画像提供:青梅ゴルフ倶楽部
奥多摩の山懐、自然林を残した清木一男設計の27ホール
奥多摩の山懐、青梅市の霞丘陵に広がる27ホール。1958年(昭和33年)11月に仮開場し、翌1959年5月の本開場をもって日本で87番目のゴルフ倶楽部として記録された。設計は戦前の鷹乃台ゴルフ倶楽部を手がけた清木一男。開場時は18ホールで、のちに9ホールを増設して東・西・中の3コース、112万平方メートル・パー108・10,043ヤードとなった。全ホールがベントの2グリーンで、クラブハウスからは東京スカイツリー、コースからは富士山と奥多摩の山並みが望める。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
青梅市の霞丘陵に自然林を随所に残し、趣の異なるホールを並べることで緻密なコースマネジメントを求める、というのが倶楽部自身の掲げるコース像である。当初は18ホールで開場し、のちに9ホールを増設したうえで各コースに改良を重ね、東・西・中の27ホール・2ベントグリーンという現在の姿になった。
1951年のサンフランシスコ平和条約で米軍接収コースの接収が解除され、各地でゴルフ場建設が動き出した時期の産物である。コース設計に清木一男、クラブハウス設計に佐藤武夫、施工に浅沼組という布陣で、開場後にクラブハウスは「青梅銀閣」と評された。初代支配人と初代料理長には廣野ゴルフ倶楽部出身者を迎えている。
運営形態は株式会社だが、株主の地位と会員の地位を分離しない「1株主・1会員」の原則を維持しており、メンバーシップ倶楽部としての性格を強く残している。
バック224ヤードとコース中で最も長いパー3。倶楽部の解説は「いかに1オンさせるか実力勝負」と言い切る一方で、カート道路左には見えない位置にOBの池が隠れていると警告する。無理に1オンを狙って左に引っかければ池、刻めば長いアプローチという二択を、ティーイングエリアに立った時点で決めさせるホールである。倶楽部は両グリーンの間からアプローチとパットでパーを拾う攻め方を薦めている。
スタートホールがいきなり豪快な打ち下ろしで、2打目は逆に打ち上げ。フェアウェイ中央に松が立ちはだかり、ティーショットの置き所を誤ると2オンの選択肢が消える。序盤から「飛ばす」より「どこに置くか」を問う、このコースの性格を最初に示すホールである。
距離はないがグリーンまで急な上り。フェアウェイは右へ傾き、2打目の打ち上げの距離感が全てになる。特徴的なのは倶楽部が付けた注記で、右斜面の上(OB)には西コースのグリーンがあるため打ち込まないよう呼びかけている。27ホールが限られた台地に密に配置されていることが、そのまま注意書きになっている。
倶楽部が公開しているホール解説を通して読むと、27ホールのほとんどに「奥から速い」「手前から攻める」という同じ指示が並ぶ。2グリーンはいずれも花道方向へ下る傾斜を持ち、オーバーすると返しのパットやアプローチが一気に難しくなる。ピンの手前に置くことを最優先に組み立てるコースである。
丘陵地を切り開いているため、打ち下ろしと打ち上げが交互に現れる。東1番は豪快な打ち下ろしから2打目が打ち上げ、中6番と中9番は「2打目打ち上げの距離感がスコアのカギ」と倶楽部自身が書く。距離表示どおりのクラブでは届かない場面が多く、番手選択の精度がそのままスコアに出る。
OBの多くはカート道路の外側、あるいは林を越えた先の池という形で待つ。東3番はカート道路右下が崖でリカバリー困難、西2番は右の林を越えると池のOB、中2番・中4番・中8番はカート道路左がすぐOBである。狭さよりも「どちら側に外すと終わるか」を知っているかどうかが効く。
各ナインのハンディキャップ1は、東4番(バック563ヤード・パー5)、西5番(同428ヤード・パー4)、中4番(同449ヤード・パー4)。JGAコースレート(令和4年5月査定)は東・西がNEW 71.8/OLD 71.1、西・中がNEW 71.5/OLD 71.0、中・東がNEW 71.3/OLD 70.7で、組み合わせによる差は小さい。
清木一男は戦前の鷹乃台ゴルフ倶楽部(現・鷹之台カンツリー倶楽部)を設計した人物。クラブハウスは早稲田大学大隈記念講堂を手がけた音響建築の第一人者・佐藤武夫の設計で、施工は浅沼組。開場後に「青梅銀閣」と評されたモダン建築である。
| 所在地 | 〒198-0004 東京都青梅市根ヶ布1-490 |
|---|---|
| ホール数 | 27ホール・PAR 72・6,752ヤード(東・西コース(JGAコースレート査定の代表組み合わせ)) |
| グリーン | ベント2グリーン(NEW/OLD) |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 清木一男 |
| 開場 | 1958-11-16 |
| 面積 | 1,120,000㎡ |
| 種別 | 株主会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 4,000,000円 /買い希望 2,800,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 流動性 | 売買スプレッド 35.3%・低い |
| 名義書換料 | 1,100,000円 |
| 年会費 | 82,500円 |
| 初期取得費用の概算 | 約5,298,000円 |
打ち下ろしで始まり、3番・5番はカート道路脇にOBが口を開ける。4番はハンディキャップ1のパー5。
6番は27ホール中で最も長いパー3(バック224ヤード)。5番・8番と長いパー4が続く。
3番は谷越えのパー3。9番の右斜面上(OB)は西コースのグリーンで、打ち込み注意の掲示がある。
| 車 | 青梅IC から約 18km |
|---|---|
| 電車 | JR東青梅駅 |
| クラブバス | 東青梅駅北口から電車に合わせて運行(所要約8分)。一部便はワゴン車。 |
| 練習場 | あり・約200Y・20打席(屋外) アプローチ練習場が2か所あり、うち1か所は75ヤードまで打てる。バンカーショットとバンカー越えのアプローチも練習できる。 |
|---|---|
| キャディ | 全組キャディ付き。乗用カートによるラウンド。 1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | シャワーのみ 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | 吹き抜け天井の広いレストランがある。24名まで会食できるミーティングルームを3室備え、コンペにも対応する。 |
| ドレスコード | 6月〜9月を除きブレザーの着用をお願いしている(ジャンパー・ブルゾンでの来場は不可)。シャツは襟付きで裾はズボンの中に入れる。Tシャツ、ジーンズ、カーゴパンツは不可。スニーカー・サンダル・ゴルフシューズでのハウス入場は禁止で、ゴルフシューズはロッカールームで履き替える。半ズボンの際はハイソックスを推奨(短ソックスも可)。危険防止と熱中症対策のため帽子の着用をお願いしている。 |
| 定休日 | 12月31日・1月1日、毎月第1月曜日 |
| 電話 | 0428-22-0261 |
予約には会員の同伴または紹介が必要。予約専用電話(午前10時から)で受け付け、原則としてプレー日の3か月前の同日から。平日で3組以上のコンペは3か月前の1日から、土日祝の競技開催日および平日競技会は1か月前の同日から受け付ける。
予約には会員の同伴または紹介が必要です。予約専用電話で受け付けており、原則としてプレー日の3か月前の同日からの受付となります。
6月から9月を除き、来場時のブレザー着用をお願いしています。シャツは襟付きで裾はズボンの中に入れ、Tシャツ・ジーンズ・カーゴパンツはご遠慮ください。スニーカーやサンダル、ゴルフシューズでのハウス入場もお断りしています。
200ヤード20打席の練習場があります。アプローチ練習場も2か所あり、1か所は75ヤードまでの長めのアプローチ、もう1か所はバンカーショットやバンカー越えの練習に使えます。
月曜がセルフ営業日で、メンバー・ゲストとも専用の料金が設定されています。
12月31日と1月1日、および毎月第1月曜日が休場日です。
最終確認日:2026-09-05