Arnold Palmer ・ アーノルド パーマー
golf を大衆のものにした「ザ・キング」、メジャー7勝。
アーノルド・パーマー ― 「アーニーズ・アーミー」を率い、ゴルフを大衆のスポーツに変えた「キング」 物語・名場面・人物像を読む →1929年9月10日、米ペンシルベニア州ラトローブ生まれ。父ディーコンがプロを務めるラトローブ・カントリークラブで育ち、1954年の全米アマチュア優勝を足がかりにプロ転向した。1955年から1973年にかけてPGAツアー62勝、メジャー7勝を積み上げる。最盛期の1960年には8勝を挙げ、全米オープン最終日に7打差14人抜きの大逆転を演じて「パーマーのチャージ」を golf 史に刻んだ。テレビ中継の普及と相まって絶大な人気を誇り、ジャック・ニクラス、ゲーリー・プレーヤーと並ぶ「ビッグスリー」として時代を築いた。アーノルド・パーマー小児病院など慈善事業にも力を注ぎ、2016年9月25日に87歳で他界するまで「ザ・キング」として愛され続けた。
力強くスピンの効いたドローボールを操る屈指のドライバーであり、つま先を内に向けた独特のスタンスから繰り出す勝負強いパッティングも武器だった。安全策を取らず常にピンを狙う大胆不敵な攻めの golf が持ち味で、劣勢からでも一気にたたみかける「チャージ」は観客を熱狂させた。勝敗を超えてファンを楽しませる華のあるプレースタイルが、彼を国民的スターへと押し上げた。