- 先端〜中間剛性を高めた低スピン特化の元調子カスタム
- 手元の柔らかさでタイミングを取りやすいハードヒッター仕様
- 60g 帯と 70g 帯の 2 モデルで HS 45m/s 以上を網羅
2015 年 7 月に発売された TOUR AD M9003 は「Tour AD 9003」系の第 3 世代カスタム。型番の「M」は Modify(モディファイ) を意味し、初代 9003 / Z9003 を踏まえつつ現代ヘッドにマッチさせるべくパワーヒッター方向へ振り直したと公表されている。
ラインアップは M9003-6(60g 帯)/ M9003-7(70g 帯) の 2 モデルで、いずれも S と X フレックスを展開。全モデル元調子で統一され、手元の柔らかさを残しつつ先端〜中間の剛性を高め、トルクは絞った重厚な振り味でまとめている。
東レの T1100G カーボン繊維プリプレグに NANOALLOY 樹脂技術を組み合わせ、高弾性 55 トンカーボンを積層。先端〜中間の剛性を底上げしながら元調子特有の粘りと弾きを両立させたとメーカーが公表している。
| モデル | 重量帯 | フレックス展開 | 適合クラブ | 調子 |
|---|---|---|---|---|
| TOUR AD M9003-6 | 60g 帯 | S / X | ドライバー / FW | 元調子 |
| TOUR AD M9003-7 | 70g 帯 | S / X | ドライバー / FW | 元調子 |
シリーズは M9003-6 と M9003-7 の 2 モデル構成で、いずれも S と X のみの展開。SR や R を持たず、HS 45m/s を下限としたハードヒッター主眼のラインアップになっている。6 番は HS 45m/s 前後の中堅から上級、7 番は HS 46m/s 以上のパワーヒッターが基準で、重量階層は薄いが「振り切れる打ち手だけを相手にする」割り切った構成だ。
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 68.0 g | 3.1 | 元 | 45.98" |
| X | 69.0 g | 3.1 | 元 | 45.98" |
| フレックス | 重量 | トルク | 調子 | 長さ |
|---|---|---|---|---|
| S | 76.0 g | 2.4 | 元 | 45.98" |
| X | 78.0 g | 2.4 | 元 | 45.98" |
| モデル | 弾道高さ | つかまり | しなり感 | 打感 | 振り抜き | ひと言 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TOUR AD M9003-6 | 低-中 | △ | マイルド | しっとり | ○ | HS 45m/s 前後の上級向け定番 |
| TOUR AD M9003-7 | 低 | △ | シャープ | しっかり | ◎ | HS 46m/s 以上のハードヒッター用 |
シリーズ全体として手元のしなりでタイミングを取りつつ、先端〜中間剛性で吹け上がりを抑え込む設計が共通する。トルクは 6 番側より 7 番側がさらに絞られ、強振しても暴れず低スピンの強い弾道に収まりやすい。HS が伴わないと「ただ硬いシャフト」に感じられる難度の高さもあり、対象 HS 帯を見極めての導入が前提になる。
HS 45m/s 前後で「左へは行かせたくないが球は強く打ちたい」という中堅〜上級アマには TOUR AD M9003-6 が定番。先端〜中間の剛性で吹け上がりを抑え、手元の柔らかさでタイミングが取りやすく、フェードを軸にラインを出しやすい低めの中弾道に収まる。
HS 46m/s 以上で振り切れる上級者・パワーヒッターには TOUR AD M9003-7 が向く。重量とトルクの絞り込みで強振してもヘッドが破綻せず、低スピンの突き抜ける低弾道で風や深いラフに負けにくい球を作りやすい。
反対に HS 40m/s 台前半までのアマチュアには M9003 はほぼ向かない。振り切れる HS が無いと「硬いだけのシャフト」に感じやすく、球が上がらず右への押し出しが増えがち。同社内なら Tour AD DI や BB など 1 段振りやすいモデルが候補だ。
シリーズ内の住み分けは HS 45m/s 前後なら M9003-6、HS 46m/s 以上の叩き手は M9003-7 が基本線。両モデル共通の「手元しなり+先端〜中間剛性」という設計思想なので、重量帯を入れ替えてもフィーリングが大きくぶれない。
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
市場全シャフトの中でこのモデルがどこに位置するか(赤=このモデル)
フェード寄り・低弾道 タイプ(フレックス平均)
市場全体の分布における位置(赤=このモデルの該当ビン)
市場価格における位置(赤=このモデル)
| モデル | 👍 良い点 | 👎 気になる点 |
|---|---|---|
| TOUR AD M9003-6 |
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| TOUR AD M9003-7 |
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