本間ゴルフの起点は、1958年1月に横浜市鶴見区で開業したゴルフ練習場です。翌1959年2月に同地で前身の有限会社鶴見ゴルフセンターを設立して会社組織となり、1963年1月には同じ敷地内に有限会社本間ゴルフクラブ製作所を設けてクラブ製造に着手しました。1973年に業界に先駆けてブラック(カーボン)シャフトのクラブを発売し、1978年にはカーボンシャフトの自社製造を始めています。
1981年12月に山形県酒田市の酒田工場が完成し、その後の増設工事を経て開発・製造の中核になりました。1990年に現在の商号「株式会社本間ゴルフ」となり、2005年に民事再生手続を経て再建。現在は東京本社(東京都港区麻布台)と上海本社の2本社体制で、香港・台湾・韓国・欧州・北米に拠点を持ちます。現行ブランドはプレミアムのBERES(ベレス)と競技志向のT//WORLD(ツアーワールド)の2本柱です。
BERES(ベレス)は本間ゴルフのプレミアムラインで、グレードを星の数で表すのが特徴です。上位のグレードほどシャフトや仕上げの仕様が上がり、同じモデルの中で価格に段階があります。ドライバーからアイアン、ウェッジ、パターまでをBERESでそろえることもできます。
T//WORLD(ツアーワールド)は競技志向のゴルファーに向けたラインで、TW777・TW767などのドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジを世代ごとに更新しています。
1970年代からカーボンシャフトを自社で作ってきたことも本間ゴルフの特徴で、現在もARMRQなどの自社シャフトを自社ヘッドに組み合わせています。国内女子ツアーでは、イ・ボミ、金澤志奈、葭葉ルミらが契約プロとして在籍しています。
本間ゴルフは全体的に市場よりやや高価格寄り
本間ゴルフは市場標準的なロフト設定
本間ゴルフは市場よりやや軽量寄り
どちらも国産のプレミアム帯を代表するブランドです。本間ゴルフは酒田工場での開発・製造と自社製カーボンシャフトを軸にし、BERESでは星の数によるグレード展開を取っています。マジェスティはPRESTIGIOなどのシリーズで軽量設計と素材構成を前面に出しています。
ゼクシオは世代ごとの更新で軽量・高弾道設計を磨くシリーズです。本間ゴルフはBERESの星グレードのように、同じモデルの中で仕様と価格の段階を選べる点が異なります。
ミズノは軟鉄鍛造アイアンを中心に競技者からの評価が高いブランドです。本間ゴルフもT//WORLDで競技志向のアイアンをそろえていますが、BERESを含むプレミアム帯の展開と自社シャフトの組み合わせが大きな違いです。