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画像提供:楽天GORA
阿蘇の麓、空港から5分。レーモンド設計のクラブハウスを持つトーナメントコース。
熊本県菊池郡菊陽町曲手、阿蘇の麓で阿蘇くまもと空港に隣接する18ホール。1974年9月3日に富沢誠造の設計監理・戸田建設の施工でコースが完成し、同年10月10日に開場した。運営は菊陽緑化興産株式会社、コース面積は63万平方メートル。グリーンはベントと高麗の2グリーンで、ベントのバックティで7,091ヤード(コースレーティング74.6)、高麗のバックで7,058ヤード(74.5)とトーナメント規模の全長を持つ。1986年の第71回日本アマチュアゴルフ選手権、1989年の三菱ギャラントーナメントを皮切りに、1996年からは女子プロトーナメントの開催地となり、2013年からはKKT杯バンテリンレディスオープンが続いている。クラブハウスはアントニン・レーモンドが創設したレーモンド設計事務所の設計によるもので、1975年の完成から現在まで建設当時の姿を保つ。
料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。
阿蘇の麓の自然をそのまま生かし、「ビギナーにやさしくトッププレイヤーに難しく」を狙ってレイアウトされたコースである。設計監理は富沢誠造、施工は戸田建設。難度を作っているのは随所に置かれたクロスバンカーで、刻むか越すかの判断をプレーヤーに委ねる構成になっている。開場から半世紀が経ち、樹木が育ったことで当初よりも狭く、貫禄のある姿になった。
1975年に完成したクラブハウスは、アントニン・レーモンドが創設したレーモンド設計事務所の設計による。高い六角形の屋根とそれを支える大きな支柱が伸びやかな空間を作り、内装には木の温もりが残る。照明にはイサム・ノグチの作品も設置されている。
レーモンド建築の特徴である、頑丈な鉄骨とつぎ目に振動を逃がす「遊び」を設けた構造により、2016年の熊本地震で菊陽町が震度6前後の揺れと数千回の余震に見舞われたときも大きなダメージを受けなかった。築50年を迎えるにあたり、登録有形文化財への登録も検討されている。
公式のコースガイドが「池の手前で止めて刻むか、セカンドで一発勝負に出て2オンを狙うか。興味の尽きない最終ホールだ」と書いている、クラブ自身が推す上がりホールである。ティショットは右サイドがOBなのでフェアウェイ左をキープし、そこから池までの距離をどう使うかを決める。比較的なだらかな下りで、届く距離ではある。高麗グリーンの日は527ヤードとさらに長くなり、公式は「2オンも可能だが池の手前に止め3オン狙いが賢明」と現実的な助言に切り替わる。同じホールでグリーンによって推奨が変わるのが面白い。
もう1本挙げるなら2番である。公式が「ミドルホールの中でもっとも難しい」とし、「ボギーの確率が高い」とまで書いている。理由はバンカーではなく木で、グリーン手前およそ115ヤードのフェアウェイほぼ真ん中に楠の木が立っている。左のバンカーにつかまるとこの楠が第2打の正面に来る。障害物を池でもバンカーでもなく1本の木で作っているところに、1974年開場のコースらしさが出ている。
クロスバンカーが随所で口を開けている。刻むか越すかを毎ホール選ばされるのがこのコースである。クラブ自身が「ビギナーにやさしくトッププレイヤーに難しく」と表現しているとおり、無理をしなければ回れるが、狙いにいくと途端に牙をむく。
2グリーン制で、公式はホールごとにベント用と高麗用の攻略を別々に載せている。両者の距離差が大きいのは10番(ベント408ヤード/高麗431ヤード)と18番(503ヤード/527ヤード)で、10番は高麗のとき左のショートカットを狙いすぎるとOBが利いてくると注意が付く。スタート前にどちらを使うかの確認は必須である。
公式が「ミドルホールの中でもっとも難しい」と明言しているのがOUT2番(417ヤード・パー4)。IN11番は610ヤードでコース最長のパー5、真っすぐな分だけごまかしが効かない。IN12番(427ヤード)と17番(420ヤード)も長く、後半のパー4は総じてタフである。
3番(2段)、4番(高麗は3段)、8番(2段・上から速い)、15番(2段)、17番(2段)、12番と16番はアンジュレーションがきつい。公式は8番・16番で「手前から」「ピン手前に落としたい」と繰り返しており、奥に乗せない意識が要る。16番はニアピン推奨ホールで、13番と16番はグリーン上空の風にも注意が要る。
OUT6番とIN15番は左サイドが崖で、落とすとパーが苦しくなる。IN13番はグリーン左手前の木、IN17番は左サイドの大木が視界に入る。樹木が成長したぶん、開場当初より狭く感じるコースになっている。
練習場は200ヤード15打席で、アプローチ練習場とバンカー練習場を併設する。
コースは1974年9月3日に富沢誠造の設計監理・戸田建設の施工で18ホールが完成した。クラブハウスは日本近代建築の父と呼ばれるアントニン・レーモンドが創設した株式会社レーモンド設計事務所の設計で、1975年に完成している。
| 所在地 | 〒869-1106 熊本県菊池郡菊陽町曲手838 |
|---|---|
| ホール数 | 18ホール・PAR 72・7,091ヤード |
| グリーン | ベント・高麗の2グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 富沢誠造 |
| 開場 | 1974-10-10 |
| 面積 | 630,000㎡ |
| ドラコン推奨 | 6・11 |
| ニアピン推奨 | 3・16 |
| 運営 | 菊陽緑化興産株式会社 |
| 車 | 九州自動車道熊本 から約 8km |
|---|---|
| 電車 | 熊本駅 |
| クラブバス | なし |
| 練習場 | あり・20打席 あり 打席数:20打席 距離:200ヤード 料金:30球:¥330 使用球:レンジボール 芝から直接打てる:不可 アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可 |
|---|---|
| キャディ | キャディ・セルフ選択可 歩きと乗用カートの併用。1組4人が原則だが、状況によりスリーサムも可。 |
| カート | 乗用カート(5人乗り) 自走式 乗り入れ可 スコア集計機能なし GPSナビなし ※状況により乗り入れ不可の場合あり(当日お問い合わせください) |
| 風呂 | あり 温泉なし 露天風呂なし サウナなし パウダールームあり |
| レストラン | あり 営業時間:8:00~15:00 ラストオーダー:15:00 朝食あり バイキングなし 喫煙席なし |
| ドレスコード | クラブハウス内: ブレザー着用、シャツ出し禁止、サンダル不可 ラウンド中: 帽子着用、シャツ出し禁止、サンダル不可、Tシャツ不可 |
| 定休日 | 8月24日~8月26日 |
| 電話 | 096-232-0123 |
ベントと高麗の2グリーンです。公式のコースガイドではホールごとにベント用と高麗用の攻略を分けてご案内しています。距離も10番と18番などで20ヤード以上変わりますので、当日どちらのグリーンを使うかご確認ください。
阿蘇くまもと空港から車で約5分です。九州自動車道の益城熊本空港インターから約10分、熊本インターから約15分、熊本市内から約40分、JR熊本駅から約50分です。
1組4名を原則としていますが、状況によりスリーサムも承っています。
日本近代建築の父と呼ばれるアントニン・レーモンドが創設したレーモンド設計事務所の設計で、1975年に完成しました。六角形の高い屋根が特徴で、照明にはイサム・ノグチの作品も設置されています。登録有形文化財への登録も検討されています。
2013年から現在までKKT杯バンテリンレディスオープンを開催しています。過去には1986年の第71回日本アマチュアゴルフ選手権、1989年の三菱ギャラントーナメント、1996年からの再春館レディース、2005年からのライフカードレディスなどの舞台になりました。
200ヤード15打席の練習場があります(30球330円)。アプローチ練習場とバンカー練習場も併設しています。
最終確認日:2026-09-05