画像提供:横浜カントリークラブ
アジア唯一の米国ツアーを迎える、横浜の名門36ホール。
神奈川県横浜市保土ケ谷区の横浜カントリークラブは、東コースと西コースからなる36ホールの丘陵コース。1958年に運営会社が設立され、1960年8月10日に東コースの9ホールで開場、1965年に東西36ホールがそろった。原設計は初代理事長で設計家の相山武夫と竹村秀夫。東コースは2000年から2010年にかけて佐藤謙太郎の設計で1グリーン化と平坦化の改修を受け、西コースは2014年から2016年にビル・クーアとベン・クレンショーが全面改修した。1978年と2018年の日本オープン、2012年の日本女子オープンを開催し、2025年からはアジアで唯一の米国PGAツアー公式戦の舞台になっている。クラブハウスは昭和を代表する建築家・谷口吉郎の設計で、1970年に完成した。
横浜市保土ケ谷区の市街地に隣接しながら、110万平方メートルの緑に囲まれた東西36ホールの丘陵コース。原設計は初代理事長の相山武夫と竹村秀夫で、自然の谷や尾根をそのまま生かした地形が持ち味になっている。東コースは2000年代の改修で1グリーン化と平坦化が進み、大きなバンカーと起伏のあるグリーンで攻め方が問われる。西コースは2014年から2016年にビル・クーアとベン・クレンショーが全面改修し、歩いて楽しめるクラシックな設計へ回帰した。日本オープンを2度開催し、2025年からはアジアで唯一の米国PGAツアー公式戦の舞台になっている。
2014-16年に西コースを改修したビル・クーアとベン・クレンショーは、18ホールすべてに自身の解説を寄せている。その中で12番を「おそらく西コースでもっとも絵になるホール」と書いた。バック185ヤードのパー3で、池越えに、ドラマチックなバンカーに囲まれた「パズルピースのような形」のグリーンへ打つ。ハンディキャップは18、つまり18ホールでもっとも易しい設定である。最も美しいホールに最も低い難度が付いているが、設計者はグリーンの正しい位置にボールを置けなければ3パットにつながると釘を刺している。方向性と距離感の両方が要る、という但し書き付きの絶景ホールだ。
バック237ヤード、コース最長のパー3。ロングアイアンかウッドが必要な距離を、左と右手前のバンカーに守られた奥行きのあるグリーンへ打つ。グリーン手前にスペースがあるため、低いランニングショットで転がし入れることもできる。このホールの正体は設計者の解説の最後の一文にある。クラブハウスの近くに位置して自然な円形競技場のような形になっているため、「ハイレベルな競技の最終ホールとして使われるであろう」——観客が取り囲むことを想定して置かれたパー3である。
バック504ヤードのパー4でハンディキャップ1。多くのバンカーと林に囲まれた大きな右ドッグレッグで、設計者は上級者に2つのチャレンジを用意したと書いている。1つはフェアウェイが左に傾いているため、左の林や谷へ流されないようティーショットを左から右へ曲げて打つこと。もう1つはグリーンに尾根があるため、2打目を正確な場所に置いて3パットの可能性を下げること。「パーで終わるのは難しく、簡単にボギーになってしまうホール」というのが設計者自身の評価である。
バック536ヤード。メンバーには西コースで最も短いパー5、チャンピオンシップ競技では長いパー4として使われる。設計者はこのホールを「パー4でもパー5でも十分に楽しめる」としたうえで、「パー4.5として説明されるべきである」と書いた。やや打ち上げのティーショットから、左から右へ傾斜する丘にセットされたグリーンを狙う。グリーンに奥行きがあるので距離感のミスは許されるが、左右のミスは非常に難しいリカバリーを要求される。
西コースは全長6,938ヤードのパー71。フェアウェイは広くゆったりしているが、緩やかな起伏と長いパー4が続くレイアウトで、飛距離と正確さの両方が問われる。東コースは6,508ヤードのパー73でパー5が5つあり、大胆なバンカー配置と起伏の大きいグリーンによって距離の数字以上に難しい。両コースともベントの1グリーンで、ピンの位置は西コースがグリーンを3つ、東コースが5つのゾーンに分けて毎日決めている。残り距離はフェアウェイに埋め込まれたスプリンクラーヘッドに、グリーンの手前・センター・奥までの数字が表示されている。米国PGAツアーの大会では東西を組み合わせた専用のルーティングが使われ、2026年大会はパー71・7,315ヤードで行われる。 数字で見ると、西コースはバック(BLACK)で1番447ヤード、7番504ヤード、9番237ヤード、10番516ヤード、13番536ヤードと、序盤から長いホールが並ぶ。ハンディキャップ1は7番、2は13番、3は4番。逆に12番(185ヤード・パー3)が18、6番(337ヤード・パー4)が17と、短いホールに易しい数字が付く。東コースは16番が542ヤードのパー5、18番も492ヤードのパー5で、439ヤードのパー4である17番を含めた上がり3ホールが力のいる並びになっている。なお公式サイトは東西とも18ホール分のホール別ページを持つが、設計者による解説文が載っているのは改修を受けた西コースの18ホールのみで、東コースはヤーデージとハンディキャップの表示にとどまる。
原設計は、初代理事長で設計家でもあった相山武夫と設計家の竹村秀夫。自然の谷や尾根、草木をそのまま生かした地形が持ち味で、東西36ホールが1965年にそろった。東コースは2000年から2010年にかけて設計家の佐藤謙太郎により1グリーン化と平坦化の大改修が行われ、大胆なバンカー配置と起伏の大きいグリーンで戦略性が高まった。西コースは2014年に着工し2016年に完成した、ビル・クーアとベン・クレンショー(クーア&クレンショー)による全面改修で1グリーン化され、オリジナルの地形とコースの面影を残しながら近代のゴルフに合うよう改良された。東コースの17番と18番も同じ時期に同じ設計チームが手がけている。クーアとクレンショーは公式サイトで、故相山武夫理事長らが造り上げたコースのオリジナルの特長を維持しつつ、世界の一流プレーヤーにも面白く、メンバーがこれまで以上に楽しめるコースにすることが自分たちの務めだったと語っている。
| 所在地 | 〒240-0035 神奈川県横浜市保土ケ谷区今井町1025 |
|---|---|
| ホール数 | 36ホール・PAR 71・6,938ヤード(西コース(OUT+INの18ホール)) |
| グリーン | ベント1グリーン |
| コースタイプ | 丘陵 |
| 設計 | 相山武夫・竹村秀夫 |
| 開場 | 1960-08-10 |
| 面積 | 1,100,000㎡ |
| 運営 | 株式会社横浜国際ゴルフ倶楽部 |
| 種別 | 株主会員制 |
|---|---|
| 相場 | 売り希望 11,500,000円 /買い希望 8,000,000円 (2026-09時点・日本ゴルフ同友会) |
| 流動性 | 売買スプレッド 35.9%・低い |
| 名義書換料 | 4,400,000円 |
| 年会費 | 198,000円 |
| 初期取得費用の概算 | 約16,593,000円 |
| ティ | ヤード | コースレート | スロープ |
|---|---|---|---|
| BLACK | 6,938 | 73.3 | 136 |
| GREEN | 6,621 | 71.8 | — |
| BLUE | 6,311 | 70.5 | — |
| WHITE | 5,707 | 67.8 | — |
| YELLOW | 5,227 | 65.6 | — |
原設計は初代理事長で設計家でもあった相山武夫。2014年に着工し2016年に完成したビル・クーアとベン・クレンショーによる全面改修で1グリーン化され、元の地形や谷、尾根、樹木を生かした自然回帰のクラシックデザインになった。キャディ付の歩行プレーが基本のスタイル。ドライビングコンテストは1番と15番、ニアピンは9番と12番が推奨ホール。
| ティ | ヤード | コースレート | スロープ |
|---|---|---|---|
| BLACK | 6,508 | 71.2 | 131 |
| BLUE | 6,157 | — | — |
| WHITE | 5,826 | — | — |
| GOLD | 5,146 | — | — |
開場当初の9ホールを含む、クラブの原点にあたるコース。原設計は相山武夫と竹村秀夫で、2000年から2010年にかけて佐藤謙太郎の設計で1グリーン化と平坦化の大改修を受けた。17番と18番は2016年の西コース改修に合わせてクーア&クレンショーが手がけている。巧みなバンカー配置と起伏のあるグリーンが持ち味で、乗用カートを使ってプレーできる。パー5が5つある構成でパーは73。
| 車 | 今井IC から約 1.0km |
|---|---|
| 電車 | JR東戸塚駅 からタクシー約 10分 |
| クラブバス | JR東戸塚駅西口から無料送迎バス(乗車約8分、7時・7時30分・8時・8時30分)。相鉄線の二俣川駅南口からも予約制の無料送迎バスが出ている(約10分)。 |
| 練習場 | あり・約215Y・12打席(屋外) 215ヤード12打席。レンジボール24球200円で、ドライバーも使える。アプローチ練習場とバンカー練習場も併設している。 |
|---|---|
| キャディ | 東コースはキャディ付とセルフのどちらも選べる。西コースはキャディ付の歩行プレーが基本で、トロリーカートや1人乗りの立ち乗りカートを使うセルフの設定もある。 |
| カート | 東コースは5人乗りまたは2人乗りの乗用カート。西コースはキャディが引くキャディカートを使い、セルフの場合はトロリーカートか1人乗りの立ち乗りカートになる。 |
| 風呂 | クラブハウスにシャワーと浴室がある。利用後にクラブダイニングへ入るときは上着の着用が必要(夏期の6月1日から9月30日を除く)。 |
| レストラン | クラブダイニングは眼下に東コースの18番と西コースを望み、四季の景色を眺めながら過ごせる。入口の正面には4名まで使える半個室が5部屋あり、利用料は1室4,400円から5,500円。8名から24名で使えるプライベートルームも7部屋あり、5,500円から11,000円。1組4名までの利用で1日のクラブダイニングの飲食代が3万円を超えると個室利用料はかからない。予約はクラブダイニング直通の045-351-0116へ。 |
| ドレスコード | 会員制クラブとしてドレスコードが定められている。クラブハウスの入退場には上着(ブレザーやジャケット)が必要で、夏期の6月1日から9月30日は不要。シャツは襟付きか、折り返しのあるタートルネックで、裾はズボンに入れる(丸首のTシャツやモックネックは不可。女性は裾を外に出すデザインならそのままでよい)。プレー中は襟の高さが4cm以上のハイネックなら可、男性のノースリーブは不可。ジーンズやジャージ素材のパンツ、カーゴパンツ、クロップドパンツ、レギンスは着用できない。ショートパンツは4月1日から10月31日の期間のみで、素足に見えない丈のソックスを合わせる。シューズはソフトスパイクかスパイクレスで、メタルスパイクは不可。ゴルフシューズやサンダルでの入退場はできず、ロッカールームで履き替える。帽子は館内では脱ぐ。ドレスコードはゲスト・ヴィジターにも適用される。 |
| 定休日 | 1月1日(冬季クローズはなし) |
| 電話 | 045-351-1001 |
会員制のプライベートクラブで、ゲストは会員の同伴、ヴィジターは会員の紹介が必要。同伴のないゲストや紹介のないヴィジターは利用を断られる。プレーできるのは原則として中学生以上。予約は会員がメンバーマイページのほか電話、FAX、専用ハガキ、メールで申し込む方式で、平日はプレー日の6週間前から受け付けて4週間前の同曜日9時に確定する。土曜日は4週間前の同曜日9時に確定、日曜・祝日はメンバーデー。4組以上のコンペはプレー日の5か月前から受け付け、4か月前の1日に確定する。
西コースは2017年の「Top100 Golf Courses of the World」で92位にランクインし、同年に日本から選ばれた4コースの1つとなった。
JR東戸塚駅が最寄りです。西口の階段を上がって駐輪場を横切った先、SSビル前の「東戸塚駅西口停留所」から無料の送迎バスが出ており、乗車時間は約8分です。相鉄線の二俣川駅からも予約制の無料送迎バスがあり、南口の一般車用ロータリーから約10分です。タクシーなら東戸塚駅から約10分で1,000円前後が目安です。
米国PGAツアーの「Baycurrent Classic Presented by LEXUS」(ベイカレントクラシック)が2026年10月8日から11日まで開催されます。10月5日と6日には練習ラウンドが予定されています。2025年に始まったアジアで唯一の米国PGAツアー公式戦で、第1回はザンダー・シャウフェレが優勝しました。
横浜新道の今井ICです。ICを降りてクラブ専用の国際ゴルフ橋を渡ると約1km、車で約3分で到着します。東名高速を使う場合は横浜町田ICで降り、保土ヶ谷バイパスを横須賀方面へ進んで南本宿ICから一般道に入ります。
会員制のクラブなので、ゲストは会員の同伴、ヴィジターは会員の紹介が必要です。同伴や紹介がない場合は利用をお断りしています。プレーできるのは原則として中学生以上です。
クラブハウスの入退場には上着(ブレザーやジャケット)が必要です。ただし6月1日から9月30日の夏期は不要です。シャツは襟付きか折り返しのあるタートルネックで、裾はズボンに入れます。丸首のTシャツやモックネックのシャツ、ジーンズやジャージ素材のパンツは着用できません。シューズはソフトスパイクかスパイクレスで、メタルスパイクは使えません。
東コース18ホールと西コース18ホールの合わせて36ホールです。西コースは6,938ヤードのパー71、東コースは6,508ヤードのパー73で、どちらもベントの1グリーンです。
215ヤード12打席の練習場があります。レンジボール24球200円で、ドライバーも打てます。アプローチ練習場とバンカー練習場も併設しています。
最終確認日:2026-09-05