BRAND

ヨネックス

Yonex

新潟長岡発の総合スポーツメーカー。バドミントン・テニス由来のカーボン技術が看板

1946年創業日本新潟県長岡市
ハイエンド
構成(シリーズ単位) ドライバー・フェアウェイウッド が中心
ドライバー: 18シリーズ (26本) フェアウェイウッド: 4シリーズ (6本) ユーティリティ: 3シリーズ (5本) アイアン: 3シリーズ (10本) パター: 2シリーズ (6本) 30 シリーズ
  • ドライバー 18 シリーズ/26本
  • フェアウェイウッド 4 シリーズ/6本
  • ユーティリティ 3 シリーズ/5本
  • アイアン 3 シリーズ/10本
  • パター 2 シリーズ/6本
リリース本数推移(直近10年) 減少傾向・ピーク 2020年(9本)
2016年: 0本 2017年: 2本 2018年: 2本 2019年: 0本 2020年: 9本 2021年: 6本 2022年: 8本 2023年: 6本 2024年: 6本 2025年: 2本
2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025

ヨネックスとは

## 楽器・スポーツメーカーから、ゴルフへ広がるカーボンノウハウ

ヨネックスは1946年、新潟県長岡市で創業した総合スポーツ用品メーカーです。創業時は浮きや木製ラケット部品の下請け加工が出発点で、その後バドミントン・テニス用品の自社ブランドとして成長し、現在はバドミントン・テニス・ゴルフを三本柱とする上場企業(東証プライム: 7906)として運営されています。本社・主要工場ともに新潟県長岡市に所在し、国内製造比率が高いのも特徴です。

ゴルフ事業は1982年に参入し、それ以降40年以上にわたって国内市場を中心に展開を続けてきました。バドミントンラケットやテニスラケットで培ったカーボン素材の研究開発知見をクラブ・シャフト設計に応用している点が技術的な独自性で、特にドライバーの EZONE シリーズやカーボン応用シャフト(NANOSPEED 等)が看板技術となっています。2024年にヤマハ株式会社がゴルフクラブ事業から撤退したため、現在はヨネックスが「楽器・総合スポーツメーカー発のゴルフブランド」として国内で唯一の現役新品供給メーカーという独自ポジションを取っています。

ヨネックスの特徴

ドライバーは EZONE GT、EZONE CB、Royal EZONE が現行ラインで、ヘッドスピード35〜45m/s 帯のシニア・中級者からアスリート寄りまでをカバーします。EZONE 系の構造的特徴はカーボンクラウンとカーボンソールの大胆な採用で、バドミントンラケットで培ったカーボン素材設計の知見が活かされています。カーボン応用のシャフト(NANOSPEED 等)も自社設計で、ヘッドとシャフトの組み合わせの最適化までを社内で完結させる体制です。

アイアンは EZONE GT IRON、EZONE CB IRON が主力で、シニア・女性層を含めた幅広いゴルファーを想定したやさしさ重視の構成。価格帯はドライバー単品で7〜10万円、アイアン6本セットで12〜18万円と、ホンマ T//WORLD やプロギア RS と近いミドルアッパー帯です。

契約プロは LPGA を中心に女子ツアーで存在感が大きく、過去には渋野日向子(メジャー優勝時)が EZONE GT を使用していました。現役では韓国・台湾の選手を含めたアジア圏 LPGA 選手の使用が定着しています。男子ツアーでの使用は限定的ですが、軽量・カーボン応用のキャラクターから女性・シニア層に強いブランドポジションを維持しています。

代表テクノロジー

EZONE 系カーボン応用設計(クラウンとソールに大胆なカーボン素材を採用)NANOSPEED シャフト(バドミントン由来のナノカーボン技術を応用)Royal EZONE(プレミアム帯のフラッグシップドライバー)EZONE GT IRON(中・上級者向けキャビティアイアン)国内製造(新潟県長岡市の自社工場で製造)

クラブタイプ別ラインナップ

データで見るヨネックス

ゴルフスケールに登録された全53本のクラブから、ヨネックスのスペック分布を市場全体と比較しています。

7番アイアン ロフト分布

市場中央値より2.0°ストロングロフト。飛び系設計

値が小さいほどストロングロフト=飛び系の傾向

ヨネックス 中央値 28°(25〜34° / n=10)
市場全体 中央値 30°(n=470)
25° アイアン7番 35°

ドライバー 総重量分布

市場中央値より13g以上軽量。シニア・女性向けの振りやすさ重視

軽いほど振りやすく、重いほど球が安定する

ヨネックス 中央値 293g(257〜311g / n=28)
市場全体 中央値 306g(n=2537)
250g ドライバー1番 340g

他メーカーとの比較

## 本間ゴルフ・マジェスティとの違い
本間ゴルフ BERES とマジェスティが国内軽量プレミアム帯の双璧として「装飾性プレミアム」を競うのに対し、ヨネックスはバドミントン・テニスのカーボン技術を応用した「機能性プレミアム」を売りにします。価格帯は EZONE 系(ドライバー7〜10万円)が本間 T//WORLD と同等で、装飾やゴールドカラーよりもカーボンの質感と軽量性で訴求するキャラクターの違いです。

## ゼクシオとの違い
ゼクシオがヘッドスピード35m/s 以下のシニア層に特化した軽量・高弾道設計(住友ゴム工業の工業製品アプローチ)であるのに対し、ヨネックスはアスリート寄りの EZONE GT からシニア向けの EZONE CB まで幅広いターゲットをカバーする構成。シニア層単独で選ぶならゼクシオが本流、女性層やカーボン素材重視で選ぶならヨネックスが候補に入る、というのが目安です。

## ヤマハとの違い
ヤマハは2024年6月にゴルフクラブ事業からの撤退を発表しているため、現時点で「楽器・総合スポーツメーカー発のゴルフブランド」のカテゴリーで新品を選べるのはヨネックスが事実上の唯一の選択肢になっています。両ブランドとも音響・振動解析やカーボン素材といった本業由来の技術を売りにしてきましたが、現在の比較対象はヤマハの中古市場品とヨネックスの新品という構図です。

契約プロ

渋野日向子ハ・ジェソンリブ・スー

よくある質問

ヨネックスのゴルフクラブの特徴は?
1946年創業のヨネックス株式会社(東証プライム: 7906、新潟県長岡市)が展開する国産フルラインブランドで、バドミントン・テニス用品で培ったカーボン素材の研究開発知見をクラブ・シャフト設計に応用している点が技術的な独自性です。特にドライバーの EZONE シリーズやカーボン応用シャフト(NANOSPEED 等)が看板で、女性・シニア層を含む幅広いゴルファーに支持されています。
ヨネックスはバドミントン・テニスとどう関係している?
ヨネックスは1946年創業のスポーツ用品メーカーで、バドミントン・テニス・ゴルフを三本柱として運営しています。バドミントンラケットとテニスラケットの自社ブランドとして高いシェアを持ち、その分野で培ったカーボン素材の設計・成型ノウハウをゴルフクラブ・シャフトに応用しているのがブランドの独自性です。同じ会社内の別事業として開発が連携しています。
EZONE とは?
ヨネックスのドライバー・アイアンの中核シリーズ名で、EZONE GT(アスリート寄り)、EZONE CB(やさしさ重視)、Royal EZONE(プレミアム帯)など複数のサブラインを展開しています。クラウンとソールに大胆なカーボン素材を採用した設計が特徴で、ヘッドの軽量化とミスヒット時の寛容性を両立する構成になっています。
渋野日向子はヨネックス契約だった?
はい、2019年の AIG 全英女子オープン優勝当時の渋野日向子はヨネックス契約選手で、EZONE GT などを使用していました。その後の契約状況は変動していますが、ヨネックスは LPGA を中心に女子ツアーで存在感が大きく、特にアジア圏(韓国・台湾)の LPGA 選手の使用が定着しています。
ヤマハ撤退後のヨネックスの立ち位置は?
ヤマハ株式会社が2024年6月にゴルフクラブ事業から撤退したため、現在は「楽器・総合スポーツメーカー発のゴルフブランド」のカテゴリーでヨネックスが国内唯一の現役新品供給ブランドという立ち位置になっています。本業の素材技術をゴルフに応用するブランドポジションを取れるのは、現状では実質的にヨネックス1社のみです。

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