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下関ゴルフ倶楽部 画像提供:下関ゴルフ倶楽部
山口県(下関市)

下関ゴルフ倶楽部

シモノセキゴルフクラブ
シーサイド 会員制 ビジター可
ホール
18H PAR72
全長
7,002Y
グリーン
バミューダの2グリーン(A・B)
設計
上田治
開場
1956

山口県下関市豊浦町黒井、響灘に面した八ヶ浜の松林に広がる18ホール・パー72である。1956年(昭和31年)7月22日に9ホールで開場し、1960年に18ホールとなった。設計は上田治。白砂の上に自然の松林をそのまま生かしたリンクスで、バックティー7,002ヤード、コースレートは75.1と国内でも高い部類に入る。グリーンはAとBの2つで、どちらもバミューダ芝。1991年に第56回、2002年に第67回の日本オープンゴルフ選手権、1997年には第82回日本アマチュアゴルフ選手権を開催している。日本アマを6度制した中部銀次郎が会員だった倶楽部でもある。ラウンドは全組キャディ付き。

予約

料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。

コース紹介・攻略

設計は上田治。倶楽部史に残る座談会によれば、最初に案内されたのは石堂山の山麓だったが、上田はそこを見向きもせず、地図の上の八ヶ浜を指して「ぜひ行ってみたい」と言ったという。案内役が「砂っ原ですよ」と告げると、返ってきたのは「それがいいんだ」だった。リンクスを作るのに必要なのは山ではなく砂と松林だという判断が、そのままこのコースの性格になっている。

公式の説明も「自然の松林を巧みに生かして美しいリンクスを完成した」であり、地形を造成で作るのではなく、もとからあった砂地の起伏と松林を使う方針が貫かれている。開場から年輪を重ねた松は巨松となり、響灘からの潮風とともにコースの一部になった。

パー72になるまで

開場時は9ホール、1960年に18ホール。当初はパー70で、1964年12月に6番のティーを下げてグリーンを前の山に突っ込む延長工事を行い、1965年7月の使用開始でOUTがパー36になった。INはその後12番を延長し、13番と14番を移設して36とし、現在の7,002ヤード・パー72の形になっている。

1番(パー5・522ヤード)— 元寇の防塁跡の上から始まる

公式の紹介文が真っ先に挙げるのが1番である。「一番ホールの中ほどには、今も元寇防塁遺跡が残っている」。

倶楽部史によれば、弘安4年(1281年)に元の東路軍の一部がこの浜へ上陸し、当時の青山城主が海辺で迎え撃った。1番ホールの中程にある「防塁の跡」はその名残とされる。さらにその6年前、建治元年(1275年)に国書を携えてこの浜に上陸した元使一行のうち、浜に留め置かれて斬首された40名を埋葬した塚が「四十塚」と呼ばれ、その名は今も1番グリーンの後ろに残っている。八ヶ浜にゴルフ場を作る話が持ち上がったとき、地元が「元寇の時の古戦場であるこういう立派な村にゴルフ場を作ったら、けがれる」と反対した記録も倶楽部史に残る。

ホール自体は522ヤードのパー5でHDCP5、難易度で語られる種類のホールではない。それでも、740年以上前の防塁の上を歩いて1日が始まるという場所は、そう多くない。ティーイングエリアに立ったら、打つ前に足元とグリーン奥を一度見ておきたい。

攻略のポイント

コースレート75.1、バックティー7,002ヤード。数字のとおり、易しいコースではない。

難所は長いパー4に集中する

HDCP1は4番(472ヤードのパー4)、HDCP2は15番(437ヤード)、HDCP3は7番(441ヤード)。上位3つがすべて430ヤードを超えるパー4である。11番427ヤード、16番437ヤードも同じ系統で、長いパー4をどう凌ぐかがそのままスコアになる。パー5は1番522ヤード、6番531ヤード、10番575ヤード、12番512ヤードの4つ。

終盤に短いホールが用意されている

一方で13番は308ヤードのパー4、14番は152ヤードのパー3でHDCP18、18番も369ヤードと、上がりに短いホールが並ぶ。長短の落差が大きく、前半で削られたスコアを取り返す機会は残されている。ドラコン推奨は4番と11番、ニアピン推奨は3番と14番。

グリーンはA・Bともバミューダ

倶楽部の年表によれば、2013年にレギュラーグリーンの芝種をバミューダ芝に変更し、同年サブグリーンをベント芝で作り直した。その後2023年7月にサブグリーンの芝種変更工事に着手し、同年10月にレギュラー/サブの呼称をAグリーン/Bグリーンへ改め、2024年4月からBグリーン(バミューダ芝)の使用を始めている。現在は2つともバミューダである。

空に電線がない

1959年からの18ホール拡張と新クラブハウス建設のとき、当時の理事長がコースの上に電線を通すことを認めず、7番のところは地下を通した。倶楽部史の座談会にその経緯が残っている。海と松林の景色に電線が入らないのは、このときの判断による。

基本情報

所在地〒759-6312 山口県下関市豊浦町黒井850
ホール数18ホール・PAR 72・7,002ヤード
グリーンバミューダの2グリーン(A・B)
コースタイプシーサイド
設計上田治
開場1956-07-22

コース構成

下関ゴルフ倶楽部(18H・PAR72・7,002Y)

アクセス

電車黒井村駅
クラブバスなし。
車:下関ICから国道191号線を豊浦・川棚方面へ向かい、黒井村駅手前を案内に従い左折、ゴルフ場前バス停を右折しコースへ。
電車:JR山陰本線 ・黒井村駅 (JR山陰本線・黒井村駅下車)

施設・プレースタイル

練習場あり・約250Y・9打席(屋外)
250ヤード・9打席。アプローチ練習場とバンカー練習場を併設し、ドライバーも使用できる。
キャディ全組キャディ付き。歩いてのラウンド。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。
風呂なし
レストランなし
ドレスコードクラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる
定休日毎週月曜日 12月31日 1月1日 8月16日
電話083-772-0206
通常 7:30~

大会・実績

  • 日本オープンゴルフ選手権(1991・2002) — 1991年10月に第56回、2002年10月に第67回を開催。
  • 日本アマチュアゴルフ選手権(1997) — 1997年7月に第82回を開催。
  • 中四国オープンゴルフ選手権(1973・1984) — 1973年8月に第3回、1984年9月に第14回を開催。
  • 中四国アマチュアゴルフ選手権(1971) — 1971年8月に第1回を開催。

よくある質問

ビジターでもプレーできますか?

会員の同伴、または会員のご紹介(同伴不要)でご利用いただけます。ゲスト料金は会員同伴が平日20,130円・土日祝25,630円、会員紹介が平日26,730円・土日祝31,680円です(2026年4月1日より、ゴルフ場利用税ほか1,100円を含む税込)。

キャディは必ず付きますか?

全組キャディ付きでのラウンドとなります。カートをご利用の場合は1組に5人乗りカート1台をお付けし、運転はキャディが行います。カート追加料金は3・4人組で1名2,750円、2人組で1名5,500円です。

休場日はいつですか?

毎週月曜日が休場日です。月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日が休場日となります。このほか12月31日と1月1日も休場となります。

グリーンの芝は何ですか?

AグリーンとBグリーンの2つで、どちらもバミューダ芝です。2013年にレギュラーグリーンをバミューダ芝へ変更し、2023年から2024年にかけてサブグリーンもバミューダ芝に変更したうえで、呼称をAグリーン・Bグリーンに改めました。

大きな大会が開かれたことはありますか?

1991年に第56回、2002年に第67回の日本オープンゴルフ選手権競技、1997年に第82回日本アマチュアゴルフ選手権競技が開催されました。このほか中四国アマチュアゴルフ選手権(1971年)、中四国オープンゴルフ選手権(1973年・1984年)も開催しています。

公式情報

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データ出典

最終確認日:2026-09-08