- Leggero系列・第3世代(初代Leggero → Leggero2 → Tri:Leggeroと続く10年越しの後継)
- PAN系50t超高弾性カーボン全長使用 + 先端70tクロスバイアスシートで「超高弾性 + 高強度」をハイブリッド
- ABマップ「D」分類 — 手元〜中間しなり × 先端高剛性のテクニカルヒッター志向
Basileus Tri:Leggeroは、初代Basileus Leggero、続くBasileus Leggero2(2016年)に続く第3世代モデルで、初代Leggero開発から約10年を経て登場したシリーズ最新作と公式が紹介している。製品名の「Tri」は社名のTRIαS(トライファス)、第3世代のTRI<3>、挑戦のTRY<TRY> という3つの意味を込めたもので、Tri:Spada / Tri:Fiamma / Tri:Zaffiroと共に第3世代「Tri」ラインの一翼を担う。バシレウス独自のABマップでは「D」分類(手元しなり × 先端高剛性)に位置付けられ、Tri世代の中では「コントロール性能を追求するアスリートの迷いを払う」テクニカルヒッター志向のキャラクターを担う。
主材をPAN系超高弾性50tカーボンに切り替え、全長で使用。これにより前世代から低トルクと心地良いしなりの両立を引き上げたと公式が説明している。さらに先端には上位ライン採用の超高弾性70tクロスバイアスシートを配置し、インパクト直前の余分なトルクを抑えて方向性を高める設計。Leggero系の伝統である「先端高剛性で振り遅れを抑え、手元〜中間で情報を取らせる」プロファイルを継承しつつ、超高弾性 + 高強度繊維のハイブリッド構造で剛性とフィーリングを両立している。
40 / 50 / 60g帯のドライバー用3モデルで構成され、全モデルがDR/FW兼用の設計。フレックスは40がR2 / R / S、50がR / X、60がS / Xの7 specで、軽量帯から重量帯まで階段状にカバーする。調子は中間域で、T/C値0.69(60/S)と先端剛性が高め、C/B値0.49(60/S)と手元〜中間に細かいしなりを残す配分を公式が示している。シャフト全長は1168mm、tip diameter 8.5mmとTri世代共通仕様。公式販売価格はドライバー用シャフト単体で税込60,500円。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Basileus Tri:Leggero 40 | 40g帯 | R2 / R / S | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Tri:Leggero 50 | 50g帯 | R / X | ドライバー / FW | 中 |
| Basileus Tri:Leggero 60 | 60g帯 | S / X | ドライバー / FW | 中 |
3モデルすべてがDR/FW兼用の設計で、組付け時のティップカット量で番手を作り分ける運用。長さは全モデル1168mm、tip diameterは8.5mmとTri世代共通の物理仕様で揃えてあり、ドライバーとFWで番手間のしなり戻りのタイミングを連続させやすい構造。カラーリングはシリーズ共通でシルバー基調。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R2 | — | 3.7 | 中 | 46.0" |
| R | — | 3.7 | 中 | 46.0" |
| S | — | 3.7 | 中 | 46.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | — | 3.1 | 中 | 46.0" |
| X | — | 3.4 | 中 | 46.0" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | — | 2.7 | 中 | 46.0" |
| X | — | 2.7 | 中 | 46.0" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Tri:Leggero 40 | 中-高 | ○ | マイルド | 軽快 | ◎ | HS 38〜43m/s帯のテンポゆったり層に |
| Tri:Leggero 50 | 中 | ○ | シャープ | しっとり | ○ | HS 42〜46m/s帯のテクニカル中堅 |
| Tri:Leggero 60 | 中 | △ | シャープ | しっかり | ○ | HS 45m/s前後のシリーズ中核 |
シリーズ全体で「手元〜中間に情報を残し、先端は動かさない」というLeggero系列共通のキャラを継承しつつ、第3世代ではPAN系50t主材化と先端70tクロスバイアスにより低トルクと方向性のバランスを引き上げている。Tri:Spadaのような全体高剛性の「叩き系」とも、Tri:Fiammaのような先〜先中部を強く走らせる「疾走系」とも住み分け、リストワークで球を打ち分けるテクニカルヒッター向けのD-Typeプロファイルになっている。
HS 38〜43m/s帯のテンポゆったりの中級者・シニア層にはTri:Leggero 40(特に40-R2 / 40-R)が扱いやすい。Tri:Leggeroシリーズの最軽量モデルで、手元〜中間のしなり感を残しつつ先端の高剛性で球を持ち上げ、軽量化しながら方向性を担保する。同じ40シャフトをFWにも転用できるため、ドライバーとFWで番手間の流れを揃えやすい点も魅力と販売店レビューで紹介されている。
HS 42〜46m/s帯のテクニカルな中級〜上級者にはTri:Leggero 50。50R / 50Xの2段でフレックスを刻めるため、入力強度に合わせた合わせ込みがしやすい。「手元〜中間で細かなしなりを取りつつ、先端は暴れさせない」キャラクターが、リストワークでフェードとドローを打ち分けたい層と相性良好だとフィッター発信のレビューで紹介されている。
HS 45m/s前後のテクニカルヒッター中核を担うのがTri:Leggero 60。C/B値0.49(60/S)の柔らかめハンドル × T/C値0.69(60/S)の硬めティップという配分で、切り返しから手元〜中間にタメを作り、リストワークで先端を返してインパクトする設計と公式が説明している。S/Xの2段構成で、HS 50m/s級まで対応する。
同じTri世代内の住み分けでは、Tri:Leggeroは「D分類・手元しなり × 先端高剛性のテクニカル系」を担う。Tri:Spadaはティップ・中間部の剛性を高めたB-Type全体高剛性で「歪まずヘッドにエネルギーを伝える方向性とパワー重視」の叩き系、Tri:FiammaはA分類・つかまり寄りの疾走系、Tri:Zaffiroはバランス型と公式が整理しており、Tri:Leggeroは「自分のリストワークでヘッドを返してインパクトする技巧派」のキャラクターとしてTri世代内では明確に位置付けられている。
3世代の進化軸では、初代Leggeroが「軽量で力強いインパクト感」を狙ったLeggero系の原点、Leggero2(2016年)が初代の先端高剛性を継承しつつ手元剛性を強化してリストワーク幅を拡張した後継、Tri:LeggeroがPAN系50t主材化と先端70tクロスバイアス追加で低トルク化と「超高弾性 + 高強度」のハイブリッド化を進めた第3世代、という流れ。新規にリシャフトを検討するなら現行のTri:Leggeroから検討するのが標準ルートになる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| Tri:Leggero 40 |
|
|
| Tri:Leggero 50 |
|
|
| Tri:Leggero 60 |
|
|