カートを使って歩くこともできます。1組4人が原則ですが、状況により2名でのプレーも受け付けています。
函館空港から約6分、JR函館駅から車で約20分です。函館市街からは国道278号経由でおよそ7キロです。
5番と14番です。函館山と津軽海峡を望むことができ、クラブも絶景として紹介しています。
函館ゴルフ倶楽部 湯の川ゴルフ場
函館パークカントリークラブ
函館ベイコーストカントリークラブ(旧:アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース)
北海道カントリークラブ 大沼コース
北海道カントリークラブ プリンスコース(旧:函館大沼プリンスゴルフコース)
大沼国際カントリークラブ
最終確認日:2026-09-08