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画像提供:楽天GORA
千葉県八千代市米本、東関東自動車道・千葉北ICから約10kmにある18ホール・パー72の林間コースである。1961年9月15日に八千代ゴルフクラブとして開場し、2019年に太平洋クラブが経営権を取得、2020年4月4日に太平洋クラブ八千代コースとしてグランドオープンした。原設計は初代PGA理事長でプロゴルファーでもあった安田幸吉、2020年の改修監修は井上誠一の愛弟子として鳴沢ゴルフ倶楽部や大洗ゴルフ倶楽部、川奈ホテルゴルフコースのリニューアルを手掛けた嶋村唯史。敷地は66万平方メートル、レギュラーティ6,251ヤード(Aグリーン)、コースレート69.4。太平洋クラブグループで唯一、歩きの完全スループレーを基本とするコースである。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
太平洋クラブは八千代コースをグループ初の「歩きの完全スループレー専用コース」として開場させた。乗用カートで移動するとコースを横からしか見られないが、真正面から歩くことで地形や景観が分かるという考え方による。現役世代の会員から「近くて日常的に楽しめるコースが欲しい」という声があったことも、時間を効率的に使えるスルー専用にした理由だと公式は説明する。プレーはキャディ付き(電動カート)か、1人用電動セルフカートを使うセルフの選択制。
原設計の安田幸吉は「コース造りは庭造り、下手な人でも楽しめる」を信条とし、柔らかい表情に見えてプロには難しい設計に定評があったと公式は紹介する。約60年を経た改修で嶋村唯史が優先したのは伐木だった。「長い歴史の中で葉が茂り、芝の生育環境にも影響を与えていましたが、間伐を優先的に行ったことでホール空間が広がり、本来のコース原型が現れ始めました」というのが本人の言葉である。ルーティングは安田の原設計を活かしたままにしてある。
グリーンの芝は、千葉県と雪印種苗の共同開発によって生まれた「CY-2(シーワイツー)」。高温多湿な日本の気候に合い、高密度なグリーンを実現していると公式は説明する。A・Bの2グリーンで、レギュラーティの総距離はAグリーン6,251ヤード、Bグリーン6,089ヤード、コースレートはそれぞれ69.4と68.6である。
2020年の改修で最も手が入ったのが18番である。太平洋クラブは「大改修を施した18番ホールは、他のホールとの違和感を解消するために、イメージチェンジを前提とした造形ラインを変更」したとし、「今後の試金石となる名物ホール」と位置づけている。
公式のホール紹介はこう書く。高台のティーイングエリアから打ち下ろすスペクタクルな眺めで、池とバンカーがガードするアイランドグリーンをどうとらえるかが問われ、まさに大詰めのクライマックスを演出するホールである、と。ヤーデージ表では18番はAグリーン118ヤード、Bグリーン125ヤードのパー3。100ヤードあまりの一打で、島のようなグリーンへ真上から落としにいく——距離ではなく高低差と水だけで最後の緊張を作る締めくくりになっている。
改修を監修した嶋村唯史が、アベレージゴルファー泣かせの例として具体的に挙げたのが17番である。エプロンを絞ったグリーンと、奥が下るアンジュレーション。手前から寄せる余地を狭め、奥へ外すと戻しにくいという二重の仕掛けで、上がり前に正確な距離感を要求してくる。
レギュラーティで6,251ヤード(Aグリーン)と長くはない。距離で守るコースではないので、公式の言う「柔らかい表情に見えてプロには難しい」部分をどこで踏むかがスコアを分ける。ハンディキャップ1位はアウト6番(Aグリーン179ヤードのパー3)で、2位はイン15番(376ヤードのパー4)。最難関に短いパー3が来る配分は、このコースの性格をよく表している。
改修を監修した嶋村唯史は、アベレージゴルファー泣かせのポイントとして「ホールIP(ターゲットエリア)の見せ方、樹木とバンカーを組み合わせたダブルハザード、エプロンを絞ったグリーンと奥下りのアンジュレーション(17番)」を挙げている。樹木とバンカーが重なる位置と、奥へこぼれると戻しにくいグリーンが、間伐で広く見えるようになったホール空間の中に仕込まれている。
Aグリーンのレギュラーティで、1番494ヤード、4番542ヤード、11番500ヤード、16番533ヤード。4番と16番はハンディキャップこそ13位と18位だが距離があり、公式のホール紹介にも「2オンも可能なパー5。グリーン手前には池とつながったバンカーが美しいが、ハザードとしての効果が高い。攻めるか守るかのプランを明確にし、第2打の落としどころを決定していくことが大切」というホールがある。
マスター室からアプローチ練習場、パッティンググリーン、スターターズハウス、打席練習場、ティーイングエリアへと続く歩経路には、1ヤードごとに目印が示されている。歩きながら距離の歩測が感覚的に養えるようにした工夫で、ラウンド前から距離感を作れる。
| 所在地 | 〒276-0015 千葉県八千代市米本2834 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,152ヤード |
| グリーン | A・Bの2グリーン(芝は千葉県と雪印種苗が共同開発したCY-2) |
| コースタイプ | 林間 |
| 設計 | 安田幸吉 |
| 開場 | 1961-09-15 |
| 面積 | 660,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 8.16 |
| ニアピン推奨 | 6.18 |
| 車 | 千葉北IC から約 10km |
|---|---|
| 電車 | 勝田台駅 |
| クラブバス | なし 東葉勝田台駅北口より路線バスあり。 もえぎ野車庫行乗車の上ゴルフ場前まで片道190円で約8分。 |
| 練習場 | あり・7打席 あり 打席数:7打席 距離:20ヤード 料金:25球:¥330 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 基本的にキャディ付きの歩いてのラウンド。 セルフは電動セルフカートによるプレー。 1組3名~予約可能。2名の予約は不可。 |
| カート | 歩き(電動カート) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:10:00~16:30 昼食:10:00~ 朝食なし バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ■ブレザー、ジャケットのご着用をお願い致します。 (夏期6月~9月は除く。) ■ スリッパ、サンダル履きでの入退場はお断りします。 ■ブルゾン、ジャンパー、Tシャツでの入退場はお断りします。 ■ジーンズ、カーゴタイプ(大型のふた付外ポケット)のズボンでの入退場はお断りします。 ■襟と袖のあるシャツを着用し、裾をズボンの中に入れて下さい。 ラウンド中: ■タオル類を首や肩にかけないでください。 ■半ズボン着用時はハイソックスの着用を推奨しております。 ■危険防止、熱中症対策として帽子の着用をお願いします。 |
| 定休日 | 1/1 |
| 電話 | 047-488-3156 |
歩きの完全スループレーが基本です。キャディ付き(電動カート)または1人用電動セルフカートによるセルフプレーからお選びいただけます。スループレー期間中の午前の枠はすべてキャディ付きでご用意しています。
二人乗りの乗用カートを1台6,600円(税込)で貸し出しています。フェアウェイへの乗り入れが可能ですが、悪天候やコースコンディション不良時はご利用いただけません。2026年7月からはクーラー付きの2人乗りカートも導入しています。
20ヤード・7打席の打席練習場、本グリーンを2面使えるアプローチ練習場(バンカーからの練習も可能)、パッティンググリーンをご用意しています。スターターズハウス内にはゴルフ場としては日本初となるTRACKMANシミュレーターを完備し、最新クラブの試打も可能です。
全日完全予約制で、京成線・勝田台駅北口A3出口から7時発〜12時発まで1時間おきに運行しています(所要約15分)。コース発は12時30分〜18時30分まで1時間おきです。最大9名の乗り合わせとなる場合があります。
千葉県と雪印種苗の共同開発によって生まれた「CY-2(シーワイツー)」です。高温多湿な日本の気候にマッチし、高密度なグリーンを実現しています。A・Bの2グリーンです。
ミシュランガイド東京版で中華2つ星を連続獲得した名店「桃の木」のオーナーシェフ・小林武志氏監修の料理をご提供しています。レストランフロアにはワインセラーとラウンジを併設し、ワインは約70種類300本、国内16蒸留所のウイスキーをご用意しています。
最終確認日:2026-09-06