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赤松林の丘陵に50年、名物16番を持つチャンピオンコース
岡山県総社市、吉備の山なみの一つである春山の裾野に1975年3月28日に開場した18ホールである。公式は自然の地形を生かした丘陵コースと説明し、美しい赤松林に囲まれた立地を特徴に挙げる。バックティ6,913ヤード・パー72、コースレート73.4・スロープレーティング142と、数字の上でも歯ごたえのあるチャンピオンコースである。1992年に和風建築の新クラブハウスが完成し、1995年にベントグリーンへ。第50回関西プロゴルフ選手権や岡山県オープンをはじめ、中国アマ・中国インタークラブなど公式競技の開催実績も長い。2025年に開場50周年を迎えた。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
「自然の地形を生かした丘陵コース」というのが公式の自己説明であり、吉備の山なみの一つ、赤松林に囲まれた春山の裾野という立地をそのまま設計の前提にしている。
公式の18ホール解説を通して読むと、その意味がはっきりする。斜面を削って平らにするのではなく、片側の斜面を「受け」として使い、反対側をOBや松林に落とす形が全ホールで繰り返される。狙いを真ん中に置くのではなく、どちらの斜面を味方にするかを毎ホール選ばせる作りである。グリーンも同じ思想で、ほぼ全ホールが手前傾斜で「上から速い」ため、乗せる位置は自然と一段手前に寄る。
開場は1975年。公式は「以来手を加え年輪を重ね、今では美しい風格あるチャンピオンコース」と表現しており、1992年の和風建築の新クラブハウス、1995年のベントグリーン、2000年の5人乗り電磁誘導カート導入と、節目ごとに設備を更新してきた。2010年に親会社の丸正製粉と合併し、2025年に開場50周年を迎えている。
公式が「当クラブの名物ホール」と明記しているバック577ヤードのパー5である。ティに立つと突然視界が開け、まずは豪快な打ち下ろし。そこから打ち上げに転じ、最後は大きく右へドッグレッグして谷越えでグリーンを狙う。三つの局面が一つのホールに詰め込まれている。
危険の置かれ方も徹底している。第1打の右は即OB、第2打は打ち上げで思い切って左サイドが安全(右のマウンド越えはセーフに見えて実はOBが迫る)、第3打は谷越えでショートもオーバーも左右のブレも許されない。公式が「無理な攻略はスコアを崩す」「状況によっては、慎重に一打刻むのも勇気」と二度にわたって安全策を勧めているホールは他にない。グリーンは全体が右のガードバンカー方向へ傾いており、これを花道方向への傾斜と読み違えると正しいラインにたどり着けない、という注意まで付く。ハンディキャップ2。
名物ホールの直後に、静かな一打が置かれている。周囲の松林が池に映る景色から始まる少し打ち下ろしのパー3で、グリーン面はよく見える。ただしピンが左に切られていると、狙い線はハザード越えに加えてバンカー越えになり、その左のバンカーは入ると深い。公式はピン位置に惑わされず花道方向から攻めるのが安全と書く。グリーンは奥行き40ヤード、緩やかな手前傾斜の中央に段が入り、見た目のフラットさに反して各所に微妙な変化がある。16番で消耗した直後に、静けさの形をした罠が置かれている。
公式の18ホール分の解説を通して読むと、記述の型がはっきりしている。「右サイドは山の傾斜で受けており安全」(4番)、「左ラフは傾斜からOBへと下っているので危険」(6番)、「右斜面に当てても良いポジションへ出てくることが多い。フェアウェイ左は、OB、斜面、松林とトラブルになりやすい」(12番)——つまりホールごとに、片側の斜面が球を戻してくれて、反対側が落とす。狙いは常にどちらか一方に寄っており、真ん中に置くだけでは足りない。
もう一つ繰り返されるのが「手前傾斜」と「上から速い」である。11番は「かなりの手前傾斜。奥から速いので手前から攻めたい」、12番・13番・18番も同じ趣旨で書かれている。さらに3番・9番・13番・18番はグリーン内のマウンドが広い範囲のラインに影響すると明記されており、乗せる場所を1段階手前に置く判断が効く。逆に14番はグリーンの奥行きが45ヤードもあるため、ピン位置を確認しないと30ヤードのパットが残る。
ハンディキャップ1は2番(バック430ヤードのパー4)。緩やかな上りで、公式は1打・2打とも正確につながなければパーは難しいと書き、フェアウェイセンターよりやや左をベストポジションとする。2位は名物の16番、3位は4番、4位は11番。一方、7番は511ヤードと短いパー5で、公式が「ミスが重ならなければスコアメイクのホール」と書く数少ない稼ぎどころだが、グリーンは特徴的な3段。段を越えるにはしっかり打つ必要がある。
6番と17番のペナルティーエリアにはドロップゾーンが設けられている(赤いティマーカーで標示、奥行き2クラブレングスの長方形)。指定ホールで第1打がOBの場合は特設ティから第4打としてプレーする。
| 所在地 | 〒710-1203 岡山県総社市新本2800-1 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,913ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 高原正 |
| 開場 | 1975-03-28 |
| 面積 | 1,160,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 7、16 |
| ニアピン推奨 | 5、17 |
| 車 | 山陽自動車道玉島 から約 14km |
|---|---|
| 電車 | 総社駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・約230Y・12打席(屋外) 打撃練習場は230ヤード12打席。ほかにアウト・インのスタートホールに近い広いパター練習場がある。 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能あり GPSナビあり |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームなし |
| レストラン | あり 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期7月~8月は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 1月1日 他 |
| 電話 | 0866-96-0111 |
16番(バック577ヤードのパー5)です。公式が「当クラブの名物ホール」としており、豪快な打ち下ろしから打ち上げに転じ、最後は右へ大きく曲がって谷越えでグリーンを狙います。
打撃練習場は230ヤード12打席、ほかにアウト・インのスタートホールに近いパター練習場があります。駐車場は250台分で全て屋根付きです。
キャディ付きプレーが可能です。キャディフィは2026年4月1日プレー分から1名につき税別4,000円に改定されました。セルフプレーも選べます。
7月から9月はプレー中のシャツの裾出しを認めています。ただし襟付きのポロシャツ、または襟の長さが4cm以上のモックネックシャツを着用してください(Tシャツはご遠慮いただいています)。
ハウス内は200名以上のコンペにも対応でき、コンペルームは5室あります。賞品の手配を代行するサービスもあり、当日の陳列や賞札の用意まで依頼できます。3組9名以上の予約では代表者に粗品を進呈しています。
最終確認日:2026-09-06