画像提供:楽天GORA
岡山県総社市奥坂、岡山自動車道・岡山総社ICから車で約10分の丘陵地にある18ホール・パー72である。1992年11月開場、運営は岡山リゾート開発株式会社。設計はロバート・トレント・ジョーンズJr.で、公式は「リスク&リワードを具現化した自然の造形美溢れる至高の18ホール」と紹介する。チャンピオンティ7,004ヤード、男子コースレート74.1。グリーンは戦略的なハザードと組み合わせたベントのワングリーン。クラブハウスは世界的建築家・隈研吾が「自然との調和」をコンセプトに手掛けたもので、大浴場と露天風呂、5つのテーマで設えたロイヤルルームを備える。コース名は近くの古代山城・鬼城山に由来し、1番と3番のティーショットはその鬼城山に向かって打つ。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
設計者ロバート・トレント・ジョーンズJr.のコンセプトである「リスク(危険)&リウォード(報酬)」を、公式は3つのホールに紐づけて説明している。3番でそれが「顔を覗かせ始め」、12番で「最も具現化」され、17番で「クライマックスを迎える」。近道を用意したうえで、その近道に確実に代償を置くという設計が、ラウンドの流れの中で段階的に強まっていく。
公式のホール解説は高低差をメートルで明記する。3番が約30m、6番が20m、7番が11m、9番が27m、10番が13m、11番が約10m、16番が19m、17番が14m。打ち下ろしと打ち上げが交互に来るため、平地の距離感がそのままでは通用しない。
5番は18ホールで最大のグリーン、7番は最も小さいグリーン、6番と14番は3つのエリアに分かれる複雑な段差、8番は左奥に向かう独特の2段、11番は左右の2段、15番は馬の背でセパレート、16番はフロントエッジから10ヤードをキャリーで越えないと花道まで戻る急傾斜。公式が最も紙幅を割いているのがグリーンの説明で、このコースの主題がパッティングの前段階、つまり「どこに乗せるか」にあることが分かる。
公式が「名物ホール」と書くのが9番(チャンピオン556ヤードのパー5)である。27メートルを緩やかに打ち上げていく長いホールで、ティーインググラウンドからグリーン横まで右サイドをクリークが延々と続く。
このホールは鬼ノ城シニアオープンで最終ホールとして使われ、2008年のプレーオフでは青木功と渡辺司という師弟の対決の舞台になった。狙い目はグリーン後方の大きなケヤキ方向で、左へ行き過ぎると林が気になり、しかもクリークを眼前にしながらのショットになる。グリーンは左奥に向かって急傾斜の前後2段で、手前に乗せただけでは花道まで戻ることもあり、奥につければきつい下りが残る。距離、水、傾斜が一直線に並んだホールである。
もう一つ、このコースを語るうえで外せないのが4番(チャンピオン167ヤードのパー3)である。公式はこのホールを「レダンタイプ」と説明し、その由来まで書いている。レダンとはスコットランド・ノースベリックの15番パー3の愛称で、「世界で最もコピーされたホール」という修辞句が付くホール。鬼ノ城の4番はその左右対称版、つまり鏡像にあたる。
グリーンは右サイドが左サイドより遠くなるようにレイアウトされ、左奥はすり鉢状、全体としては奥から手前、左から右へ傾斜する。ティが後ろになるほど目標とするグリーンの前後幅が狭くなり、ガードバンカーが前後方向のレイアウトに変わるため、正確な距離感が要求される。公式自身が「グリーン周辺の左右と奥は鬼ノ城の方が厳しく感じられる」と、本家との比較まで書き添えている。
設計コンセプトが最後に頂点を迎えるのが17番。谷越えの左ドッグレッグで14メートルの打ち下ろし、正面の赤松林を挟んで左右2つの攻略ルートがある。風向きと飛距離でどちらを選ぶかが変わるという構造そのものが、リスクとリワードの提示になっている。
3番はロングヒッターなら左サイドのバンカー越えで2オンも可能、レイアップならバンカー群右のフラットなライ。12番は右の林越えにバンカーの先を越えれば残り200ヤード前後で2オンも可能だが、安易なショートカットはOBになることが多い。16番はフェアウェイ左サイドのバンカーを越すか避けるかで後の展開が大きく変わる。17番は正面の赤松林を挟んで左右の攻略ルートがあり、左ルートは3つのバンカーをキャリーで越せばグリーンまで100ヤード程度になる。いずれも「越えれば近い」と「外せば重い」が同じホールに置かれている。
公式は14番について「距離の短いPAR4だがサービスホールではない」と書き、ドライバーを握りたくなるプレーヤーに警鐘を鳴らすホールだと表現する。左にOB区域、フェアウェイを外すと右傾斜のラフが池へ続く。11番も「最も距離の短い打ち下ろしのPAR3で、一見易しく見えるホールだが、それだけに落とし穴も待ち受ける」とされ、グリーン奥のカート道をこぼれると即OBになる。
ハンディキャップ1位は5番(チャンピオン434ヤードのパー4)。フラットに見えて緩やかな打ち上げで、右サイドはOBこそないがグリーンまで谷が続く。ティーショットを大きく右へ曲げると最大10mほどの高低差がある急斜面からのリカバリーになる。2位の13番は距離のある真っすぐな打ち下ろしのパー4で、公式は「見た目以上に距離のあるタフなホール」とする。前方には吉備路の巨大古墳を望む。
2番はチャンピオンティ231ヤード、レギュラーからでも196ヤード。公式は「ロングヒッターはロングアイアンで、距離の出ないプレーヤーはフェアウェイウッドやドライバーで打つ距離」と書く。グリーン右手前30ヤード付近に深いバンカーがあるため、攻略は左サイドからがベターとされる。
| 所在地 | 〒719-1101 岡山県総社市奥坂666 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,004ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | ロバート・トレント・ジョーンズJr. |
| 開場 | 1992-11-01 |
| 面積 | 1,650,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 6.13 |
| ニアピン推奨 | 4.11 |
| 車 | 岡山自動車道岡山総社 から約 4km |
|---|---|
| 電車 | 足守駅 |
| クラブバス | なし。 |
| 練習場 | あり・16打席 あり 打席数:16打席 距離:250ヤード 料金:30球:¥387 使用球:コースボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 全組キャディ付き。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 自走式 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉あり 露天風呂あり サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 朝食:~11:00(料金:¥1,100~) ラストオーダー:14:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 1月1日、12月31日 |
| 電話 | 0866-99-8010 |
岡山自動車道の「岡山総社I.C」でお降りください。山陽自動車道の岡山インターではありませんのでご注意ください(山陽自動車道おかやまJ.C.からは2.7kmです)。ICからは約10分・5km圏内です。
JR吉備線の足守駅で下車し、タクシーで約5分(約1,300円)です。足守駅は無人駅で、タクシーの到着まで20分ほどかかりますので、あらかじめお呼びくださいますようお願いします。
チャンピオン7,004ヤード、バック6,529ヤード、レギュラー6,086ヤード、フロント5,781ヤード、レディス5,368ヤード、レディスシニア4,904ヤードの6種類です。男子コースレーティングはチャンピオンで74.1となります。
ベントのワングリーンです。戦略的なハザードと的確なワングリーンの組み合わせが、このコースの特徴です。
アウトコースとインコースにそれぞれございます。ゴルフシーズンには、アウトコース茶店でソフトクリーム(アイスクリームはアウトのみの販売)、インコース茶店でカキ氷(インのみの販売)をご用意しています。
場内に宿泊施設はございませんが、ANAクラウンプラザホテル岡山、ホテルグランヴィア岡山、倉敷国際ホテル、サントピア岡山総社など、アクセスの良いホテルを公式サイトでご案内しています。ご予約はお客様ご自身でお願いいたします。
最終確認日:2026-09-06