JGA 日本アマチュアゴルフランキングは、公益財団法人日本ゴルフ協会 (JGA) が運営する、日本国内のアマチュアゴルファーの実力を示す公式ランキングです。男子と女子で独立した順位がつけられ、国内の主要アマチュア大会の成績をポイント換算して、直近 1 年間の合計で順位を決めます。このランキングの上位に入ることは、日本オープンや日本アマなど JGA 主催競技への出場や、世界アマチュアゴルフランキング (WAGR) を通じた国際舞台への足がかりに直結します。男子では松山英樹・金谷拓実・中島啓太・蝉川泰果ら後に世界アマ 1 位へ駆け上がったスターを、女子では畑岡奈紗・笹生優花ら「黄金世代」を世に送り出した、まさに日本のアマチュア最高峰の指標です。
JGA 日本アマチュアゴルフランキングは、公益財団法人 日本ゴルフ協会 (JGA) が運営する、国内アマチュアゴルファーの公式ランキングです。R&A が制定した世界アマチュアゴルフランキング (WAGR) を参考に JGA が開発したもので、男子と女子で別々の順位が決まります(JGA 日本アマチュアゴルフランキング)。
対象は、JGA 主催競技・国内ゴルフ関連団体の主催競技・国際競技など「ランキング対象競技」に出場したアマチュア競技者。各競技の成績をポイントに換算し、直近 1 年間の獲得ポイント総計で順位を算出します(JGA 日本アマチュアゴルフランキング 一覧)。
このランキングは単なる名簿ではなく、日本オープンや日本アマなど JGA 主催競技の出場資格と結びついた実用的な指標です。プロに転向すると対象から外れるため、純粋に「いまもっとも強いアマチュアは誰か」を映す物差しになっています。
JGA は 1924 (大正 13) 年、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国 7 クラブの代表によって創設されました(JGAとは | JGA 公式)。日本のゴルフを統括する中心団体として、以後 100 年にわたり国内競技を運営してきました。
その中核大会である日本アマチュアゴルフ選手権 (日本アマ) は、JGA 創設より前の 1907 (明治 40) 年、神戸ゴルフ倶楽部で第 1 回が開催された、日本で最も古いゴルフトーナメントの一つです。当初は在日外国人ゴルファーが優勝を分け合い、1918 年に井上信が日本人として初優勝を果たしました(日本アマチュアゴルフ選手権競技 - Wikipedia)。
女子の中核大会である日本女子アマチュアゴルフ選手権は、JGA 主催としては 1959 (昭和 34) 年に第 1 回が開催されました。それ以前には読売新聞社主催の「全日本女子ゴルフ競技大会」(1953〜54 年) や、毎日新聞社主催・JGA 後援の「全日本女子ゴルフ選手権大会」(1955〜58 年) という前身大会がありました(日本女子アマチュアゴルフ選手権競技 - Wikipedia)。こうした長い歴史を持つ大会群を母体に、現在のアマランキングが組み立てられています。
日本アマチュアゴルフランキングは、対象競技でのアマチュア選手の成績を 3 種類のポイントに換算して積み上げます(日本アマチュアゴルフランキングについて (JGA・PDF))。
| ポイントの種類 | 内容 |
|---|---|
| ストロークポイント | 各ラウンドのスコアに応じて加算 |
| プレイスポイント | 競技の最終成績順位に応じて加算 |
| マッチプレーポイント | マッチプレー競技の最終順位に応じて加算 |
これら 3 つを合算し、直近 1 年間の獲得ポイント総計でランキングが決まります。大会の格 (規模・参加者のレベル) に応じて競技がクラス分けされ、上位クラスの大会ほど高いポイントが設定されています。
男子・女子はそれぞれ独立して集計され、月次で更新されます。なお JGA は過去にランキングを一時凍結した時期もあり、運用は適宜見直されています。最新の順位は下の連動ランキングで確認できます。
男子のランキングは、JGA 主催の全国大会に加えて、各地区連盟主催のアマ選手権や学生・高校の全国大会まで幅広い競技の成績で構成されます。
これらの上位成績がポイントとして積み上がり、シーズンを通じた総合力で順位が決まります(日本オープンへの道のり | JGA 公式)。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 長﨑 大星 | 257.34 |
| 2 | 佐藤 快斗 | 193.75 |
| 3 | 小林 匠 | 179.00 |
| 4 | 田村 軍馬 | 138.42 |
| 5 | 本 大志 | 114.00 |
| 6 | 清水 蔵之介 | 113.75 |
| 7 | 矢野 仁貴 | 101.75 |
| 8 | 中本 旺希 | 101.66 |
| 9 | 栗原 遥大 | 98.75 |
| 10 | 浅田 千年樹 | 96.50 |
女子のランキングも、JGA 主催の全国大会と地区・学生・高校の大会成績で構成されます。
女子アマは近年とくにレベルが高く、アマチュアのまま JLPGA ツアーや日本女子オープンで上位に食い込む選手も珍しくありません。実際、2016 年には 17 歳の畑岡奈紗が日本女子オープンでアマチュア初優勝を達成し、史上初のアマチュアによるメジャー制覇として話題になりました(史上初のアマチュア メジャーV 畑岡奈紗 | JLPGA 公式)。
| 順位 | 選手 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 岩永 杏奈 | 318.75 |
| 2 | 廣吉 優梨菜 | 240.83 |
| 3 | 長澤 愛羅 | 221.75 |
| 4 | 新地 真美夏 | 166.83 |
| 5 | 後藤 あい | 157.17 |
| 6 | 佐藤 涼音 | 140.25 |
| 7 | 小田 祐夕 | 101.25 |
| 8 | 福田 美来 | 96.17 |
| 9 | 中嶋 月葉 | 93.92 |
| 10 | 戸髙 玲奈 | 91.58 |
JGA アマランキングの真価は、ここで頭角を現した選手たちがそのまま日本ゴルフ界のトップに駆け上がっていく「登竜門」である点にあります。
男子
女子
このように、男女ともに「いま世界で戦う日本人」の多くが、アマチュア時代にこのランキングの上位を駆け抜けてきました。
JGA アマランキングは国内向けの指標ですが、その上位選手は世界アマチュアゴルフランキング (WAGR) でも高い順位につける傾向があります。WAGR は R&A と USGA が共同管理する世界共通のアマチュアランキングで、JGA ランキングはこの WAGR を参考に設計されています(JGA 日本アマチュアゴルフランキング)。
WAGR で上位に入ると、メジャー大会やビッグアマチュア競技への出場資格、さらにはアイゼンハワートロフィー (男子)・エスピリトサントトロフィー (女子) の日本代表選出といった国際舞台への道が開けます。国内で実績を積む → JGA ランキング上位 → WAGR 上位 → 世界へ、という流れが、日本のトップアマがたどる典型的なルートになっています。
JGA アマランキングや日本のトップアマと縁の深い国際大会には、次のようなものがあります。
JGA 日本アマチュアゴルフランキングは日本国内のアマチュアを対象とした JGA 運営のランキングで、WAGR (世界アマチュアゴルフランキング) は R&A と USGA が共同管理する世界共通のランキングです。JGA ランキングは WAGR を参考に作られており、JGA の上位選手は WAGR でも上位につく傾向があります。
日本アマチュアゴルフ選手権は 1907 (明治 40) 年に神戸ゴルフ倶楽部で第 1 回が開かれた、日本で最も古いゴルフトーナメントの一つです。JGA (日本ゴルフ協会) の創設 (1924 年) よりも前から続いています。
JGA ランキング単独でメジャー出場が決まるわけではありません。ただし、JGA で実績を積んで WAGR の上位に入ると、メジャーやアジアパシフィックアマチュア選手権 (優勝でマスターズ・全英の出場権) などへの道が開けます。国内実績と世界ランクの組み合わせがカギになります。
外れます。このランキングはアマチュア競技者を対象としているため、プロ転向を宣言した選手は対象外となります。
はい。松山英樹はアマチュア時代に国内トップクラスの実力を示し、2010 年にはアジアパシフィックアマチュア選手権で日本人初優勝を達成。これを足がかりに翌年のマスターズへ出場し、日本人初のローアマに輝きました。
アマチュアの場合、その年の日本アマチュアゴルフ選手権で優勝する、日本オープン予選を勝ち抜く、地区オープンで優勝するなどのルートがあります。最終予選には日本アマ 2〜10 位や日本学生・日本ジュニアの上位なども出場でき、いずれも JGA の規定に沿って出場資格が決まります。
最終更新: 2026-06-01