BRAND

タイトリスト

Titleist

Pro V1 を擁するボールの王者。マサチューセッツ発、ツアー直系のクラブメーカー

1932年創業アメリカマサチューセッツ州フェアヘイブン
構成(シリーズ単位) 総合型(全クラブ種カバー)
ドライバー: 15シリーズ (25本) フェアウェイウッド: 8シリーズ (16本) ユーティリティ: 10シリーズ (21本) アイアン: 24シリーズ (44本) ウェッジ: 8シリーズ (18本) 65 シリーズ
  • ドライバー 15 シリーズ/25本
  • フェアウェイウッド 8 シリーズ/16本
  • ユーティリティ 10 シリーズ/21本
  • アイアン 24 シリーズ/44本
  • ウェッジ 8 シリーズ/18本
リリース本数推移(直近10年) 増加傾向・ピーク 2025年(19本)
2016年: 5本 2017年: 6本 2018年: 6本 2019年: 5本 2020年: 14本 2021年: 10本 2022年: 10本 2023年: 11本 2024年: 8本 2025年: 19本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

タイトリストとは

## ボール産業の老舗が築いたクラブブランド

タイトリストは1932年、フィリップ・E・ヤングがマサチューセッツ州アクシュネットで創業しました。X 線でゴルフボールの内部構造を可視化し、コアの偏心が方向性を狂わせていたことを突き止めたという逸話で知られ、当初はゴルフボール専業からスタートしています。1935年に「Titleist」ブランドのボール販売を開始し、現在まで続くツアー使用率トップのポジションを確立しました。

2000年10月に発売された Pro V1 は、それまでバラタ巻きボール(柔らかいが耐久性が低い)と 2 ピース硬球(飛ぶがスピンが入らない)に分かれていた市場を、3 ピース ウレタンカバー構造で統合した記念碑的モデルです。同社は2016年に Acushnet Holdings Corp. として NYSE に上場(ティッカー: GOLF)。傘下にフットジョイ(ウェア・シューズ)、スコッティ・キャメロン(パター)、ボーケイデザイン(ウェッジ)、ピナクル(ボール)を持ち、ゴルフ用品の総合メーカーとして機能しています。本社はマサチューセッツ州フェアヘイブン。

タイトリストの特徴

ドライバーは TSR シリーズと GT シリーズが看板で、ヘッド形状は伝統的なペアシェイプ寄り。低スピン・操作性を重視した設計で、ヘッドスピード 42m/s 以上で球を打ち分けたい中・上級者をコアターゲットにしています。シュアフィット ホーゼル(ロフト・ライ角を独立に調整できるホーゼル機構)が標準装備で、フェース角の組み合わせも自由に変更できます。

アイアンは T シリーズ(T100、T150、T200、T250、T350)が現行ラインナップで、それ以前は AP1/AP2/CB/MB が同等の役割を担っていました。T100 はツアー使用率の高いマッスルバック寄り、T350 はやさしさ重視のキャビティと、番手だけでなくモデルで難易度を切り分けられる構成です。価格帯はハイエンド寄り。

契約プロはジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピース、ウィル・ザラトリス、パトリック・キャントレイ、トム・キム、アダム・スコットなど、PGA ツアーのトップ選手を多数抱えています。Pro V1 / Pro V1x はツアーボールのデファクトスタンダードとして、契約外のプロも使用するケースが多いボールです。

代表テクノロジー

Pro V1(ボール)シュアフィット ホーゼル(ロフト・ライ角を独立に調整できるホーゼル機構)アクティブリコイルチャンネル(ソール部の溝でフェースたわみを引き出す構造)スピードシャシー(ヘッド剛性を高めて初速を稼ぐ内部フレーム)可変フェース厚 (Variable Face Thickness)(フェース面の厚みを部位ごとに変える初速最適化技術)ツアーキャビティ(ツアー使用に耐えるシャープなキャビティバック形状)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るタイトリスト

ゴルフスケールに登録された全124本のクラブから、タイトリストのスペック分布を市場全体と比較しています。

クラブ種別 市場価格との比較

タイトリストは市場標準的な価格帯

-50%(市場より安い) ← ←-50% 市場と同等 → +50%(市場より高い) +50%→
ドライバー
+9%
¥107,800 / 市場 ¥99,000
フェアウェイウッド
+9%
¥66,000 / 市場 ¥60,500
ユーティリティ
+1%
¥49,500 / 市場 ¥49,000
アイアン
+0%
¥29,700 / 市場 ¥29,700
ウェッジ
+4%
¥27,500 / 市場 ¥26,400

市場中央値を 0 とした タイトリストの価格差(直近3年・メーカー希望小売価格 / 純正シャフト構成ベース。価格未登録モデルは集計から除外)

7番アイアン ロフト分布

タイトリストは市場よりやや長ロフト寄り。正統派ロフト設計

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

タイトリスト 中央値 30.75°(26〜35° / n=20)
市場全体 中央値 30°(n=487)
25° アイアン7番 35°

ドライバー 総重量分布

タイトリストは市場よりやや重量寄り

軽いほど振りやすく、重いほど球が安定する

タイトリスト 中央値 313g(269〜337g / n=189)
市場全体 中央値 306g(n=2568)
250g ドライバー1番 340g

他メーカーとの比較

## テーラーメイドとの選び分け
テーラーメイドが毎年カーボンフェース・カーボンクラウンなどの大型素材イノベーションを投入するのに対し、タイトリストは伝統的なヘッド形状を保ったまま内部設計を改良する保守的なアップデートが基本です。最新トレンドを追うならテーラーメイド、形状とフィーリングの一貫性を重視するならタイトリストという選び方になります。

## キャロウェイとの選び分け
キャロウェイの AI スマートフェース(機械学習でフェース曲面を打点ごとに最適化する技術)が「ミスヒット領域の最適化」を詰めるのに対し、タイトリストは「ナイスヒット時の打ち出し条件と打感」を優先する設計思想です。アベレージ層の保険を厚くしたいならキャロウェイ、上級者寄りの精度を取りたいならタイトリストが向きます。

## ピンとの選び分け
ピンが慣性モーメントの最大化と反復改良型、タイトリストが低スピン・操作性と伝統形状の維持と、設計思想は対極に近いです。ヘッドスピードが平均的でミスを許容したい層はピン、球を打ち分けたい中〜上級者はタイトリストという構図になります。

## スコッティ・キャメロン/ボーケイとの関係
パターのスコッティ・キャメロン(1994年加入)とウェッジのボーケイデザインは、いずれも Acushnet 傘下のサブブランドとして個別ブランディングを行っています。バッグの中身はドライバー〜アイアンを Titleist、ウェッジをボーケイ、パターをスコッティ・キャメロンで揃える組み合わせがツアーで定番化しています。

契約プロ

ジャスティン・トーマスジョーダン・スピースウィル・ザラトリスパトリック・キャントレイトム・キムキャメロン・ヤングアダム・スコット

よくある質問

タイトリストの特徴は?
1932年創業のマサチューセッツ発のメーカーで、ボールの Pro V1 が PGA ツアーの使用率トップを長年占めるブランドです。クラブはツアー直系の伝統的なヘッド形状と低スピン・操作性を重視した設計が特徴で、ヘッドスピード 42m/s 以上で球を打ち分けたい中・上級者をコアターゲットにしています。
タイトリスト Pro V1 の評判は?
Pro V1 / Pro V1x は2000年の発売以来、PGA・LPGA・国内ツアー全てで使用率上位を占めるツアーボールの定番です。3 ピース ウレタンカバー構造でドライバーの飛距離とアプローチのスピン量を両立し、契約外の選手も自前で使うケースが多いボールです。一般ゴルファー向けには AVX、Tour Speed、TruFeel など複数のラインナップがあります。
T-Series アイアンと AP2 の違いは?
T シリーズは AP1/AP2/CB/MB ラインを統合・再編した現行モデルです。AP2 の系譜は T100/T150 が引き継いでいて、ツアー使用率が高いマッスルバック寄りの設計。AP1 のやさしさ路線は T350 が後継で、フォージドフェース・キャビティ構造によりミスヒットの寛容性を確保しています。
スコッティ・キャメロンはタイトリスト傘下?
はい、スコッティ・キャメロンは1994年から Titleist(Acushnet)傘下のパター専業ブランドとして運営されています。Newport、Phantom、Champions Choice など全モデルがカリフォルニア州サンマルコスのスコッティ・キャメロン スタジオで設計され、Titleist のドライバー〜アイアンと組み合わせてツアーで使用されています。
ボーケイはタイトリスト傘下?
はい、ボーケイデザインウェッジはボブ・ボーケイがマスタークラフツマンを務めるタイトリスト傘下のウェッジ専業ブランドです。SM10/SM11 など世代を重ねる SM シリーズはツアーでの使用率が極めて高く、ロフトとバウンスの組み合わせの豊富さでも知られています。

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