ツアーステージ(TOURSTAGE)は、ブリヂストンスポーツ株式会社(株式会社ブリヂストンの100%子会社)が1999年から2017年まで展開した、競技ゴルファー・上級者向けのフラッグシップ・サブブランドです。発足当初から「ツアーで勝つための道具」というコンセプトを掲げ、ボール(X-01/X-jD/V10等)、ドライバー(X-DRIVE系・Vシリーズ)、アイアン(X-BLADE系・MR-23系)、ウェッジ、パター(M/MP/Bシリーズ)まで一貫したラインで展開してきました。
ボール領域では1998年のMC-D392を皮切りに、X-01(2004年〜)、V10(2006年〜)、PHYZ(2011年)、S100(2012年)など多くの代表モデルを輩出。クラブ領域でも国内ツアー使用率上位の常連として、丸山茂樹・宮里優作・近藤共弘ら多くのトッププロが契約。X-DRIVE GRシリーズ(2010年〜)はアマチュアにも広く浸透した代表的なドライバーシリーズです。
2017年にブリヂストンスポーツがブランド戦略の刷新としてフラッグシップ・サブブランドを「TOUR B」へ統合したことで、ツアーステージは新規製品リリースを停止。現在は新品流通がなく、中古市場(ゴルフパートナー/GDO中古/ヤフオク等)での取引が中心となっています。ブランドアーカイブは公式サイト(jp.golf.bridgestone/ball_library配下)でボールカタログの一部が今も公開されており、ブリヂストンゴルフのブランド史の一翼として記録されています。
クラブカテゴリ全体を網羅するフルラインブランドで、ボール・ドライバー・FW・UT・アイアン・ウェッジ・パターまで揃えていました。代表的なシリーズとしては、ドライバーでX-DRIVE系(GR/701/709/GR-Aero等の世代展開)とVシリーズ(V300/V500/V700)の2系統、アイアンでX-BLADE系・MR-23系、パターでM/MP/Bシリーズ、ボールでX-01/V10/PHYZ/S100などが知られます。
パターはTour Madeを冠したミッドキャビティ削り出し系のMP-1/MP-2/MP-3/MP-6、ブレード系のM-1/M-1P/M-2P、その後のB-1/B-1P/B-1PC/B-2P世代まで複数世代を展開。プロカテゴリ向けのモデルはツアーステージブランドの最上位、レッドベルベット仕上げや独自ヘッドカバーなど装飾性の高い仕上げが特徴でした。
2017年のブランド統合以降、ブリヂストンスポーツのフラッグシップは「TOUR B」(B-1グレード/B-2グレード/JGR系)へ移行しています。現行で流通する新製品はなく、ツアーステージは事実上の休眠ブランドとなっています。
ツアーステージは2017年に新製品リリースを停止し、ブリヂストンスポーツのフラッグシップ・サブブランドは「TOUR B」へ統合・刷新されました。TOUR BはB-1/B-2グレード(競技志向)とJGR系(飛距離・寛容性志向)の2軸で構成され、ツアーステージX-DRIVE系の系譜はB-2/JGR、X-BLADE系の系譜はB-1/B-2アイアンへ受け継がれています。コンセプト的にはツアーステージの後継ブランドという位置付けです。
ツアーステージは「ツアーで勝つための競技志向クラブ」というコンセプトでスタートした一方、XXIO(住友ゴム)と本間BERESは軽量・高弾道志向のシニア向けプレミアム帯。ツアーステージのVシリーズはシニア向け軽量設計を取り込んだ世代もありますが、ブランド全体としては競技志向の色が強い設計でした。