- フォーティーン×日本シャフト共同開発の90g帯純正スチール
- 950 GH HT の高弾道性 + ZELOS のしなやかさを融合
- 手元〜中間部がしなり戻る軽快な振り抜き設計
FS-90i は2020年発売のフォーティーンと日本シャフトが共同開発した純正設計スチール。中空構造のフォージドアイアン IF-700 への装着を起点に、後継の TB-5 FORGED や PC-3 など「優しさを機能化した」主力アイアンへ純正搭載されている。アフターマーケット品流用ではなくヘッドとシャフトをセットで仕上げるフォーティーンの開発姿勢を象徴する一本だ。
本シリーズは1モデル展開で S と R の2フレックスを揃える。S は重量を抑えつつ手応えを残した主力で HS40〜44m/s 帯向け、R はさらに軽快に振り抜けるセッティングで HS37〜40m/s のシニア層に向く。番手はアイアン #5〜PW までフルカバーする刻みだ。
設計の核は「950 GH HT」の高弾道適性と「ZELOS」のしなやかさを一本に同居させた剛性配分。手元から中間部までしなり戻るバランスでエネルギー伝達効率とテンポの取りやすさを両立し、軽量化と性能訴求に振り切ったオリジナル設計となっている。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 設計傾向 |
|---|---|---|---|---|
| FS-90i | 90g 帯 | R / S | アイアン(#5〜PW) | 手元〜中間しなり / 先端走り |
シリーズは1モデル構成。重量を抑えながらスチールらしい手応えを残すコンセプトで、フレックスは S を主力、R を軽量寄りとする2展開だ。番手ごとに長さがオーソドックスな刻みで揃えられ、PW までセット組みで運用しやすく、フォーティーン純正のフォージドアイアンへ純正搭載される前提で番手間バランスが整えられている。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| R | 89.0 g | 2.1 | — | 35.75〜38.75" |
| S | 93.0 g | 2.0 | — | 36.25〜38.75" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FS-90i (S) | 中-高 | ○ | マイルド | しっとり | ◎ | HS40〜44m/s 帯の純正定番 |
| FS-90i (R) | 高 | ◎ | ややソフト | 柔らかめ | ◎ | HS37〜40m/s 帯の軽快寄り |
軽量スチールでありながら頼りなさが出ないよう、手元から中間部にしなりを残し、先端は走らせる剛性配分が取られている。ヘッドを返す動きが穏やかに発生するため、球が自然とつかまり高さも出やすく、フォーティーンの「優しさ系」アイアンとの相性で性格が完成する設計。
主力ターゲットはドライバー HS40〜44m/s 帯の中堅アマチュア。S フレックスは N.S.PRO 950 系を軽量化した立ち位置にあたり、軟鉄鍛造アイアンの打感は楽しみたいが重量級スチールでは振り切れない層にはまる。Gridge の試打でも「ボールスピードとタイミングの取りやすさを向上させた」と紹介され、装着クラブの寛容性と合わせて安定したミート率が得やすい。
HS が落ちてきたシニアや軽快に振り抜きたい層には R フレックスが候補。golfgear.top のレビューでは「中から手元までしなやかにしなり、ゆったり戻る」「実際の重量より軽く感じる」と評され、80g 台スチール並みの振りやすさで球を自然に上げてくれる。HS37〜40m/s でも高さを確保したいゴルファー向きだ。
逆にHS45m/s 以上で叩いていくアスリートには物足りなさが残る場面もある。先端が走るぶん強振時につかまりすぎ・上がりすぎを感じる人は、より重量のあるカスタムスチールを検討した方がよい。みんなのゴルフダイジェストの比較試打でも HS33m/s 前後のテスターが「S はやや硬く感じた」と語っており、非力層は R を選んでミスマッチを避けたい。
同アイアンに用意されるFT-70i カーボンとの使い分けでは、スチールの手応えと方向安定性を取るなら FS-90i、HS36〜40m/s で軽さ最優先なら FT-70i という構図が無理なくはまる。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
ストレート・中弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| FS-90i |
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