- 先端 トレカ T1100G + ナノアロイでブレを抑えた高弾道低スピン
- 中調子+つかまり感で安定したストレート〜ドロー弾道
- 40g 〜 80g 帯まで 5 モデル展開で HS 40〜52m/s に対応
TOUR AD IZ(ツアー AD アイゼット) は、グラファイトデザインが 2017 年 9 月に投入した TOUR AD シリーズの中調子モデル。Impact Zone の頭文字を冠したシャフトで、シリーズのなかでは中調子の素直な挙動を狙った設計で、手元〜中間部のしなり戻りを引き出してインパクトでフェースが戻るタイミングを取りやすくする構造を持つ。
ラインは IZ-4/IZ-5/IZ-6/IZ-7/IZ-8 の 5 ウェイト構成で、各番手に R1/R2/SR/S/X を設定する 25 フレックス展開。重量帯は 46〜83g、トルクは 2.9〜5.6°、メーカー希望小売価格は税込 46,200 円。発売から数年を経た現行モデルとして並走しており、後発の VR/UB/XC/HD/VF/CQ/GC とは挙動キャラを分けるかたちで併売されている。ヘッドスピード 40〜48m/s 帯のミドル〜アスリート層のドライバー装着が中心想定。
2017 年 9 月に登場した Tour AD IZ は「Into the Zone(高弾道・低スピンのゾーンへ入る)」を冠したグラファイトデザインのフラッグシップ。Tour AD PT のしなりタイミングと Tour AD DI の先端剛性を融合した設計で、ツアー採用例も増え、Tour AD ファミリーのなかで DI(直進低スピン)/ VR(走り感)/ IZ(つかまり感)の三本柱を形成している。シリーズ全体でマット仕上げのブラックを基調としたカラーリングを採用した。
ラインアップは Tour AD IZ-4 / 5 / 6 / 7 / 8 の 5 モデル展開で、それぞれ 40g 帯・50g 帯・60g 帯・70g 帯・80g 帯に対応する。フレックスは軽量側で R2 / R1 / S、中量〜重量側で SR / S / X が用意され、調子はシリーズを通して中調子で揃う。手元〜中間がしなり、先端側に剛性を残した挙動が共通フィーリングだ。
先端部に東レの トレカ T1100G プリプレグと ナノアロイテクノロジーを採用し、インパクト時のヘッドのブレを抑えると公表されている。シャフト全体には航空機グレードの 50 トン弾性カーボンを用い、手元はファーム、中間はミディアム、先端はファーム+という剛性配分でゾーンへ入る弾道を狙う設計だ。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| Tour AD IZ-4 | 40g 帯 | R2 / R1 / S | ドライバー / FW | 中調子 |
| Tour AD IZ-5 | 50g 帯 | R2 / R1 / S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| Tour AD IZ-6 | 60g 帯 | SR / S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| Tour AD IZ-7 | 70g 帯 | S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
| Tour AD IZ-8 | 80g 帯 | S / X | ドライバー / FW | 中調子 |
軽量側はキャスティングが広く HS が控えめなゴルファーまで拾う一方、70g・80g 帯はフレックスを S と X に絞って高 HS 帯を意識した構成。シリーズ全体で「先端剛性によるブレ抑え」と「中調子のつかまり感」を共通フィーリングとして揃え、重量帯で振り抜きとスピン量を調整する流れになっている。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 63.0 g | 3.2 | 中 | 45.25" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Tour AD IZ-4 | 高 | ◎ | マイルド | ソフト | ○ | HS 38〜42m/s 帯の軽量入門に |
| Tour AD IZ-5 | 中-高 | ○ | マイルド | しっとり | ○ | HS 40〜43m/s 帯のオートマチック型 |
| Tour AD IZ-6 | 中 | ○ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 43〜46m/s 帯の主力モデル |
| Tour AD IZ-7 | 中-低 | ○ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 46m/s 以上で叩く層に |
| Tour AD IZ-8 | 低-中 | △ | タイト | しっかり | ◎ | 高 HS 帯のヘッド暴れ抑制用 |
シリーズの設計軸は中調子で揃い、手元〜中間のしなり戻りでタイミングを取りつつ先端剛性で吹け上がりを抑える挙動が共通する。重量帯が上がるほど弾道は中-低へシフトし、つかまりも 6 番手まではキープしつつ 7・8 番手では控えめに。Tour AD DI と比べると、IZ は同重量帯でもやや上がりやすくつかまり感が残るのが特徴だ。
HS 43〜45m/s で振れる中堅アマチュアの主力候補は Tour AD IZ-6。手元〜中間の素直なしなり戻りで切り返しのタイミングが取りやすく、先端剛性で吹け上がりも抑えやすい。スライス傾向の打ち手でもストレート〜軽いドローでまとめやすく、ドライバー・FW 両用の万能型として国内フィッターからの推奨も多い。
HS 46m/s 以上でしっかり叩ける層には Tour AD IZ-7 が向く。重量と先端剛性が増した分、強振してもヘッドが暴れず、低めの中弾道で風に強い直進性を作りやすい。Tour AD DI 7 のような完全な低スピン型に比べると、IZ-7 はわずかに上がりやすく、フェード〜ストレートで運びたい層にもフィットしやすい。
HS 40m/s 前後の中速派や 60g 帯が重く感じるゴルファーには Tour AD IZ-5 が候補。軽量帯ながら先端剛性とつかまり感は維持されており、軽さで楽に振りつつ中-高弾道のオートマチックなストレートボールを引き出しやすい。
シリーズ内の住み分けは「上がりやすさ・軽量で楽に振りたい」なら Tour AD IZ-4 / IZ-5、「万能で振り抜きとつかまりの両立」なら Tour AD IZ-6、「叩いて低めの直進弾道で運びたい」なら Tour AD IZ-7 / IZ-8 という流れ。HS と振り方で重量帯を選んでも、中調子+先端剛性という共通フィーリングが軸として残るのが IZ シリーズの特徴だ。
同じグラファイトデザインの三本柱として、Tour AD DI は中調子+先端剛性で低スピンの直進弾道を作る系統、Tour AD VR は中調子+手元剛性で走り感とつかまりドローを演出する系統。これらに対し IZ は中調子で手元〜中間のしなりを残しつつ先端を締めた「つかまり感系」として位置付けられ、DI で吹け上がりが足りない・VR で走り過ぎると感じる層が選ぶシャフトとされている。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・中弾道 タイプ
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
181位/全397本 (46%・普通)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
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| Tour AD IZ-5 |
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| Tour AD IZ-6 |
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| Tour AD IZ-7 |
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| Tour AD IZ-8 |
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