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初級向け

安全のマナー(ファー!・打ち込み)

ゴルフのマナーの中で、安全だけは『好み』や『地域差』のない、ほぼ普遍の作法です。硬いボールが時速200km近くで飛ぶスポーツであり、一度の不注意が同伴者や前の組に重いけがを負わせます。ここで紹介する所作は、どのコースでも必ず守るべき最優先事項です。

「ファー!」の出し方と受け方

自分の打球が人に当たる危険がある方向へ飛んだら、迷わず大声で「ファー!(Fore!)」と叫びます。ゴルフ規則(R&A 規則1.2a)も、球が誰かに当たる危険があるかもしれない場合はすぐに警告すべきと定めています。

叫ぶ側のポイント:

「ファー!」が聞こえたら(受ける側):

素振り・待機位置の安全

打つ前の素振りや、人の打順を待つ位置にも安全のルールがあります。

打ち込みを絶対にしない

前の組が自分の飛距離の射程内にいるあいだは、絶対に打ちません。これは安全マナーの中でも最も重大な一線です。

進行を急ぐ気持ちが打ち込みを生みがちですが、待つことのほうが常に正しい判断です。

カート・落雷など環境の安全

コースには、ショット以外の安全リスクもあります。

カート:

落雷:

やりがち NG → 正しい所作

✗ やりがち打球が人の方へ飛んだのに、恥ずかしくて声を出さない。
○ 正しい所作飛んだ瞬間に、迷わず大声で「ファー!」。当たってからでは遅い。
✗ やりがち「ファー!」が聞こえて、どこから来たか振り向いて確かめる。
○ 正しい所作振り向かず背を向け、頭と首を手で覆ってその場でしゃがむ。
✗ やりがち前の組がまだ近くにいるが「たぶん届かない」と打つ。
○ 正しい所作確実に射程の外へ出るのを見届けてから打つ。

よくある質問

「ファー!」は誰に向かって叫ぶのですか?

打球が当たる危険のある方向にいる人すべてに向けてです。隣のホールにいる人にも届くよう、飛んだ方向を見ながらできるだけ大きな声で叫びます。罰打はありませんが、安全のために必ず声を出してください。

「ファー!」を言わないと罰がありますか?

ゴルフ規則上、警告しなかったこと自体に罰打はありません(安全への配慮は『プレーヤーに期待される行動』として定められています)。ただし重大な非行と委員会が判断すれば競技で失格になることもあります。罰の有無に関係なく、安全は最優先のマナーです。

打球が人に当たってしまったらどうすればいいですか?

すぐに駆け寄って相手の状態を確認し、必要ならコースのスタッフや救護を呼びます。打球事故は重いけがにつながり、損害賠償など法的責任を問われることもあります。だからこそ、打ち込みをしない・危険なときは必ず「ファー!」と叫ぶことが大切です。

雷が鳴ってきたらどうすればいいですか?

コースの中断指示やサイレンに従い、ただちにプレーを中止して避難小屋やクラブハウスへ移動します。高い木の下、旗竿のそば、金属クラブを持っての待機は避けてください。判断はそのゴルフ場の指示と当日の気象状況に従うのが基本です。

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出典・公式リンク

最終更新: 2026-06-06