画像提供:府中カントリークラブ
東京都多摩市、多摩丘陵の起伏の上に1959年11月3日に開場した18ホール・パー72のメンバーシップコース。銀座の会員制スポーツクラブの経営者有志が「自分たちの理想とするゴルフクラブ」を目指して興したクラブで、会員が株主となり、会員から選ばれた役員が運営を担う体制を今も続けている。設計は富沢誠造で、公式も彼の傑作と位置づける。BLACKティ6,828ヤードでコースレート72.8。1969年の関東プロゴルフ選手権、1971年からのJALオープン、1973年からの東京チャリティークラシックの舞台にもなった。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
多摩丘陵の尾根と谷を造成でならさず、そのまま18ホールに割り付けたのが富沢誠造の設計である。打ち上げ・打ち下ろし・左足下がりが繰り返し現れ、平らな足場から打てるホールがほとんど無い。1992年のワングリーン化、2014年のグリーンとグリーン周りの全面改修、2023年以降のティーイングエリア移設と、段階的に手は入っているが、公式は「多摩丘陵の地形を存分に活かした戦略性等の設計意図は厳然と残されている」と説明する。クラブ自身がスコアメイクに求めるものとして、飛距離と正確性に加えてショートゲームの技術を挙げている。
1972年には会員が桜の苗木3,050本を持ち寄って植樹しており、コースの景観は会員の手が入って作られてきた。
公式が「アウトでは最もティーショットに注意するホール」と名指しするのが3番(BLACK417ヤード・パー4)である。尾根の背にフェアウェイが乗っているため左右がともにOBで、外せば落ちる。横風の日、とくに左からの風では右のOBに流される。ハンディキャップ3はこの狭さから来ており、クラブは無理に2オンを狙わずに刻めばスコアは崩れないと案内している。OBによる渋滞が問題になり、2019年に左サイドが改修された経緯もある、クラブが手を入れ続けてきたホールである。
2024年のOUTコース総合改修で新設されたティーからは正面に富士山が入る。BLACK203ヤードと距離のある打ち下ろしのパー3で、グリーン右が低く、外すとグリーン面が見えないバンカー越えのラフからのアプローチが残る。公式はグリーン左側からのワンオン狙いを勧めている。
右手に池が新設され、打ち下ろしの爽快さと引き換えに刻む判断を迫るホールになった。左足下がりで球が右へ出やすく、第1打が段の手前に止まったら池の手前へのレイアップも選択肢になる。
ハンディキャップ1はOUT5番(BLACK438ヤード・パー4)で、ティーイングエリアがやや左を向いているうえ第2打も左がOB。ハンディキャップ2はIN15番(550ヤード・パー5)で、フェアウェイがS字を描き、3打目からかなりの打ち上げになるため2クラブ大きく持つ場面もある。ハンディキャップ3の3番は「馬の背」で左右ともOBである。
打ち上げが続くホール(8番・14番)は実測より長く感じ、逆に9番はグリーン奥の景色が抜けているため距離感がつかめずショートしやすい。10番のアプローチは打ち上げが大きく、公式も普段より1クラブ大きめを勧めている。番手選びを目視に頼ると合わない。
3番・12番は横風の影響を受けやすく、12番は第1打で左のOB、第2打はグリーン奥からの吹き上げでショートしやすい。17番はピンフラッグが揺れていなくても風の影響を受けるとされ、花道狙いで大きめに持ちたい。18番は冬場にクラブハウス方向からのアゲンストが吹く日が多い。
1番は右斜面の林帯を切土して右クロスバンカーを新設、4番と13番はグリーン右・右手に池が新設された。7番は新ティーからの眺望に富士山が入る。改修前の記憶で回ると狙いどころがずれる。
1958年12月に富沢誠造の設計でコース建設に着手し、クラブハウスは西郷佐が設計した。改修設計は横山良。1987年に京王線の地下トンネル工事に合わせて13番・14番を改修し、2014年にグリーンとグリーン周り(バンカー・花道)を全面改修、2023年に10番、2024年に1番・7番・8番を中心としたOUTコース総合改修を実施している。
| 所在地 | 〒206-0036 東京都多摩市中沢1-41-1 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・6,828ヤード |
| グリーン | ベント1グリーン(シャーク) |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 富沢誠造 |
| 開場 | 1959-11-03 |
| 面積 | 622,208㎡ |
| 種別 | 株主会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 11,300,000円 /買い希望 9,500,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 流動性 | 売買スプレッド 17.3%・ふつう |
| 名義書換料 | 3,300,000円 |
| 年会費 | 88,000円 |
| 初期取得費用の概算 | 約15,178,600円 |
| 電車 | 聖蹟桜ヶ丘駅 |
|---|---|
| クラブバス | あり 聖蹟桜ヶ丘駅から多摩センター駅経由で運行。 |
| 練習場 | あり・30打席 あり 打席数:30打席 料金:24球:¥200 使用球:レンジボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | 原則キャディ付き(セルフプレーは会員同伴が必須)。全組乗用カート利用。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし |
| 風呂 | あり。男性用は御影石を使い中央に広い湯船を配した造りでジェットバスを備える。女性用は2024年に庭園を新設。 |
| レストラン | あり。眺望の良いレストランで和洋中を提供し、月替わりメニューと定番メニューを用意する。利用時間は7:10〜18:00(最終注文は終了30分前)。プレー後のパーティー用にコンペルームを大小5室備える。 |
| ドレスコード | クラブハウス内: ゴルフ場規定に準ずる ラウンド中: ゴルフ場規定に準ずる |
| 定休日 | 毎週月曜日 12月31日 1月1日 |
| 電話 | 042-374-3131 |
会員主体のメンバーシップクラブで、ゲストのみのプレーには紹介状の提出が必要。予約は紹介または同伴する会員を通して行う。受付開始は2組以下で3か月前の同一日、3組以上のコンペは6か月前の同一日から。土曜・日曜・祝日のゲスト同伴/紹介の予約は1会員2組まで。日曜は原則1・2・7・8月のみゲスト受入可能日が設定され、予約カレンダーで公開される。
できません。ゲストのみでプレーする場合は紹介状の提出が必要で、予約も紹介または同伴する会員を通して行っていただきます。日曜は原則1・2・7・8月のみゲストの受け入れ日が設定されます。
ラウンドは原則キャディ付きで、セルフプレーは会員同伴が条件です。ツーサムは原則受け付けておらず、会員とゲスト1名で申し込まれた場合は他の会員などが加わります。全組が乗用カートを利用します。
あります。200ヤードを超えるドライビングレンジのほか、2面のパッティング練習グリーン、バンカー練習場、アプローチ練習場を備えています。貸ボールは1カゴ24球200円(税別)で、当日ラウンドされるゲストの方はすべての練習施設を利用できます。
多摩センター駅(京王相模原線・小田急多摩線・多摩都市モノレール)から車で約5分で、同駅から20分間隔でクラブバスが運行しています。聖蹟桜ヶ丘駅からもクラブバスが1本(6時50分発)あり、タクシーなら約15分です。
来場時と帰りは上着(ブレザー・ジャケット)、襟付きシャツ、ズボンまたはスカートに革靴でお願いしています。上着は6月1日〜9月30日は任意です。プレー中は襟付きシャツかハイネックを着用し、Tシャツ・デニム・カーゴパンツ・トレーニングパンツはご遠慮いただいています。
レンタルクラブ・シューズの貸し出しは行っていません。ご自身の用具をお持ちください。
最終確認日:2026-09-08