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宝塚ゴルフ倶楽部 画像提供:宝塚ゴルフ倶楽部
兵庫県(宝塚市)

宝塚ゴルフ倶楽部

タカラヅカゴルフクラブ
丘陵 会員制 ビジター可
ホール
36H PAR72
全長
6,728Y
設計
福井覚治・広岡久右衛門(旧コース)/大橋剛吉(新コース)
開場
1926

兵庫県宝塚市蔵人、みかん畑だった「甘香園」の高台に1926年(大正15年)8月7日に設立された、関西でも屈指の歴史を持つ36ホールの会員制クラブ。旧コースは福井覚治と初代キャプテン広岡久右衛門の手による18ホールで、6,201ヤードのパー70、コースレート71.5。1959年に大橋剛吉設計の新コース18ホールが完成し、西日本で初めて36ホールを備えたゴルフ場となった。新コースは6,728ヤードのパー72、コースレート73.5で、のちに服部彰の改造設計を受けている。同じ1959年には村野藤吾設計の3代目クラブハウスが完成し、当時「東洋一」と評された。1953年に日本オープンゴルフ選手権、2000年代に入って日本シニアオープンゴルフ選手権、2006年には兵庫国体のゴルフ競技を開催している。2013年4月に一般社団法人へ移行した。

予約

料金は時期・プランで変動するため目安。最新は予約ポータルで要確認。

コース紹介・攻略

「伝統はあるが、古くはない」

倶楽部が自らの歴史を語るときに使う言葉である。設立の動機からしてそうで、紳士の社交場として始まりながら、サラリーマン階級にもゴルフの扉を開き、新しい関西のゴルファーを生む倶楽部でありたいという考えが初期から通っている。18ホール化を主導した広岡久右衛門の情熱も、そこと共鳴していた。

新しいものを先に試す姿勢も一貫している。1959年に村野藤吾設計の3代目クラブハウスと新コース18ホールを同時に完成させて西日本初の36ホールとなり、1962年に1バッグ用の手押しカート、1969年に4バッグ用の電動カートをいち早く導入した。関西でグリーンのベント化に最初に着手したのも当倶楽部で、日本で唯一の芝草研究所である関西ゴルフ連盟のグリーン研究所に敷地を提供している。

競技の倶楽部

昭和6年の「朝香杯」、昭和10年の「東久邇杯」が今も続き、戦後にゴルフ場を競馬場用地への転用から守った中山半・岩倉具光の名を冠した競技も長く行われている。「いい倶楽部はコースが第一だが、その次にいいゴルファー、強いプレーヤーを生むことが大事」という考えのもと、日本女子ゴルフ選手権4連覇の泉谷珠子、賞金女王3度の大迫たつ子プロ、ツアー15勝の安井純子プロ、研修生から日本ゴルフツアー機構初代会長となった島田幸作プロを送り出してきた。

新コース15番(パー3・バック195ヤード)— 震災復興から生まれた名物ホール

このホールには成り立ちがある。1995年1月17日の阪神・淡路大震災で新コースは各所が崩落・地割れを起こし、一時クローズを余儀なくされた。倶楽部は「復旧ではなく復興に」と決め、コース復興特別委員会を組織する。当時の新コースはアップダウンがきつく高齢の会員には辛かったため、元に戻すのではなく大胆に改造する道を選んだ。その議論のなかで「名物ホールを造ろう」という話が飛び出し、生まれたのがこの15番のショートホールである。

倶楽部は公式のホール解説でもここを「名物ホールのパー3」と明記している。打ち下ろしのため距離感がつかみにくく、手前のバンカーに入った場合は後方または横に出す勇気も必要だと案内される。震災という出来事から意図して作られたホールが、そのまま倶楽部の看板になっている点で、宝塚の「進取」の気風を最もよく表す1ホールといえる。

旧コースはパー70、グリーンの速さで守る

旧コースは6,201ヤード・パー70とスコアカード上は短いが、コースレートは71.5でスロープ137。距離ではなくグリーンで守るコースである。公式のホール解説はほぼすべてがグリーンの傾斜と速さの話で、1番は「小さく奥行がない」、3番は「左奥から右手前にかけて速い」、6番と13番と14番は「奥から手前に速い」、16番は「奥方向に高く見えるが転がりは見た目以上に速い」。乗せる段と、上りを残せる側を毎ホール決めてから打ちたい。

  • 3番(パー4・バック420ヤード / HDCP1) … 旧コース最難関。ティーショットもセカンドも右サイドから
  • 15番(パー4・402ヤード / HDCP2) … 打ち上げで距離があり、縦長の2段グリーン。攻めるか刻むかの判断が要る
  • 7番(370ヤード / HDCP3) … 使用ティーで狙い所が変わる。残り100ヤード付近の右の谷に注意
  • 12番(パー3) … 両サイドをクリークに挟まれた打ち下ろし。風の影響を受けやすい難ホール

新コースはアップダウンと2段グリーン

新コースは6,728ヤード・パー72、コースレート73.5。震災後の改造でアップダウンは緩和されたが、それでも打ち上げ・打ち下ろしが交互に来る。2段グリーンが1・3・4・7・11・17番と多く、18番に至っては3段。ピン位置がそのまま難易度になる。

  • 6番(パー4・バック460ヤード / HDCP1) … 距離のあるストレートで、クラブ自身が「アウトでは一番難易度の高いホール」と書いている
  • 14番(462ヤード / HDCP2) … ティーショットは右の管理道方向。左の谷に落ちたら戻すのが正解
  • 7番(パー3) … グリーンがバンカーに囲まれ、ダムからの吹き抜け風が入る
  • 13番 … 右がOB、左はレッドペナルティーエリアで逃げ場が狭い
  • 18番 … 打ち下ろしの距離あるミドルを3段グリーンで締める

設計・歴史

旧コースは、日本人プロゴルファーの開祖といわれる福井覚治が最初の3ホールを設計・監督したところから始まる。会員の増加に合わせて6ホール、第一次9ホールと拡張され、18ホール化に心血を注いだのが初代キャプテンの広岡久右衛門である。欧米のコースを知る広岡はインコースを自ら設計し、巻き尺を片手に熊笹や茨の中を歩いてヤーデージを測り、工事の監督まで行ったと自著に残している。新コースは大橋剛吉の設計で1959年(昭和34年)に完成、のちに服部彰の改造設計を受けている。

  • 1959年:大橋剛吉設計の新コース18ホールが完成し、西日本で最初の36ホールを備えたゴルフ場となる。同年、村野藤吾設計の3代目クラブハウス(当時「東洋一」と評された)も誕生。
  • 1995年:1995年1月17日の阪神・淡路大震災で新コース内が各所で崩落・地割れし一時クローズ。復旧ではなく改造による復興を選び、コース復興特別委員会のもとで新コースを大幅に改造した。この過程で「名物ホールを造ろう」という案が出て15番のショートホールが生まれた。(服部彰(改造設計))

基本情報

所在地〒665-0023 兵庫県宝塚市蔵人字深谷1391-1
ホール数36ホール・PAR 72・6,728ヤード(新コース(18ホール・バックティ6,728ヤード))
コースタイプ丘陵
設計福井覚治・広岡久右衛門(旧コース)/大橋剛吉(新コース)
開場1926-08-07

コース構成

宝塚ゴルフ倶楽部(36H・18H換算 PAR71・6,728Y)

アクセス

電車逆瀬川駅
クラブバスあり 逆瀬川駅から運行。
車:宝塚ICで降りて県道337号線に左折、消防署を右折し、逆瀬川駅より県道16号線を逆瀬川に沿って進みコースへ。神戸方面からは阪神高速神戸西宮線から171号線を経て、中津浜線を北上、消防署を左折し、逆瀬川駅より県道16号線を逆瀬川に沿って進みコースへ。
電車:阪急今津線 ・逆瀬川駅 (阪急今津線・逆瀬川駅下車)

施設・プレースタイル

練習場あり・28打席
あり 打席数:28打席 距離:250ヤード 料金:24球:¥210 使用球:コースボール アプローチ練習場あり バンカー練習場あり ドライバー使用可
キャディ全組キャディ付き。乗用カートあり。1組4人が原則だが、状況によりツーサムも可。
カート乗用カート(5人乗り) 誘導カート(リモコンあり) 乗り入れ不可 スコア集計機能なし GPSナビなし
風呂なし
レストランクラブハウスに110席のレストラン・大ホールがあり、開場から18時まで営業する。土日祝の10時30分から13時30分は和食レストラン「甘香亭」(48席)も開き、大阪平野を望むバーラウンジも備える。コンペルームは大コンペルーム「クリスタルルーム」(最大90名)、小コンペルーム「ホワイトルーム」(最大24名)、同「パールルーム」(最大32名)の3室。
ドレスコードクラブハウス内: ジャケット着用、衿付シャツ、タートルネックシャツ、短パンの場合は、ハイソックス着用 ラウンド中: ジャケット着用以外は同上
定休日毎週月曜日(祝日の場合は翌日) 12月31日 1月1日
電話0797-71-2251
通常 6:50~

大会・実績

  • 日本オープンゴルフ選手権(1953)
  • 日本シニアオープンゴルフ選手権 — 第13回大会を開催。1953年の日本オープン以来、50年ぶりのナショナルオープン開催となった。
  • 国民体育大会(2006) — 兵庫国体のゴルフ競技会場。

よくある質問

ビジターでもプレーできますか?

メンバーの同伴またはご紹介が必要です。ご予約の受付開始は平日・土曜・日曜祝日とも4か月前の第一営業日からで、3組以上のご予約は1年前から承ります。土曜は会員1名の同伴で夏(6〜9月)と冬(12〜3月)は6組まで、春(4〜5月)と秋(10〜11月)は3組まで、日曜祝日は同じく3組まで・1組までとなります。

クラブやシューズは借りられますか?

貸クラブ・貸シューズのご用意はありません。ご自身の道具をお持ちください。シューズはソフトスパイクを推奨しています。

電車で行けますか?

阪急今津線の逆瀬川駅から倶楽部バスが約5分で結んでいます。バス停は改札を出て左、西口改札の階段を降りたところです。お帰りは倶楽部から12時〜18時の間に運行しています。

旧コースと新コースはどう違いますか?

旧コースは6,201ヤードのパー70、コースレート71.5で、福井覚治と広岡久右衛門の設計による歴史ある18ホールです。新コースは6,728ヤードのパー72、コースレート73.5で、大橋剛吉の設計を服部彰が改造したものです。スロープレーティングはいずれもバックティで137です。

練習場はありますか?

250ヤード・26打席の打席練習場があります。ほかにアプローチ練習場4か所、バンカー2か所、パッティンググリーン3か所を備えています。営業は4〜7月と9月が開場から17時まで、8月と10〜3月が開場から16時までで、正午から午後1時まではボール拾いのためご利用いただけません。最終受付は終了時刻の30分前です。

食事はできますか?

110席のレストラン・大ホールのほか、土日祝の10時30分から13時30分に営業する和食レストラン「甘香亭」(48席)、大阪平野を望むバーラウンジがあります。コンペルームは最大90名のクリスタルルームなど3室です。

お風呂はありますか?

広々とした大浴場を10時30分から18時まで営業しています。最終組のホールアウトから30分後までに入室がない場合は終了となります。

休みの日はありますか?

毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と12月31日・1月1日が休場日です。1月・2月・7月・8月は連休となる場合があります。

公式情報

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データ出典

最終確認日:2026-09-08